▽`98北海道旅行記2▽

日付 時間 出来事
9/6 サロマ湖から一気に北へ。今日はあまりやることがないので、道の駅オホーツク紋別
に向かう。道草にはもってこいだし、何より施設が安いのが最大の利点。
-20℃を体験し、全天周型のネイチャービデオをみて、流氷クイズをして160円。
最高です。貧乏な一行にはこれ以上ない施設です。
この時の気温は18℃、中が-20℃その差38℃。
気温の差が激しすぎて眼鏡が曇ります。
近くにはオホーツクタワーというものがあって、海底を覗けるが、1200円する。
考えたけど「1200円あったらウニ丼食べる」というYの一言に一同納得し、この地を去る。
ウスタイベ千畳岩に行く。
道北の東側の数少ない観光地。その名の通りの場所。
岩に激しく波がぶち当たり、砕ける。
クッチャロ湖には14:30頃着いた。とくに見るところもなく北へ進んできたからね。
ここのアイスは旨いよ。
卵黄をふんだんに使っているせいか、黄色い色をしている。
食べると卵ボーロのような味でベリーグッドなのだ。
最北に着く。ガソリンスタンドで給油し、最北給油証明書を手に入れる。
Yの車なので俺が貰った訳ではない。一台に対して一枚しかくれないからね。
相変わらず観光客は多く、「最北」という字が醸し出す「侘びしさ」とは無縁。
夜になるとライトアップまでしているのだ。
宿は「最北の宿」Yが探し出した、夕食にタコシャブが出る良い民宿。
去年、稚内市内の「車屋・源氏」で初めてタコシャブを食べて気に入ったのです。
この時はその後、稚内公園でキャンプをしたが、強風で凄く怖かった・・・。
9/7 「行けー!」とばかりに国道40号線を一気に南へ。
腹が減ったので去年も入った上川のドライブイン日本一でラーメンを食べるが・・・。
K「去年よりまずくない?」
Y「期待しすぎたからちゃう?」
俺「ラーメン絶対不味くなってる!」
N「思ったより美味しくない・・・。」
無論、店内の会話です。関西人は声が大きいし・・・。
難攻不落の要塞についにたどり着く。こいつの名は「双瀑台」
崖に無理矢理ジグザグに板と土で作った階段をつけただけ。
しかも雨で土が流れて階段を形成していた板だけが残り、ハードル状態。
ただでさえ急坂でしんどいのに、この板のせいで足を思いっきりあげなければならない。
さらにこの夏に台風が来ていたせいで、倒木が道をふさいでおり、もはやサバイバル。
北海道でも三本の指に入る程、疲れる観光地だ!
が、ここから見る層雲峡の景色は最高で、目の前に「流星・銀河」の双瀑が見られる。
個人旅行できたら必ず見てください。疲れをふき飛ばすほどの価値はありますよ。
ツアーは登ってこないです。登り切るのに15分ほどかかるからね。
今度は大函へ。ここのアイスがお目当て。
頑固親父のソフトクリームが美味しい。凄く濃くて甘い。
最初、親と行ったときはカップに入ったアイスクリームだったのに、いつの間にか
ソフトに変わっていた。でも美味しいのは変わらない。
アイスパビリオンでは俺とNだけ中に入る。
YとKは「高い」と言って辞めちゃいましたが、次に来たとき(1999年)はさらに値上げ。
日本で観測された最低気温-41℃を体験し、クリオネを見る。
東神楽のキャンプ場でこの日の最後を迎える。
ここでYが川崎市のライダーと知り合い、バイクの話で盛り上がっている。
俺も参加して北海道の話をする。
開陽台と裏摩周、細岡展望台をお勧めしたが、彼がその後どうしたのかは不明。
日本中を旅しているそうなので、そのうちまた会うかもしれない。
9/8 富良野へ向かう。が、今回はあんまり観光はせずに函館まで急ぐ。
白樺街道を通り、上富良野から布礼別へ抜け富良野へ。
その後は深山峠に行き、くつろぐ。
滝川から高速に行けるところまで乗って、函館へ。
途中、大沼による。
ここのアゲイモは不味かった。美味しいって聞いたのに・・・・ここじゃなかったのかな?
揚げ団子もついでに・・・・うん、揚げ団子だ!
今日は宿。函館の駅からそう遠くない民宿に宿泊。
新鮮な刺身が次々に現れる、良いところ。値段も安いし。
でも、民宿の名前、忘れちゃったんだね・・・・。なんだったかなあ?
ご飯を食べたら函館山へ。
やはりここに来たら夜景でしょう!この美しさは映像や写真ではなく、
実際に見た人だけのもの。写真や文字では伝わらない。
9/9 朝市をうろつく。あまりにも寒いので鉄砲汁を飲んだが、これが旨い。
でもちょっと高くないか?タラバの足を焼いたの一本1000円・・・。
食べたーーーーいけど高いので思いとどまった。
その後は昆布館へ。
前回、ものすごく不味かった昆布飴を食べた記憶があるのだが。
今度は他の試食にもチャレンジ。
昆布茶・・・・昆布だし?そのままお浸しになりそうな・・・。
昆布飴・・・・どうしてもなじめない。正式には蜂蜜入りをハニーポンという。
昆布羊羹・・・・今回一番耐えられなかったもの。Y曰く「こんなん売ったら犯罪やで」
あまりのまずさに悶絶し、飲んだのが昆布茶。コレものどが渇き、結局山川牧場
の牛乳を飲んだり、アイスを食べたりして落ち着く。
国道沿いで見かけたアイスクリーム屋でハスカップアイスを食す。
やっぱ北海道の味ですね。美味しいんだコレが。
初めて苔の洞門へ。
駐車場に車を止め、歩くこと7分。入り口から進むと本当に苔だらけ。
谷間を歩くような感じになりますが、その両側が苔に覆われている。
ここでしか見ることができないのでは?
洞爺湖の湖畔にてキャンプ。近くには日帰り入浴施設があるのでとても便利。
キャンプ場は静かで、湖の波の音が響き渡る。
ロングラン花火の会場は対岸なので、その音も聞こえない。
9/10 北海道で迎える最後の朝。
ザッザッザ・・・・朝5時半・・・・近づく足音・・・・ジジーッ・・・テントの入り口が開いた。
俺「今日はゆっくり寝かせろと言っただろ」
K「去年みたくまた足音で目が覚めた・・・・」
N「ん?・・・・・」
Y「いや、逃げようと思って」
そう、Yはキャンプの時は車で寝ていたのだ。せりふの意味だが、ここのキャンプ場には
もちろん管理人がいて料金を取る。テント設営時に取ると書いてあるが、
暗くなってからだと管理人がいないため、朝出かけに取りに来るのだ。
去年は車でここを出る寸前(約5分前)にお金を取られた。
せりふの意味を理解した3人はすぐに片づけ始め、7時前には撤収する。
たかだか一人200円をケチるために逃げる大学生4人・・・・。真似しちゃダメ!
中山峠でアゲイモを食べる・・・が、味が落ちたのか美幌峠の方が美味しいような。
北海道の最終観光地は積丹半島、神威岬。
神威岬の昔の遊歩道付近にあるお土産屋兼食堂でお昼ご飯。
刺身定食は美味しい!他の3人もかなり満足した模様。
今回の旅行で一番の収穫はここだと思う。神威岬。
シャコタンブルーの青い海。岬は奇岩が連なり、崖が、青い海に沈み込む。
ただ、怖いですね、ここは。尾根を歩くように両側は崖。しかも高い。
岬の先端から海までの高さは50m以上!
高所恐怖症のこちらとしては綺麗だけど、それ以上に怖かった。
神威岬で2時間を過ごし、その後は余市のウヰスキー工場へ・・・・・。
が、道を間違え通過・・・・。
北海道で食べた最後の食事は「びっくりドンキー」だった。
別に北海道で食べなくてもねえ・・・・。
9/11 帰りのフェリーで寝まくり・・・・。そしてそれぞれの家路へ。

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