うさちゃん3Dカメラ


種類 フリーウェア
バージョン バージョン 1.1
動作確認済機種 MI-506
未サポート機種 MI-10
その他 CE-AG03,CE-AG02 デジタルカメラをサポート


機能概要
止まった物の立体写真を撮影するMOREソフトです。
カメラを移動させて左目用と右目用の画像を撮る方式です。

撮影した写真は、平行法で見ることで立体視することができます。

撮影に少しコツが必要ですが、挑戦してみてください。

立体写真撮影機能
静止した物(物でなくても じっと止まっているものなら人でもOKです)の 立体写真を撮影します。
写真は320x240ドットの JPEG で保存されます。
データ管理機能
撮影した写真(JPEGファイル)の「表示」「削除」「名前変更」「カードへの複写」を行えます。
うさちゃんカメラとのゆるーい連携
うさちゃんカメラで撮影したデータを、うさちゃん3Dカメラのデータ管理機能を使って管理し易いようにしました。

使い方
メイン画面
うさちゃん3Dカメラを起動すると、この画面があらわれます。
@ 本体/カード切り替えボタン
カードが入っている場合に有効になります。USMファイル・リストに表示する ファイルを本体内とカード内で切り替えます。
A カードに複写/本体に複写ボタン
カードが入っている場合に有効になります。選択しているファイルを本体から カードに、または、カードから本体に複写します。
B ファイル一覧
JPEGファイルの一覧です。
うさちゃん3Dカメラで撮影したデータはWOI1xxxx.JPGという名前になります。
xxxxは 0001 から 9999 までの数字です。
C 表示ボタン
撮影したデータを表示します。
ファイル一覧で選択しているファイルが表示されます。
D 削除ボタン
選択しているファイルを削除します。
E 名前変更ボタン
選択しているファイルの名前を変更します。
F 撮影ボタン
3D写真を撮影するための撮影画面にはいります。
G うさちゃんカメラボタン
うさちゃんカメラを起動します。
うさちゃんカメラがインストールされている時だけ選択できます。


撮影画面
メイン画面で「撮影」ボタンを押すと、この画面があらわれます。
撮影の仕方は、すぐ下に続く「撮影の仕方」を参照してください。
@水平指示線
水平位置をあわせるための指示線です。矢印を押さえて上下に移動できます。
A目線ポインター
目線をあわせるためのポインターです。Dのボタンで接写用の位置に切り替え ることができます。
B 露光ボタン
露光を調整します。
C カメラ設定ボタン
カメラ設定ダイアログを開きます。使用するカメラで設定できる項目が 異なります。
D ポインター移動ボタン
Aのポインターの位置を接写の時とそれ以外の時とで切り替えることが できます。
被写体に30cmよりも近づくときは、接写用の位置に設定した方が 撮影がしやすくなります。
E 補助線の色変更ボタン
@AGの補助線等の色を変更します。
被写体の色が重なって補助線が見づらい時に見やすい色に変更してください。
E 終了ボタン
メイン画面に戻ります。
F 中心ポインター
中心位置をあわせるためのポインターです。

撮影の仕方
下のような、テーブルにのせたバナナの例で説明します。

撮影は、まず、左目用のデータの撮影から始めます。
次の説明のように、目線ポインター(A),中心ポインター(G),水平指示線(@)の3つの基準を決めて撮影します。
@
右目を閉じて基準になる位置に▲マークを合わせます。
基準の位置は自由に決めてOKです。被写体の近くにすると撮影が楽になると思います。 下の写真の例では、バナナの前の球を基準にしています。
A
@であわせた▲マークの位置がずれないように、ザウルスを少しずつ移動して +マークを被写体の中心のあたり(だいたいで大丈夫!)にあわせます。
B
▲マークと+マークの位置がずれないように、基準線を移動させて、目印になるような水平な線にあわせます。 下の写真の例では、机のフチを目印にしています。
目印になる線は、被写体の後ろでも前でも大丈夫です。慣れてくれば、水平な線が無い場合でも、心の中で「ここ」 と決めた線...この石とこの石をつないだ線みたいなやつ...でも大丈夫なようになります。    


3つの基準をあわせたら...大体で大丈夫ですよ...シャッターを押して撮影します。
まだ、ザウルスと頭を動かしてはいけませんよ。

さて次は右目用のデータの撮影です。要領は左目の場合と同じです。
C
今度は左目を閉じて@で基準にした位置に▲マークを合わせます。
ザウルスを右に少しずつ平行移動してください。
D
Cであわせた▲マークの位置がずれないように、ザウルスを少しずつ移動して +マークを被写体の中心のあたり(だいたいで大丈夫!)にあわせます。
ザウルスの右側を下げ、左側を上げるような感じの移動になるはずです。
E
▲マークと+マークの位置がずれないようにしながら、基準線がBであわせた水平線にあわせます。
ザウルスを右または左回りに回転する方向の移動になるはずです。


3つの基準をあわせたら...これも大体で大丈夫です...シャッターを押して撮影します。
これで撮影終了です。
うまく撮れたか確認して「保存」ボタンを押すとファイルとして保存します。
撮り直したい時は「取消」ボタンで元に戻れます。
写真の見方


メイン画面で表示ボタンを押すと、上のような画面で撮影した写真を見ることが できます。

平行法で立体写真として見ることができます。

Yahoo で「立体写真」を検索すると、見方や原理などの詳しい説明をした サイトを検索することができますので、ここでは簡単に見方を説明します。

平行法というのは、左目で左側、右目で右側の写真を見る方法です。

<簡単な方法>
写真の真ん中に、A4くらいの紙を垂直に立てて、紙の右側に右目、左側に左目が くるように顔を近づけます。右目を閉じて左目で見ると左側の写真、右目で見ると 右側の写真が見えるようならOKです。この状態で両目で写真を見てください。 下の黒丸が重なる方向に視点を微調整する写真が立体に見えるはずです。


<慣れてきたら>
写真の下の黒丸が重なるように、視線を調整することで何も使わずに立体視が できるようになります。
1mくらい先を見た状態から、そのままの視線で写真に目を移すと調整が楽です。

更新履歴
'01/06/06 V1.1 公開。

使用条件
前のページの使用条件を よく読んでからダウンロードして下さいね。

ダウンロード
うさちゃん3Dカメラをダウンロード(woi1.ZAC/84KB)

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