- アニメ科
by miki-tea-en
- 2002年ごろからアニソンが
気になりだして、はや5年。
2004年末までに、聴いたアニソン700曲超。
そこで、アニメについてかなりのエキスを得たと思います。
- そして、アニメのOP,EDを
見ること多々。
あぁ、光之大陸がなつかしい。なんで無くなってしまったのだろう
か…。
そこで、岡崎律子さんに突き当たるわけでした。
- 少しすると新作アニメが気になりだし、色々見ること、しばしば。
すぐに自分の好みが分かってきました。
BSデジタルのNHK-BSとBS-i が、一番信用のおける放送局です。
(ネギま!? はBSJapanで見ましたが)
- それで、今すごく言いたいとは、昨日(2007.04.24)放送のNHK BS-2の新番組、アニメギガのことです。
これは、2006年に涼宮ハルヒの憂鬱でヒットを飛ばした、平野綾さんをゲストに招いてのトーク番組です。
私は、最近になってOP,EDを見たぐらいで、内容についてはあまり知りませんでした。
(どれだけ人気があったことは、メディア(日経)を通じてよく知っています)
そこで気になったことは、平野綾さんの声のことです。
気になる点は、声のトーンにもあるような気もします。とりあえず、番
組の前半と後半でだいぶ声が違ったような。
そのことは、本人が緊張するようになったと言っていた感じだとは思い
ますが。
最近の人には、あまり無いぐらいの個性的なタイプの声の持ち主のようです。
個人的には、あんまり肩の力が入らないように声を出してほしい感じがします。
(ハルヒは、それこそ何か異次元からの声がするような…)
10年後にどうなっているか、というのは、あまりどうにもならないような質問のような感じもします。
まだまだ若い年齢ですし、長続きするような活動を探してほしいです。
その点では、ハルヒの全14話という長さもちょうど良いのかなぁなどと。
業界自体が、この先どうなるのかが少し気になります。
最前線の人たち、今、何を模索しているのでしょうか。
これからの備えが、この先の大きな力になると思います。
(2007.04.25)
- これまでの人生について振り返ると、色々なアニメを見てきたなぁなどと思ってしまいます。
幼少時は、日本昔ばなしが印象的でした。あのまったりした展開に、
エンディングのアニメーションが、お気に入りでした。
- サザエさんは、いつでも見てきたなぁという感じです。
日曜日の定番であったような気がしますし、視聴率もすごい高い番組です。
ドラゴンボールZの終わりから見始めて、GTあたりは見ていたのかな。
あと、アラレちゃんを見て、中華一番を見て・・・という感じで。
その後は、こち亀だったんだろうか。記憶があいまいです。
ドッキリドクターというのがあったようですが、すごい番
組だった感じで。
巨大化して、どうのこうのっていうのは、今放送したら逮捕されそうですね。
月曜日は、体操的なアニメがやっていたような。
金田一少年の事件簿は、とりあえず結末まで長かったです
ねぇ。
名探偵コナンは、すごく見やすかった気がします。
金曜にドラえもんが放送しています。
クレヨンしんちゃんは、なかなか見なかったですね。
あの下品な部分が作用したようです。
テレビ大阪系のアニメを見だしたのは、けっこう後になってからのような気がします。
スレイヤーズは音楽しか覚えていない。普通な友人でも結
構覚えているようで。
彼氏彼女の事情は、エンディングの"夢の中へ"はしっか
りと覚えているんだけど。
スーパードールリカちゃんというのを克明に覚えていま
す。
ああいうのが、好みのだったのかもしれません。
テレビ大阪といえば、朝のこども劇場を忘れるわけにはいかず。
(現在は、ドラゴンドールと金田一少年の事件簿を再放送中)
ポケモン流行時は、おはすたも見てた記憶がありますが、
夏休みとかになると、朝のアニメを食いつくように見てたなぁ。
少女マンガで好きだったのは、神風怪盗ジャンヌ。
放送時間が、よく分からなかったので、見てたりみてなかったり。
ハンター×ハンターも好きでした。木曜日は他の用事が
あったので、頑張って見てました。
NHKといえば、カードキャプターさくらですね。
あまりの可愛さに当時の自分では見れませんでしたが、正月に祖母の家の行って、
そこで見たさくらの特集が印象的でした。なんかすごいコスチュームにあのカードを集める概念も好きでした。
カードを使うのに、杖でカードを叩くとか驚きです。フライのカードが好きでした。
人によると、男のコでも普通に見てたようですね。
たぶん、小学生にとっては衝撃だったと思います。
その当時からエヴァは有名だったようですね。
全然知らなかったので、よく分かりませんが、友人はEDにレイがぐるぐる回っているのが印象的だったようで。
- 中学生になると、ほとんどアニメは見てなかったと思います。
多分、ごく定番のものぐらいかと。
- 高校生になって、色々なOP,EDをダウンロードして見てから、深夜アニメに興味を持つようになりまし
た。
ただ、あまり好みでもなかったような気がします。
アニソンは良いけど、アニメそんなに興味のない日々がずっと続いていました。
さくらの再放送が始まったぐらいから、アニメが少し好きになりました。
とある友人がMADLAXが良いとか言ってたので、少し見てました。
なにやら見てた、リリカルなのはが可愛かったかなぁ。
当時はBSチューナーが無かったので、初期のBSアニメ夜話が見れな
かったのは残念でした。
それからネギま!を知って、毎月のCDなんかを友人に借りたりしなが
ら楽しんでいました。
特にオリコンに登場して、歌の大辞典なんかに紹介されるのが痛快でした。
あの長い名前は、ほとんで宣伝文句にしか聴こえなかったような。
それから、デジタルチューナーを買って、AIRを見たかなぁという感
じ。
技術は素晴らしかったけど、内容は最後の部分が特に分からなかったです。
それと、ローゼンメイデン(第一期)は結構見てました。
また、忙しくなってほとんどアニメを見てない日々が続きました。
- これまでに、適当に見てたといえば、これが私のご主人様は絵は好きでしたが内容が好みでなかったかなぁ。
苺ましまろは、結構見てました。それと、ひだまりスケッチを見て、
この前は、ネギま!?、Kanonを見てました。
NHKの彩雲国物語も適当に見ています。
今秋のクラナドをどうしようかなぁ、などと考えながら日々を過ごして
います。
(2007.05.12)
- 今回は、AIR、Kanonあたりを振り返ってみたいと思います。
アニメは、ここ数年の変化しか感じてませんが、進化してきた部分も多いです。
特に、デジタル技術の進歩や使い方しだいで、いろいろ変わってきたと
感じるのが京都アニメーションの作画です。
アニメは、セル画と呼ばれる手書きのデッサンから始まるみたいです
が、
動画となるためには、相当な工程へ過ぎなければなりません。
その中で、手書きの原稿から、スキャナーを通して、デジタルカラーで
の着色は画期的だと思います。
エヴァの時代は、細かいところをつまようじで塗ったりしていたそうで…。
たぶん、CCさくらの第3期には登場していたので、もう7年以上は経つのでしょうか。
CGの進化もあり、映像の手作業での表現は、方法をいろ
いろ変えながら日々挑戦している感じが伝わってきます。
AIRのTV放送は、2005年の1月からでした。
最初に驚かされたのは、音楽の壮大さでした。
物語に欠かせない要素だと感じています。
そして、なんといってもあのデジタルでの色作りでした。
今にしてみれば、作画のムラはあったのかもしれませんが、見ているほうからすると感動です。
独特の目の表現にしても、いや、観鈴の生き生き感がとても素晴らし
かったです。
個人的には、デジタルチューナーを買ったばかりの喜びでした。
Kanon(2006)の放送は、2006年の10月からでした。
結構、10月まで首を長くして待ちわびていた気がします。
AIRほどの驚きはなかったですが、24話のロングランの中でも最後しっかり魅して
くれたかなぁという感じです。
あまり古い作品の香りがただよわず、毎回、楽しんで見ることができました。
(2007.06.24)
↑AIRのオープニングのワンシーン
↑Kanon 24話での風景描写
- さて10月になりました。新作の季節ですね。なんやかんやで、
日本を離れたこともあってかアニメを見ることに色々感じないこともない現状です。
今回取り上げたいのは、8月にBS-2で放送のあったアニメギガスペシャル
とことん押井守 です。
のべ1週間で23時間を越える集中放送。また、頑張ったなぁという感じでした。
その中で、押井さんの作品を見るなかで、おもしろいと感じたのは、うる星やつら2
ビューティフル・ドリーマーです。
この作品は、らきすたの最終回のモチーフになったような作品で、
文化祭前日が、ずるずると続いていくような質感を持っています。
集中放送の最終日は、生放送でこの作品の魅力について語る番組、BSアニメ夜話が
あり、
20年以上、昔の作品だということが不思議なくらい、魅力的な語り口でした。
押井さんの映画についての考え方を解き明かすヒントが数多く提示され
ていて、とても満足する放送でした。
ただ、何回その映画を見ても、よく分からないとこは分からないなぁ、などと思います。
攻殻機動隊/GHOST IN THE SHELLやイノセンスとは、違う人間的な魅力を感じました。
キャラクターの放つ、強烈なオーラの元となる声優さんたちの活躍あ
り、
アニメーションの質を高める作画ありの、当時の技術ならではの深みが
ありました。
それこそ、アニメーションというものは、人間の手の力で絵が広がっていくわけで、
何もない紙の上に描かれる、キャラクターというものは、人の心に直接伝わってくる感じがします。
現代は、CGが活躍する部分もあり、カラーはデジタルになり、作品は様変わりしています。
映画にかかわる予算も、それこそ物量的な差があるかもしれません。
そう考えるとアニメのテレビシリーズというものは、苦行というか苦難
の道のりなのでしょう。
スポンサーがいないと話にならないし、納期は近いし、質
は厳しいし。
名作となる作品にある魅力をどうやって引き出していくか、それは試行錯誤の繰り返しそのもののように感じます。
アニメには、必要なシナリオがあります。原作や脚本など色々あると思
いますが。
ただ、映像にするときに魅力なるものが、何かという研究はどの程度行われてきたのでしょうか。
それこそ、太陽のホルスやカリオストロの城やとなりのトトロが持っているものは、何なのでしょうか。
人の好き好みあれ、充分に魅力を持ったアニメというものは、どれだけ作られているのでしょうか。
そういう意味で、京都アニメーションという会社は、素晴らしいものが
あります。
歴史的には、下請け会社として発足した京都アニメーションは、やはりAIRで
高い評価を得たことによるところが多いのではないでしょうか。
もともとPCゲームとして発売されていた、AIRには明確なシナリオ
があり、音楽があり、声優があり、監督があり…。
らきすたで語られたとおり、数を減らし(他の会社からの仕事も含む)質の高い作品を
作ることが重要そうです。
知り合いで普通な文系の男の先輩が、なんとなく企業見学に行ったそうですが、
ただただ、アニメを作っている会社だということを聞いたような気がします。(会社の
経営という部分も重要です)
個人的に一番重要な成功要素というものを考えると、それは企画力にあると思います。
とりあえず、アニメにして面白い作品を探し出すことが一番の成功の鍵ではないでしょうか。
そして、現場にいる人たちの知恵と勇気でしょうか。
ほんと、アニメならではの良さというものは、人間の努力以外の何者でもないはずで、
それだけの工夫を凝らした作品こそが、一流たるゆえんではないでしょうか。
これからのことを考えると、日本の中で良質のアニメを作れる会社は、かなり限定されていくでしょう。
いくら成長している産業といえども、少子化の波は容赦なく進み、
どれだけ企業精神をもって活動できるかが、今後の焦点になるのではな
いでしょうか。
小さな子どもをはじめ、多大な人間に影響をあたえることになる、
夢のあるアニメーションは、本当の倫理観をもって作品を作る必要があ
ります。
現場にいる人だからこそ、自分の作品はよく分かっているはずであり、
その作品の今後の影響力というものも、把握している必要があります。
良い作品は、きっとその人たちの心の中から生まれてくる気がします。
次の未来になっても、きっと良いアニメーションが見れたらありがたいなぁ。
(2007.10.13)
