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ジャガイモの最高級品「インカのめざめ」         
     
         〜〜 手軽な料理法の紹介 〜〜


 原産地は南米アンデス地方。その後日本でも栽培できるよう品種改良され「インカのめざめ」と命名されました。普通のジャガイモに比べて小粒ですが、肉色は黄色く、栗やナッツに似た独特の風味があります。

食感が滑らかで、独特の風味があり、栗やサツマイモの様だと評されています。 
◆火の通りが良いのに煮くずれが少ないので煮物に適し、油加工時の褐色変も少ないので、ポテトチップやフライドポテトにも適しています。
◆低温(2〜3゜C)貯蔵すると、更に甘みが増すので、デザートの材料に最適です。
◆皮付きのまま料理に使えます。


☆品種の特性を活かした手軽な料理を、幾つか紹介します。

◆小イモのホールフライ
 皮付きの小さなイモをフライにします。少なめの低温の油に入れ、徐々に火力を強くします。3分後に190°C くらいに油温を上げてすくい上げ、十分に油切りをします(大きめのイモは、半切りか電子レンジで加熱して揚げます)。塩・コショウで味を整えます。

◆皮付き小イモのアンデス風スープ
 ディルの茎、月桂樹の葉などのハーブと一緒に水から煮込み、コンソメで軽く味付けして塩・コショウで味を整えます。スープ皿にコリアンダーを入れて注ぎ、1〜2分置いてから頂きます。冷やしスープにして、レモンを添えても美味しいスープです。

◆ハーブポテト(ローズマリー・キャラウェイ・ディル等)
 適当な大きさに切った「インカのめざめ」を電子レンジで100グラム当たり2分半加熱。オリーブオイルを引いたフライパンで粉チーズ、刻んだハーブ、塩、コショウを絡めながら、焦げ目が付くまで炒めます。

◆皮付き小イモのトマト煮
 トマトを4つ切りにして、好みのハーブや「インカのめざめ」と一緒に煮込みます(水は不要)。塩、コショウで味を調え、バジルをトッピングすれば出来上がりです。

◆デザート
 低温貯蔵すると甘みが増すので、栗やサツマイモで作るデザートや和菓子がすべて作れます。滑らかで、やや柔らかですから使いやすい食材です。

◆ジャガイモを使った定番料理、カレー、シチュー、グラタン、肉じゃがなどに使うと、ジャガイモが主役のひとつになりワンランク上の料理に変身します。

◆この他にもイモご飯(栗ご飯のよう)やサラダにも最適です。