ミユキアクリル

 

7月の新作 







立体加工
平面で作成したデーターを
立体データーに変換。
 先端を丸く研いだ刃物でアクリルを
 削りだす。

 厚み5mmのアクリルをまずは深さ
 1mmまで削り込む
2回目は深さ2mmまで削り込む。
だんだん輪郭がでてきた。

凄いのは X軸 Y軸 Z軸が同時
制御で動いている。

アクセサリーの3D製作は
車の部品のような設計図がないので
CAD オペレーターの感性によるところが大きい

 
それだけに製作が難しい。
アクリルカメオ 製作。
少しづつ彫りを深くしていきます。
1時間ぐらい彫りこんでいくと
全体象が見えてきます。
スピンドルを高速化して彫刻面を
きれいにしていく。
新人の山本さんとベテランの木幡工場長が
アクリルの切削の限界まで追求しています。

【天使のつぶやき】

コインのようなアクリル
周りの手作業加工のような淵が
新しい。
【アリアのお告げ】

拡大されて撮影してますが実際は直径30mm

職人がたたいてへこました様な
模様が魅力。
【リーフ】

本物の葉のような滑らかなカットがされています。
 これが刃物で削ったアクリルなのかと
疑うような出来上がりです。

ちなみに磨きもかけていないのに
光沢が出ているのは刃物が高度な技術により研磨されている証拠です。

【マリナ・デル・レイ】

縄がいかりに巻きついているかのようです。
【ブラック・ベア】

硬いアクリルが押すとへこむかのような
柔らかさが表現されています。
アクリルで縫いぐるみを表現する加工方法です。
【リス・リス・リス】

画像を元に製作したリスのアクリル。

全体的にざらついた感じを表現しています。
【ハンティング】
狐が鳥をくわえている様子がうまく
表現されています。
こんな細かい模写も0.5mmぐらいの
刃物で彫っています。
木で作ったような額縁もうまく表現されています。

2009年6月から始まった
アクリルの3D加工。
黒のアクリルで12種を実験的に作るのが目標です。

8月は5000柄のミユキアクリルの中から
アクリルを選び更に3D世界を広げて行きます。
追記

アクリル3D加工は量産には不向きかもしれません。
しかし どこもやっていない加工方法です。

また あまりにも特殊な分野で詳しい知識のある人も少ない。
しかし 日本のアクセサリー業界にはどうしても必要な技術なのです。

パーツはあらゆる分野で求められています。

アクリル3D加工の技術でオンリーワンを目指し
パーツの世界を広げていきます。



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