Ryohei's Exhibition 2000


 

スタッキングアームチェア(試作品)
楢・黒檀・革・真鍮

 スタッキングチェアが好きで、アーム付を試作しました。座には、はじめて革を使いました。黒いのはオイルレザー、明るい色はヌメと呼ばれるなめしただけの革です。前後に少し揺れがあり、強度をもう少し高める必要があります。
 


タモのテーブル
タモ・楢

 御近所の親しい奥さんからの注文で作ったもの。このテーブルの製作記事は雑誌「木工房」のNo3、4に書いています。天板同じ木から取ったタモ板2枚をはいでいます。

スプーン各種
タモ・メープル・ブラックチェリー他

 スプーン作りは実に奥が深いのです。少しでも余分な部分があると美しくないし、使い勝手も悪い。椅子よりもさらに人間に近い木工品と言えるかもしれません。全てクルミ油による仕上げです。

トレイ
ケヤキ

 欅の板をドリルやノミで掘って作ります。かなり労力を要しますが、こういう形は機械だけではできません。仕上げはクルミ油。

お盆
ニレ・山桜

軽い感じのお盆を作りたかったのですが、まだちょっと贅肉が多くて無骨かな。

スツール
タモ・ナイロンテープ

座は、高岡のセミナーで教えてもらったテープを格子状に編んだもの。極めて軽いスツールです。

スタッキングチェア(試作)
杉・ナイロン・帆布

安い杉の角材を入手したので、来客が多い時に使う簡素な椅子を、できるだけ簡単な方法で作ろうと考えたもの。編んだ座の方は、穴に沿って割れが入ってしまい、杉では無理と痛感。布の方は長い間使ったイノベーターの帆布の再利用です。


壁かけボックス
栗、シャムガキ

薬箱として大変重宝しています。

アームチェア
山桜・ペーパーコード

昨年亡くなった親父がお世話になった担当医さんへのお礼として母親から依頼があって作った椅子。親父が座っていた松のラダーバックチェアーを強い桜材に合わせて細身にアレンジ。座のペーパーコードは庭仕事用に作られた国産の紙紐。

欅のテーブル
欅・アルダー

柿渋のトミヤマさんから、「新築中の教室で使うのに、自然な形のテーブルがほしい」という依頼があり作りました。
珍しく一枚板、それも木目の複雑な欅を使っています。このような板はいつでも手に入るというわけにはいきません。脚部はアルダーのオイルフィニッシュですが、天板は御主人自ら柿渋を塗られるとのことで、写真は未塗装の状態です。

古い製図板のテーブル
桧?・アルダー

天板は、昨年7月に亡くなった親父が長年勤めた鉄鋼会社で製図板として使われた板が廃棄処分になるのをもらってきたもの。それを私が譲り受けた、いわば形見の板。それを名古屋工房二階で使うためにテーブルにしました。

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1-14-16 Nagamodai Kamocho
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