2002年6月7−22日 北海道ツーリング

〜北海道ツーリングマップル対応(?)〜

2002年6月9日(日) 小樽入港

午前4時小樽へ入港。
いよいよ北海道ツーリングの始まりです。

「お天気が良ければ羊蹄山へ登ってみよう」
と、考えていたものの生憎の曇り空。
登山はあきらめてニセコ(P21)で
ラフティングの1〜2人乗りバージョンの
ダッキーにチャレンジです。
いつもとは違う川からの目線で
羊蹄山を眺めることができたりと
一度はやってみる価値ありかも?

その後、ちょうど雨が降ってきたので
昆布温泉(P21E2)でまったり。
お昼過ぎの温泉は誰もいなくって
ひじょうによろしゅうございました(^^)

2002年6月10日(月) 支笏湖樽前荘

最近は毎年お世話になっている樽前荘
(P22G3)

一年前と変わらない建物
一年前と変わらない管理人の大将。
でも私にとっては「一年という年月は
決して短くないんだよ」と、そんなことを
静かに教えてくれる場所だったりします。

今年はココで岡山のチャリダーの女性と
出会いました。この子はかなり素質ある
ぶっ飛び方をしてる人なんですよね。
彼女が北海道に滞在中は
時々「今はドコにいてる」メールを
くれていました。
そしてナント!7月の湯浅コテージにも
遊びにきてくれたんですよね(^^)

2002年6月11日(火) セキレイ館コース

今年もやって参りましたセキレイ館!(P18H1)

→の写真はセキレイ館裏のショート・コース。
飛んだり跳ねたり盛りだくさんな
とっても楽しいコースなんですよぉ(^^)

そしてセキレイ館ではナント!
昨年、ココでお会いした方と遭遇。
こんなことってあるんだなぁとびっくりです。
まぁ毎年みなさま同じ時期に
北海道へやって来るってことかな?
そんでもって同じ宿にお世話になってしまう
リピーターへと成長(?)していく訳ですね。

ちなみにセキレイ館近くの
晩成温泉は温泉らしくって(?)
オススメですよ。

2002年6月11日(火) 林道ツーリング

翌日はセキレイ館の宿主ジヘイさんに
ご近所の林道ツーリングへ
連れて行っていただきました!

白樺林や草むらの中を走っていると
「きっとこういう場所にいるのが
セローの本来の姿なんだろうなぁ」と
水を得た魚のように(?)トコトコ走っている
愛車に乗りながらニコニコ顔の私。
でもまぁ腕前がついていかないので
この写真ではカメラマンに徹してるけど(^^;

それにしても本物のセローって
どんなんなんでしょ?
(愛車が偽物ってわけじゃないのだが)
標高600〜2700mの高地やヤブの森林に
住んで岩場を走り回っているカモシカだから
アイスベックみたいなヤツ?

2002年6月12日(水) 釧路市動物園

鹿も見たしキツネも見たし...
やっぱりヒグマを見なくっちゃ!
と、今日は動物園にやってきました(^^)

動物園なんて子供のときから
来てないから二十年ぶりくらい?
でもねぇ、ひとつの動物を
20分前後ぼ〜っと見ていると
向こうも私の存在に慣れてくれるのか、
色々な表情を見せてくれるので
めちゃくちゃ面白かったです。
動物園って一日中いてても
飽きない場所ですね。

で、ゴマフアザラシの前でも
ひとりで手をたたきながらバカウケしてたら
(空いているからよかったものの、人が
見てたら不気味なヤツ以外の何者でもない)
動物園の人がチャリンコに乗ってやってきて
「これあげるから、あとで行っておいで」と、 サルのおやつ2箱とヒグマのおやつ2箱を下さいました。
檻の前では1箱100円で販売されていたから4箱で400円
動物園の入園料は520円...ココの経営はコレで成り立つのか?

2002年6月12日(水) ヒグマ

さてさて、念願のヒグマとのご対面です(^^)
第一印象は「で、でかい」のひとこと。
コレと山の中で万が一にも遭遇したら・・・
などということは考えたくないデス。
(実際は遭遇する可能性は高いみたいです。
今年はすでにアポイ岳・カムイワッカの滝
知床五胡にも出没していたそうですよ)

そしてすんごい知能の持ち主。
ちゃんと二本足で立って
「がおぉ〜(?)」ってやってくれたし
おやつをあげるときには、左手を
グローブみたいに上げてくれるので
まるでヒグマと私がキャッチボールを
しているのか?と錯覚するくらい!

やっぱり会いに行ってよかったです(^^)
くまさん1 くまさん2

2002年6月13日(木) 小松牧場

きりたっぷにある小松牛乳の牛さんたち。
朝の6時ごろお邪魔したにもかかわらず
さすが牧場!早起きです。
昔懐かしビンに入った牛乳を
販売してくださいました(^^)

そんでもってついでに牛舎の見学。
水飲み場(?)がとっても機能的に
できているのにはビックリ。
でもなぁ、あの首輪(?)のおかげで
自分の思い通りに動けないから
不便でしょうね...

2002年6月13日(木) きりたっぷの豚

お世話になった宿の豚さん。
ペットとして飼っているのではなく
今年の秋にはドナドナされる
運命にあるわけですが・・・

「豚の皮膚は人と似ている」と
聞いたことがありますが
耳の後ろの皮膚はほんとーに
やわらかくって赤ちゃんの
皮膚みたいでしたよ。

2002年6月13日(木) なぎさのドライブウェイ

砂浜をバイクで走ってみたかった!
ので喜んで行ってみたところ・・・
だれ〜も走っていない。
すっかり“私の砂浜”状態です。
観光道路になっているのかと思いきや
「ほんとに走っていいんですか?」と
思ってしまう、ただの砂浜・・・(^^;

地元の方が貝を拾いに
来ていらっしゃる以外は人影すらなし。
石川県の千里浜みたいなのを
想像していただけにラッキーです!

ただ砂浜に入る道(?)が
わかりにくいのが難点かも?
(場所はP34F3です)

2002年6月13日(木) 砂浜で乗馬

P34H2の貰人小学校の前にある
北太平洋シーサイドライン乗馬クラブ。
見た目ちょっぴり怪しげかもしれませんが
馬に乗ってみたいのならオススメです。
馬がすっごく調教されているので
初心者でも浜辺をトレッキング
できたりするのです。
もちろんお値段もリーズナブル。
なぜか私はビール付きお昼ごはんを
ご馳走になって朝の11時ごろから
夕方4時前まで遊ばせていただいて
4.000円しか払っていない(^^;)

ちなみに私が乗っている
お馬さんはウラカゲ号。
私のトボケた手綱さばきにも
きっちり答えてくれる
おりこうさんでした(^^)

2002年6月14日(金) 神の子池

近くを通るとつい寄ってしまう
神の子池(P49G5)
湧き出ている池の水は
神秘的というのやら何というのやら?

ベンチに座ると
ついついボ〜ッとしてしまいます。
メジャーな隠れた観光地だから
それなりに人が訪れるのですが・・・

2002年6月14日(金) アイヌコタン

最近は毎年訪れるアイヌコタン(P42B3)
目指すお店に入っていくと
「あれ?もう一年たったのか」
という顔の店主さん。
「今日はドコまで行くんだ?」の問いかけに
「近くまで来たから顔を見に来ただけ」と、
今年の自分へのお土産を選びながら
答える私。そんな私を見ながら
「オリジナルのピアスを作ってやろうか?」と
おっしゃって下さいました。
「どうせ来年の今頃また来るんだろ?
 それまでに作っておいてやるよ」の言葉に
私がお願いしたピアスの条件は三つ。
一つ目はヘルメットをかぶっても
邪魔にならない小さめのもの。
二つ目は今までに一度も作っていない
デザインのもの。
そして三つ目はこれから先
同じデザインは使わないこと。
一見不確実な約束みたいだけれど、きっと来年の夏には私の手元にあるであろう
世界で一つしかない私だけのピアス!わくわくしちゃいますね(^^)

上に写っているドングリのピアスは昨年少しだけアレンジしてもらったもの。
下のすずらんのピアスは今年購入したものです。私は何の疑いもなくスズランだと思っていましたが
このピアスを見た人は“かぶら”やら“くらげ”やら人それぞれ違う物体に見えるようです。
一番ウケたのは「かわいいピアス!これって・・・てるてるぼうす?」と聞かれたときかなぁ(^^;

2002年6月15日(土) 雌阿寒岳

雌阿寒岳頂上付近から望む
青沼と阿寒富士(P41H3)
お天気は生憎の曇空でしたが
頂上付近では青沼・赤沼・阿寒富士を
はっきりと見ることができたので満足。
私の足でも上り2時間15分
下り1時間20分で登れましたので
時間に余裕がある方は是非どうぞ!
私はオンネトーコースから登ったのですが
森林帯・ハイマツ帯・お花畑・火山れき
そして噴煙をあげる火口やオンネトー
阿寒富士を望める変化のあるコースでした。

今回は登山口でお会いした釧路在住の
ご夫婦とご一緒させていただきました。
(私の両親くらいの年齢か、
ちょっと若いくらいかな?)
1人だと黙々と登るだけで風景すら
見る余裕がなくなってしまいがちですが
いろいろなお話を伺いながら登れるのでとっても楽しかったです。
休日になるとよくご夫婦そろって自動車で温泉やハイキングにお出かけされるそうです。
同じ趣味を持っていて休日を一緒に過ごせるご夫婦って憧れてしまいますね(^^)

ちなみにこの日はご主人が早起きして作ってこられたというお弁当と
「山頂で飲むと最高に美味しいよ!」と手渡されたビールをご馳走になってしまいました。

2002年6月16日(日) アーチ橋

こんなものがこんなところに忽然と!
ってな雰囲気のタウンシュベツ川橋梁。
秋から冬にかけては湖底に沈んでしまう橋。

下におりて橋を見上げてみると
より一層大きく感じてしまいました。
上士幌を通られるときは
寄り道して行ってみて下さい。
昔はこんなところにも鉄道が・・・
と、なんだか感動してしまいました。

案内板などは一切なかったと思うので
ちょっとわかり辛いかも?(P40F3)

2002年6月16日(日) 羽衣の滝

かなり観光地ではありますが
断崖に沿って流れ落ちるココの滝は
他の滝とはちょっと違う雰囲気。
雨に降られる覚悟で見に行ったけど◎
(P46H5)

2002年6月17日(月) 美瑛

かなり美瑛らしくないショット。
判別がつかないでしょうが
真ん中に写っているのは愛車セロー。

たくさんの道のりを
たくさんの時間を
そしていろんな季節を
ず〜っと一緒に過ごしてきた相棒。
きみはあとどれくらいの時間
一緒に走ってくれるのかな?

2002年6月18日(火) 旭岳

本日はロープウェイのお世話になって
旭岳登山にやってまいりました。
山頂まで2.290mもあるのに1.600mまで
連れてきてくれるんですから
文明の利器って偉大ザマスね。
もっともそのぶん登ったときの感動は
比べようもなく薄いんだけど・・・

何が嬉しいってココのロープウェイは
トップシーズンとシーズンオフでは
往復料金が1.000円も違うんです(^^)
(P47B5)

2002年6月18日(火) 旭岳山頂から

旭岳山頂から望む(たぶん)御鉢平?
登りはじめはお天気も良かったのですが
山頂について少しするとガスの中。
山の天気は一気に変わってしまいますね。
早朝から登ったおかげで
景色も満喫することができました(^^)

2002年6月19日(水) 雨沼湿原

以前から一度は行ってみたいと
思っていた雨竜沼湿原(P45B4)
行ったことがある方から
アドバイスを受けていたので
軽登山装備をして出発。
知らずにいったら「詐欺〜」と
思うかもしれないですね。
だって900m級の山登りですから(^^;

「どこまで行ったら湿原に
たどり着くねんやろか?」と
山道をテクテク歩いていくと
突然目の前に現れましたね!
湿原の向こうには
少しだけ雪が残っている
暑寒別岳と南暑寒岳!!
ちょっと人が多いけど
歩いて来る価値大です(^^)

2002年6月21日(金) 小樽

北海道最終日の小樽。
ちょっと(かなり?)奮発して
お寿司屋さんでの夕食です。
最初に季節のネタばかりをあつめた
にぎり一人前を注文して、そのあとは
「ココになかった今の季節の
オススメのネタで握ってください」と
お願いするようにしています。

お腹もいっぱいになったころ
1人の女の子が入ってきて
チョコンと隣に座りました。
若い女の子がお寿司屋さんに
1人で入ってくるなんて
勇気あるなぁと思っていると
彼女の口から私に向かって
「Excuse me」の言葉が・・・
ホントにアジアの人って
見分けがつかないですね。

片言の日本語と片言の英語、そして共通の文化は漢字。
お店を出たあとは二人で小樽運河へ。小樽の夜は異国情緒たっぷりです(^^)

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