ツーリング報告     ぷかぷか


今回の参加者は8名。
天気予報では終日雨だというのに、○池(兄)さん・ペンギンさん・ごんたさん・トヨキさん・K島さん・○橋Jr.さん・usagiさん、みんなエライ! ついでに私もエライ!
なかでもエライのは時間前にロイホに現れたごんたさん。
お天道様もびっくりして、札幌市内では雨も降らず、このままなら快適なツーリング日和になりそう。
と思っていたのですが、ごんたさんの頑張りも一歩及ばず、常磐を過ぎ支笏湖が近づくに連れて本格的な雨になってしまいました。
まあ今回は下見なんで、走りを楽しむということはあまり考えてなかったし、いいもんねー。
タイミングが少し遅れ、ちょっとウエアが濡れた状態でカッパを着たのですが、カッパの下で逃げ場を失った水分が後になって徐々に体温を奪っていくということにはまだ誰も気づいていませんでした。
走り始めで身体が硬いのに、支笏湖線のコーナーのゼブラ模様の塗装は滑りそうでいやだなあと思いながら支笏湖畔に到着。
ここで江別方面からの二人とusagiさんも合流し、給油を済ませるとペンギンさんの先導で林道へと向かいました。
雨で路面はところどころ気持ち悪く滑るものの、倒木などで不通の箇所はなく、迷ったのも確か一度だけでした。
でも、倒木の伐採が相当に進んだために、場所によっては野球場一面くらいの広さで森が無くなっていて、景色があちこちで変わっていました。
去年の台風の凄さが改めて思い出されます。
景色が変わったせいではなく毎度のことですが、方向音痴の私にはどこをどう走っているのか皆目わからず、分岐点ごとに地図を確認しながらほぼ正解のルートを先導したペンギンさんの記憶力には脱帽です。
確か支笏湖畔を出発したのが10時半くらいで、森野の小中学校跡に到着したのは12時半か1時前くらいだったと思います。
この時点で下半身はパンツまでびっしょり、ブーツの中もぐちょぐちょ、グローブは絞ればたっぷり水が出る状態で、寒さが身にしみ始めていました。
小中学校跡は研修所のような施設に流用されており、土足のままで雨宿りだけできれば良いと思ったのですが、係の人がストーブを焚いて招き入れてくれました。
ソックスが脱げず、床を塗らすからと遠慮したのですが、 「なんも、スリッパ履けばいいですよ」と言ってくれました。
雨の当たらない場所で弁当も食えたし、ストーブの前に立てば暖かさでほっとするし、ほんと助かりました。
更に、係の人は近辺の林道に相当詳しい人で、聞いたことのない沼や、バレーボールができるほど広い洞窟の話などをしてくれましたが、話の様子ではこの先の林道もどうやら不通箇所はなさそうな印象を受けました。
小一時間ほどの昼食タイムを終えても雨足は弱まらず、ここまで確認できたんだから今日はこれで良しとすることになり、○池(兄)さんが3年ほど前に通れたという○○峠を確認がてらオンで帰ることになりました。
峠までのオン走行は、いやー寒い寒い。 途中大滝の「きのこ王国」というところで暖かいきのこ汁を飲み、冷え切った身体を再度温めて峠に向かいました。
峠が近づくにつれ雨足が弱くなり、峠の路面はしっとり濡れている状態でグリップも良く、やっと安心してアクセルが開けられました。
飛び出したのはK島さん。
擬音語で言えば「キーン」という感じで、コーナーごとに黒々とタイヤ痕を残して、すぐに見えなくなってしまいました。
それまでのルート確認のための走行ペースに相当飽きていたんでしょう。
続いてペンギンさんと私もペースを上げましたが、ジェット機と化したK島さんには追いつけませんでした。
初参加の○橋Jr.さんは、ちらちら見ていたかぎりではどっかりと腰を下ろしたグリップ走行。
森野までの走りでは身体に力の入っている様子もなく、バランスも良さそうで、林道初体験としては問題なしでしょう。
他の人の走りはあまり見ていませんが、ごんたさんのバイクが途中で一時的に不調になりトヨキさんのセロー250と乗り換えていました。
結局回復したようですが、その後いかがですか?
もう一人、「やっぱり支笏湖は鬼門だ!」と言っていたのはusagiさん、やはり○○峠でジェット機と化したらしいのですが、路面の乱気流に呑み込まれ、誰も見ていないところで痛い目に遭ったようです。
身体の方は大丈夫だったんでしょうか。 今回は雨の予報を恐れてカメラを持参しなかったため写真はありませんが、雨でもスローペースでもやっぱり林道は面白くて、酒も飲まないのにみんな笑顔になるし、うーん良かった良かった。

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