|
|
2005.1.8 無名とて責任は同じ |
いつどこで突然何が起こるか分からない天災の恐ろしさ。
昨年を表す一文字は「災」でしたが、確かに地震に台風に天災が一気に押し寄せた一年で、「災い転じて福に」という願いも込められているのでしょう。
私たちの職業でせめて出来ることは、悲しみを拭い去ったり、疲れを癒したり、それが音楽の素晴らしさではないかと思います。
私という作家は無名です。
でも忘れてはいけないのは、例えば震災テーマソングなどと銘打った企画じゃなくとも、
売れる売れないに関わらず、望む望まないに関わらず、たとえ無力でも、
歌を創る限りは、何らかのメッセージを届ける立場にいるのだという自覚と責任を常に持つこと。
だからこそ、たとえ一人でも、聴いてくれた人に感動や安らぎや喜びを届けられたら本望だと思うのです。
私にとっては2004年は本当に素晴らしい一年でしたが、
それでもやっとまいた種からちらほら花が咲き始めたという状態で、まだまだ種まきをしなきゃいけないきちんと耕せてない作詞活動の土壌。
気を引き締めて2005年、更に頑張っていきたいと思います。 |
|