1998年北海道&東北ツーリング

 

8月11日ぼちぼちのお天気です。今日は五色温泉近くのイワオヌプリ・ハイキングにチャレンジ。・・・・・が、

「どこが約1時間のハイキングやねん!立派な登山やんか!」と半分くらいまで登って

「人生戻る勇気も必要やんな。」と軟弱ライダーは登山をリタイアし、湯本温泉:雪秩父に入浴。極楽、極楽!

登山(の真似事)もしたし、温泉にも入ったし、お腹もすいたし、小腹の足しに道端で売ってた「とうきび」を食べ、

昭和新山を眺めつつ、心はメロン!メロン!!

最初は「半分ずつ食べよっか。」と言ってたものの、メロンの姿とご対面すると「まるごと、1個大丈夫」の自信。

お店のおばちゃんにナイフとスプーンを借りて『まるごとメロン!』

私の人生始まって以来です、こんなに豪快なメロンの食べ方したのは。

おばちゃんに「学生さん?」と聞かれ「違います、働いてます。」って答えたのに数分後には

「いいわねぇ、学生さんは休みがいっぱいあって。」と言われる始末・・・・・だから違うってば。

そして「とうぶんメロンは、いいわ。」と思えるまで満喫し、次に目指すは長万部の『かにメシ』です。

ハッキリ言って、お腹一杯だったケド今回のツーリングのモットーは「食い道楽」と決めていたので

多少のことではヘコタレません!「うっぷ」とは思いながらも、美味しかったですよ『かにメシ』!

 今夜のお宿は『東大沼キャンプ場』。よく聞くキャンプ場なので一度泊まってみたかったんです。

さすがにライダーさんがいっぱいいらっしゃるキャンプ場ですね。

でも個人的には、昨日のキャンプ場の方がお気に入りです。

 

8月12日朝から、ありゃりゃの雨。やむまでテントでゴロゴロしてたら、なんと床上浸水!まいったね。

次回からきちんと防水しなくっちゃ...といいつつも、きっとしないでしょうね。

雨がやむのをみはからってテントを撤収、R5号線を南下し目指すは函館朝市の海鮮丼です。

ここで『うに・いくら・ほたて丼』を注文したのですが、積丹で食べた方がめちゃくちゃ美味しかったです。。。

 今日は恵山方面へ行こうかなと途中まで走り出したものの、雨のため函館市内にUターン。

函館市内も降ろうか降るまいか考え中の空模様だったので、函館市内観光に切り替えました。

五稜郭やトラピスチヌ修道院などなど、久しぶりに立派な(?)観光もしましたよ。

そして夕方には湯の川温泉:日の出湯へ。銭湯の前で地元のおっちゃんに

「ここの湯は元湯だからいいよ!」と教えていただいたとおり、豪快に湯がでていました。

土嚢みたいなのを積み上げてて、自分でお湯の量を調節できるのがおもしろい。

でも、熱くて、熱くて、水道のホースを握りしめていないと入れませんでした...

入浴後、脱衣場では番台のおばちゃんや地元のおばちゃんとの世間話、これも楽しかったです。

 函館から青森行きのフェリー出航時刻までは、まだまだあるので立待岬を見に行きましたが

ガスっていて何にも見えませんでした。そのあと、のんびり夕食を食べてからフェリーターミナルへ。

洗顔、歯磨き、すべて終わらせて寝る体制バッチリだけど、1:00の出航時刻はまだまだです。

東日本フェリーは高いけれど、単車が一番最初に乗れるなんて嬉しいですね。

 

8月13日、生まれて初めて東北の地を踏みました。

北海道に比べると、暑いじゃないですか!少し海を渡っただけで、こんなに違うんですね。

それにしても、青森は大きな街ですね。道路がでっかい!ビックリです。(何といっても奈良市が基本)

市街地を抜けR103号を南下し、7:00過ぎ「酸ヶ湯温泉」到着。初の混浴チャレンジです。

(でも屋久島の海中温泉で、入ったといえば入ったな。)

かけ湯までは、とりあえず仕切られてるのでまったくOK。天井が高く、湯治って感じがいいなぁ。

白濁色で入ってしまえばこっちのもの(?)湯船も一応仕切られてるので入りやすかったです。

さすがに打たせ湯までは行けなかったけど、境目の温泉飲用口までは行って飲んじゃいました。

何とも言えない味ですね...すると腰湯をしていたおばちゃん二人もやって来て「飲みたかったけど、

来にくかったの。」とのこと。。え?さっき打たせ湯まで行ったって言ってたやんか、なんで来にくいの??

 満足、満足、の温泉をあとにR103号を再び南下。すると奥入瀬に突入です。

こんなに国道の横を流れているなんて、意外や意外!写真で見る奥入瀬が目の前にありました。

十和田湖を時計回りに「乙女の像」観光。湖畔の駐車場近くで売られていた「野いちごソフト」隠れたオススメです。

十和田大館樹海ライン⇒R282号⇒R341号⇒アスピーテラインを走り抜け、「盛岡のレーメン」に到着。

『冷やし中華』と『レーメン』の違いに納得です。ゴムみたいに硬くって美味しかったです!!

今日一日不安定な天気だったので、今夜は「しずくいしYH」に宿泊です。

 

8月14日今日も、あやしい空模様です。212号⇒R46号⇒1号⇒234号から花巻を抜け、12号⇒37号。

このあたりでツーリングマップルをぼ〜っと眺めていたら、トレーラーが一台通り過ぎ、

私達よりも20mくらい前に止まりました。そして止まったかと思うと、どんどんバックしてきたので、

「うわ〜、危ないんちゃうん!」などど考えているまに、私達の手前でピタっと止まり運転手のお兄さんが降りてきて

「どこいくの?」と聞いてくださいました。。。すごく嬉しかったケド、あまりの出来事に呆然です。

今まで乗用車に乗った方が、わざわざ道を教えに降りてきてくださったことはあっても、

トレーラーに乗った方がバックしてきてまで、道を教えに来て下さるなんて初めてです。

それでもしっかり「高速に乗らないで、渋滞も避けて、仙台に行きたいんです。」と言うと平泉まで抜けられる、

トレーラーのお兄さん御用達の広域農道を教えてくださいました。

 無事に平泉までたどり着き、「おお〜、ここが金色堂のある中尊寺かぁ。」とは思ったものの横目で通り過ぎ、

(お寺に囲まれたところに住んでいるので、あまり魅力を感じない。)

R457号⇒17号⇒R47号⇒R457号沿いでは、ツーリングマップルにも載っている「ふるさと」にて

仙台牛ステーキの昼食です。食べてるときって、とってもしあわせ!

そのままR457号⇒R48号⇒R457号。蔵王エコーラインを走って山形市内に入る予定でしたが、

蔵王はガスってて雲の中だったので、R286号を選びました。途中、笹谷IC手前で『笹谷峠通行止め』の看板が・・・

「えっ、うっそ〜、ここから戻らなあかんの???」と高速道路に乗って行く自動車達を恨めしそうに眺めながら

このまま通行止めの道路を進むべきか(無謀)、迂回するために戻るか、悩んでいたのですが、

ふと「あれぇ、高速道路?いややわぁ、私も乗れるやん!忘れとったわ。」と思い出しました。

最近、高速なんて乗ってないから忘れてたけど、私も高速に乗ってよかったんです!ばっかみたい・・・

笹谷から山形蔵王まで450円の高速代を支払うとき、料金所のおじさんに「峠の向こうは雨降ってたの?」と

聞かれ(カッパを着てたから)「そうなんです。」などど、にこやかに答えながらも心の中では

「おっちゃん、周りの車もみんな濡れてんで・・・」とつぶやきました。

 本日のお宿は『やまがたYH』、ここはオススメのYHです。

温泉付きですし、朝食には沢山の種類の自家製ジャムがありました。もちろん、雰囲気もよかったですよ!

 

8月15日今朝も曇りのため、蔵王エコーラインは断念。次回に期待です。。。

次なる本日の目的地は『喜多方らーめん』。R13号⇒R121号、喜多方駅前まで行き「ラーメンマップ」GET。

その中の「坂内食堂」というお店に入りました。すごく並んだけど、美味しかったです。

その後、21号⇒R49号⇒崖崩れのあとが多数あるR252号⇒R291号、ここには「四輪車通行困難」と書かれた

看板のある素堀のトンネルがあったのです。こんなに小さなトンネルを見たのは初めてなので感動しました。

 新潟県柏崎よりR8号を柿崎方面へ。予定ではこの辺りで泊まって、明日奈良へ帰るつもりでしたが、

柿崎ICの緑色の道路標識を見ていると...「これに乗ったら今日中(?)に帰れるのかぁ。」などと無謀な考えが

ふと浮かんでしまい、「そうかぁ、滋賀県米原まで400kmないんかぁ、いけるんちゃうん、帰ろっかな。」と

17:00頃ついに乗ってしまいました、高速に。(ここでは米原から奈良までの距離は頭になかったんです。)

北陸道⇒名神⇒京滋バイパス⇒京奈和自動車道を乗り継ぎ、翌3:00頃無事帰宅。

今回の全走行距離:2.293km・・・最終日はその内の1/3以上走ったような気がします。        【1999.3.14】

 

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