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Lyric is my life〜もうひとつの誕生日〜
−rebirth− |
夢を叶えるということは
憧憬に共鏡のように照応しあう責務を受け入れる覚悟がいる、
そんな気がします。
だから作詞家という職業に覚悟を決めた日、尊敬する作詞家にめぐり逢った日が
私のもう一つの誕生日。
人生に於いて、「もう一つの誕生日」は幾つか存在していくような気がします。
自分にとっての「記念日」というのは無数にあるけれど、それとは違う、
もっともっと重要な、自分が「生まれ変わったと感じる日」を刻んで生きてゆきたい。
2002年3月30日は、私にとって、二つ目の誕生日、Rebirth。
生涯の夢を再確認し、覚悟を決めることが出来た日。
人は何のために生まれてきたのか、生を授かったのか。
考えると、生まれてくることすら大変な競争率をくぐり抜けてきた私たち。
それはそこまで強く生まれることを願った生命が
生まれてくることを許された証ではないでしょうか。
なぜこの世に生まれることを許されたのか、望まれたのか、そして望んだのか、
その答えを探していく旅が人生なのだと思うのです。
逆にそう思えば、少しは悲しみも乗り越えてゆける原動力になるかもしれません。
作詞家としての道を模索して歩き続けて行く中で、
初心を忘れかけたり心が怠けたりする時は自戒の言葉として、
また、発憤の手段として、このページを読み返したくて、
人生とは、音楽とは、といったエッセイも含めて、過去の日記の中から抜粋し、
加筆修正してみました。
そんな個人的な呟きですが、
音楽に限らず、何か夢に向かって歩き出そうとしている方が、
ひどく落ち込んでしまった時など、ふとこのページに足を止めて下さって、
よし、自分ももう一度頑張ってみようかな
という勇気をもし少しでも感じて頂けたら、こんなに
嬉しいことはありません。
たった一度の人生。
限界を自分で決めたりせず、生かされている命を精一杯輝かせて。
ここに偶然辿り着いて下さった皆さん、ありがとうございます。
お互いに頑張りましょうね!
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