西安 旅日記

山画廊
 in 西安(兵馬俑) 練り歩き 2009年 2月14日〜16日  bP

昨年の上海練り歩きですっかり中国づいた私たち・・。
アジアとヨーロッパの文化もすべて含まれているような奥の深さにはまってしまいました。
くわえて安近短+カルチャーショックを味わえる魅力もあります。
今年は、西安(唐の都、長安)に秦の始皇帝の兵馬俑博物館をみたいというのが主な目的です。

出かける前に聞いていたのですが、中国語の標準語は西安で北京ではないそうです。
でもどちらの言葉も残念ながら さっぱりですわ・・


名古屋空港にて

昨年と同様、朝7時の飛行機です。四日市5時40分発のバスに無事乗り込む。
上海乗り継ぎで西安へ約6時間の旅。上海は前回訪れているので、乗り継ぎはスムーズに
行くはずが名古屋空港で買ったペットボトルがバッグの中に・・。
チェックを受けている間に係りのおばさんが勝手にバッグを開け 取り出して、捨てていいかと
言っている。中には財布とかカメラとかいろいろ大事なものが入っているのに・・。
人のものを勝手に開けるな!! と心の中で叫びながら何も言えず、静かに通り過ぎました。

前回の上海旅行で少しはわかったつもりでいましたが、今回も驚きの連続でした。お楽しみに!

みなさん、ほし よりこさんの『きょうの猫村さん』はご存知ですか?
(ネコの家政婦さんのお話で、エプロンは縦結びしか出来きないのです。)
今回利用した中国東方航空の乗務員さん ほぼ全員エプロン縦結びを発見。帰りの飛行機も
そうでしたよ。でもおしりばかり見て、にやにやしてると飛行機から降ろされるかも!注意!

「縦結び写真」ピンボケでわかりにくい、すいません

名古屋から約6時間、無事西安に着き市内をめざす。途中の乾いた大地は、ユーラシア大陸の
真ん中に来たと実感します。今年は特に雨が少なくほとんど降っていないとのこと、
農作物に被害大と、ガイドさんが嘆いていました。


「安定門」
西安の市内に入り まず最初の観光は、シルクロードの起点西の城門(安定門)です。
この隙間なくきちっと積まれた城壁(写真)から完璧と言うことばが生まれたそうです。
この完璧な城壁に囲まれた門の中では、税関としての機能とまた敵から街を守るというふたつの
役目があり、無事検疫を通りシルクロードへ旅立ったものは、財をなし帰ってきたと言う。しかしその数
3分の1だったそうです。また、街が襲撃されそうなときはこの広場に敵を閉じ込め、皆殺しにしたと
聞きました。城壁の上に登ると確かに生きて帰れないのが実感でき、思わず身震いがします。
今 この安定門から続くシルクロードは、広いアスファルト。(写真)

「シルクロード」起点

城壁はぐるっと街を守るように長く続いている。幅は車が5〜6台が横並びで走れる広さ。
街は近代的な建物でおおわれ、歴史ある街には見えないが中国らしさは、そこかしこと目に入る。
また、中国に来てしまった!不思議な引力が私たちをとりこにしつつあるのです。

 <UP写真を見る>
よく見れば今年は素顔じゃありませんか!でも服は、兵馬俑!?


本日観光はここだけで、ホテルにもどって一休み後、夕食へ出かけました。
今回はツアーで来ましたので、自分たちで店を探してという楽しみがないのが、
ちょっと残念ですが、気楽な旅もたまには良いものです。本日四川料理でしたが
そんなに辛くなし。野菜中心でヘルシーで量もちょうどよかった。


帰りは 西安の街の夜景を楽しみながらホテルへ戻り、本日終了。

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