Xclaim VR 128でのビデオキャプチャ[その1]
私の環境であるGossamer + ATI Xclaim VR 128でのアナログキャプチャの方法を説明します。 その1では、ビデオカードの後面のビデオ入力端子を利用したキャプチャの方法です。
以下では、コンポジットビデオ端子に接続した場合を用いて書いていきます。 ビデオのケーブルの映像ケーブル(黄色)をビデオカードの後面のコンポジットビデオ端子に接続します(赤矢印)。S-ビデオケーブルの場合は、その下のS VID INと書かれているS-ビデオ端子に接続します。 次に音声ケーブルですが、私のGossamerの場合、ビデオ入出力付きなので、普通のオーディオのケーブル(赤と白)をRCA入力に接続します(下図参照)。ただし、ステレオミニジャックしかない機種の場合は、変換ケーブル等を使用して、そちらから音声を入力します。
ケーブルの接続が終わったら、次はキャプチャソフトの設定をします。設定の画面は、QuickTimeの機能を用いてキャプチャしているソフトなら、おおよそ同じと思います。 キャプチャ可能なソフトがない場合、最もシンプルでかつ無料のHackTVというソフトがアップルから配付されています。 まず、映像のソースから選びます。下図のように、「ATI VR 128 ビデオデジタイザ」を選択します。 入力は、「コンポジットビデオ」を選択します。S-ビデオ端子に接続した場合は、「Sビデオ」を選択します。 次に圧縮プログラムの選択をします。私は普段、アナログキャプチャをする場合、モーションJPEGを用いています。以下の画面を参照ください。ただし、モーションJPEGは、ソフトウエアエンコードになるので、ある程度のクロックのCPUが必要となります。取り込んだムービーのフレームレートは、CPUパワー、キャプチャ用のディスクの速度に依存します。CPUパワーが足らなくてフレームが落ちている場合、「コンポーネントビデオ」または、画質は悪いですが「ビデオ」を選択するとよいかもしれません。 次に、サウンドのソースの設定をします。私の場合RCA端子から音声を入力したので、そのように設定します。ここの設定は、どの入力端子から音声を入力したかによって変わってくるので、それに応じて設定してください。正しい設定がされた場合、取り込まれる音声がMacから聞こえてくるはずです。 サウンドのサンプリングの設定をします。私は普段、44.1KHz、16bit、ステレオを使用しています。 私は、サウンドの圧縮は使用しません。 以上の設定(モーションJPEG A、深さ:カラー、フレーム30、品質:最適)で私のマシン(Gossamer/G3@500MHz、キャプチャ用HDD=Barracuda ATA-AEC-6260M接続)でキャプチャした場合、640×480ピクセルで、ほぼ30フレーム/秒でキャプチャすることができました。 ただ、私のマシンにおいて、キャプチャした画面に若干のノイズが入る現象が見られています。原因は不明です。 参照ページ:XCLAIM VR 128と、内蔵ビデオのキャプチャした画質の違い
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