PLAN |
向上すべき重要な要素 |
まずは、 1. 「よく動く」 (適度で十分な練習) 2. 「よく休む」 (ストレッチ・マッサージ・指圧・睡眠) 3. 「よく食べる」 (バランスのとれた食事) を繰り返すしかありません。 とにかく、練習後の超回復の際には、神経系・心肺能力・筋力・精神がそれぞれ状況に最も適した割合で強化されるでしょう。また、そうなるような練習メニューを組まなければなりません。 ストレッチ・マッサージ・指圧は、本当はやらなくていいのが一番いいのですが、忙しい人は疲れをため込んでしまうことが多いので、やはり必要だと思います。本屋さんに行けばいろいろな本が売っているので勉強してみて下さい。頭のてっぺんから足の先までの筋肉・関節・骨・血流・中枢神経までを包括したBIOMECHANICUS、それらに負荷・侵襲が加わったときの生体の自己修復・自己回復のメカニズム(広い意味でのSPORTS MEDICINE)を含めて。 -本の紹介しときます- 結構オンラインショッピングで買えるみたいです。 [ザ・ストレッチング] -初心者のための基本テクニックと練習法- 萓沼文子監修 日本文芸社 1998 [Basic and Applied Sciences for Sports Medicine] edited by R.J.MAUGHAN Butterworth Heinemann 1999 (1) 技術(=神経系) フォームのこと。特に初心者にとって重要であり、東北大では主に屋内リンクで練習します。氷上でうまくできないことは、足場の安定した陸上で練習したりもします。 テレビで橋本聖子などがやっていた、ローラースケートなども重要です。 (2) 心肺能力 普通にスポーツとして体を動かしたい人も、心肺能力ぐらいは、鍛えたり、維持したりすることができると思います。 (3) 筋力 筋力というとすぐに思いつくのはウェイトトレーニングですが、実際のスケーティングに近い陸上運動で筋力を付ける練習も重要です。筋力は、特に中級者にとって重要になってきます。リンクで養うことができますが、夏期に陸上でやるジョギング・ランニングなども確実にスピードアップに結び付くので大事です。 (4) 精神 別に昔のウサギ飛び校庭十周!!などに代表されるような前時代的なことを言っているのではありません。メンタルトレーニングとかのことはよく知りませんが、練習にどの程度集中できるか、などといったことは、初心者でも身近な問題として存在しています。それに、上に立って指導している立場の人なんかは、それをどうコントロールしていくかが最重要課題であったりするでしょう。 ただし、初心者はフォーム練習を頑張っていれば、必要な筋肉がついてくる、といったこともあるので、上で述べたように正確に分かれるわけではありません。 |
練習のバリエーション |
ウォームアップとダウン ジョギング ストレッチング 肩 胸・首・体側 全身・下背・腰・鼠径部 大腿屈筋群・大腿四頭筋 サーキット 異なる種目を組み合わせて1セットとし、繰り返す (図) インターバル サーキットも含めるが、一定間隔をおくトレーニング。主に同じ種目を繰り返す場合をいうような気がする IMITATIONなどの複雑な動作を初めてやるときは、ごちゃごちゃやってもうまくならないので、同じ種目を繰り返しやった方がいい 他のスポーツをする 自転車 水泳 故障中のリハビリによい 球技 サッカー・バスケ・野球 |
年間計画 |
勿論、スピードアップの方法は、その人のレベルや環境元々の資質によって違います。順番も、この順序とは限りません。むしろ逆にやった方がいい場合もあります。つまり、すべての人に通じる練習メニューはありません。やはり個人個人でやる自主トレが不可欠であると思います。 シーズン始めは、jog+form upが基本でしょう。 陸トレ(4〜7、9〜10月)は、技術的には、form up, imitation, slide board, roller、筋力的には、jogging & running, 階段, jump, weight, ergoが重要になってくると思います。本格的なシーズンが始まるまでは、兼部先でのトレーニングも有効でしょう。 氷上(11〜12月)では、intervalやcircuitを通じて、技術的な面と、筋力的な面をバランスよく強化していけばよいと思われます。 Orientationとして、全てのメニューを軽く流す、という手もありますし、Randomに適当な順番でやってしまう、というのも気分転換にはよいかも知れません。 |
月間計画 |
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週間計画 |
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