メジャーデビュー前
(2002〜2004年)に綴っていた
自戒の覚え書きリスト
無名とて責任は同じ
素晴らしい出逢いにするために
ぬちぐすい
〜命の薬〜
歌力
〜歌に宿る魂とオーラ〜
反響の杖
〜名誉の中傷〜
喜怒哀楽すべてを養分に
作詞家としての私のカラー
結果で恩返ししたい
風を生み、夢を泳ぐ魚
再生紙の如く
誇り高き亀になろう
ヴァンパイアになってでも書き続けたい
〜夢の中で目覚めた夢〜
生まれることを許された証
raison d'etre
DNAの夢
生まれ落ちた宿命に寄り添う運命
Much rain wears the marble
世間のレールをはみ出した幸せのレール
千の人生、千の出逢い
〜5分間のドラマに〜
継続の才能
〜人は楽園では暮らせない〜
どうすれば作詞家になれるか
それを考える苦楽が血となり肉となる
コンペ、その彼方(をちかた)を
風が生まれる瞬間の波
幸せへの順路
〜回り道は宝探しの時〜
欠点は可能性の宝庫
日美という名の如く
〜日本の美〜
Rebirth
〜全てをクリエイティブに繋げて〜
 
2003.10.26 千の人生、千の出逢い〜5分間のドラマに〜

何百、何千、という人生を舞台で演じられる女優という職業は素敵だと思う。
美人に生まれれば、誰でも女優さんになりたい夢を持つんじゃないだろうか。

歌の世界も、3〜5分少々という短い時間に詰め込む様々な人間ドラマが存在する。
主人公になりきって歌ってくれるアーティストに、歌って欲しい日常や非日常の一コマや人生を委ねるのが作詞家ではないかと思う。

勿論、アーティストが自分の代弁者となってもいけないし、あくまでも主役はアーティストであり、アーティストの魅力を引き出すという作業なのだけど…

ひょっとすると、これほどまでに作詞家に魅力を感じるのは、女優さんにはなれなくても、裏方でもいいから幾つもの人生を演じてみたいという憧れがあるのかも知れない。

また、机上で黙々と創作活動を続けているだけでは、ここまで続かないだろうと思う。
自分の目標に支えられているということもあるけれど、この仕事が、例えば小説家のように一人のチカラでは成り立たない、
皆で一つの音楽を作り上げていくものだからこれほどまでにも惹かれるんじゃないかと思う。

少しでもいい音楽を作るために、音楽家も含めた業界の方々は、シビアな目で、様々な出会いを求めながら、
お互いに作品を向上させることに尽力を惜しまず、常に新たな刺激を与えあったりなさっているのだと思うのだ。

たとえ、一緒に仕事をするまでに至らなくても、おそらく素晴らしい多くの出会いが生まれて、意気投合したり、何らかのエネルギーになり、栄養源になっていくのではないか。

音楽作家にはその過程があるからこそ、私はその中でも、
伝えたい言葉というジャンル「作詞家」という職業を追いかけ続けていけるのではないか、そんな風に思う。






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