メジャーデビュー前
(2002〜2004年)に綴っていた
自戒の覚え書きリスト
無名とて責任は同じ
素晴らしい出逢いにするために
ぬちぐすい
〜命の薬〜
歌力
〜歌に宿る魂とオーラ〜
反響の杖
〜名誉の中傷〜
喜怒哀楽すべてを養分に
作詞家としての私のカラー
結果で恩返ししたい
風を生み、夢を泳ぐ魚
再生紙の如く
誇り高き亀になろう
ヴァンパイアになってでも書き続けたい
〜夢の中で目覚めた夢〜
生まれることを許された証
raison d'etre
DNAの夢
生まれ落ちた宿命に寄り添う運命
Much rain wears the marble
世間のレールをはみ出した幸せのレール
千の人生、千の出逢い
〜5分間のドラマに〜
継続の才能
〜人は楽園では暮らせない〜
どうすれば作詞家になれるか
それを考える苦楽が血となり肉となる
コンペ、その彼方(をちかた)を
風が生まれる瞬間の波
幸せへの順路
〜回り道は宝探しの時〜
欠点は可能性の宝庫
日美という名の如く
〜日本の美〜
Rebirth
〜全てをクリエイティブに繋げて〜
 
2004.2.16 生まれることを許された証


比較的心の波は穏やかに過ごしているつもりでも、色んな事に相変わらず
一喜一憂しつつ、時折波立つ日がある。
でも、poetryでも書いたように、
誰もが気の遠くなる競争率を乗り越えて、この世に生まれてきたのだ。

絶対に生まれたいという強い思いと、生まれなければならなかった何かの意味を
誰もが持っているはず。
信仰心の欠片もない私だけど、生命の重さ、はやはりそんな風に感じてしまう。

固く握りしめたもみじの手を広げた瞬間に、そのことさえ忘れてしまって、
自分が求めたい夢が何なのか、探り当てていく、それが人生かなと思う。
自分らしくいられる場所を探す旅。

きっと、私の忘れ物は、自分の手で何かを生み出したいという夢、もう既に
出逢ってると確信している。
書かせて貰える今の状態に感謝して、健康であることに感謝して、
一つ一つステキに年を重ねたい、という思いは年々強くなっていく。


2003.12.6に「生命」というタイトルで「domani」コーナーへ公開したPoetry。
この気持ちを忘れたくない。
「生命」


この世の試練と
この世に生まれるための試練
どちらが大変なのだろう

何億もの精子が
果てしない卵子を目指して 泳いでゆく

生まれたい一心で 息も絶え絶えに
その分厚い扉を 突き破れば
この世の光が浴びられると 知っているのか

素晴らしい世界を覗くことを許された
ただ一つの精子と卵子の結晶
生まれいづるその生命は 奇蹟の倍率をくぐり
勝ち取った栄光の証なのだ

自らを卑下する理由がどこにある
自らを過保護にする理由がどこにある

この世でも 闘い続けることが
与えられた宿命ならば
己と闘い どこまでも泳ぎ続ければ
また何かが生まれ来るはずだ








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