▽`98北海道旅行記1▽

書き下ろし版北海道旅行記。

旅の目的

1:サラブレッドの調教を見る。
2:北海道を一周する。
3:函館朝市に行く。

日付 時間 出来事
8/30 出発の日。フェリー乗り場までのナビは2回目なので良く道を覚えている。
余裕があるのか、道中、車の中はものすごい論戦が繰り広げられた。
議題は「うどん+白いご飯」
YとKは「うどんをおかずにご飯を食べる」と主張するが、
俺とNは「うどんは主食である」と論陣を張る。話し合いは平行線をたどるが、
気がつくと舞鶴に到着していた。
東舞鶴の駅近くにあるスーパーで、フェリーの中で食べるものを調達し、
夕飯はスーパー内の焼き肉屋で焼き肉食べ放題!
8/31 一日フェリーの中
暇つぶしにエアロバイクを1時間こぐ・・・・。何しに来たんだろ?
ちなみに去年来たときに旅行記を書くことをKと俺は決心し、両方三日で終わったので、
今年こそは全日程で書く!と意気込む。(達成されたからここに書けるんだけどね)
9/1 午前4時、憧れの大地は暗闇の中で紫色に染まり上がっている。
いざ、日高へ。
今日一日、日高の牧場巡り。
去年も思ったけど、静内のサラブレッド牧場が並ぶ二十間道路は桜のシーズンに来たい。
両側すべて桜並木・・・・綺麗だろうな。
馬っ仔クラブに行って馬グッズを見物&購入。
静内のキャンプ場にてテント設営。
ここには日帰り入浴施設があるので、テント生活には便利。
去年は防水スプレーを塗り足らなくて、雨漏りしていたのをブルーシートで防いでいたが
今回はたっぷり塗って雨漏りを防ぐ・・・・雨降ってないので分からないけど。
9/2 一緒に行ったYがシルクホースクラブの一口馬主をやっていたので、その特権で
競走馬の調教を調教コース内で見せてもらう。
馬が目の前を、2m程前を全力で駆けていく・・・・。一頭、また一頭、今度は集団で・・・。
これには本当に感動した。競馬をしないNも「これは感動した」と言っている。
調教のコースは単なる土ではなく、電気のケーブルのゴムの部分と土を混ぜ、
そこに油をなじませて競走馬の足に負担をかけないようにしている。
今度はCBスタッドへ。ナリタブライアンに会いに行く。定時見学では10:00に集団で
行うのだが、10:30に一口馬主特権?でゆっくり見学。
この時、ナリタブライアンはYが牧場主に聞いたら「手術後の経過も良く、元気」と
言っていたのですが。
この後すぐ、彼は2世代の子孫を残しこの世を去った。
彼らの子孫が繁栄することを願わずにはいられないが、どうなることか。
襟裳岬へ向かう。
前に親と来たときはお土産屋さんが3,4軒あるだけの寂しげな岬であったが、
今ここにはは「風の館」なる風の科学館のようなものが存在する。
ここでは20m/sの風を味わえるグッドな場所である。強力です、風速20mは。
大型の扇風機みたいなものの前に立って我慢比べ。
某「風大好き」歌手の真似をしようとするがうまくいかない、風が強すぎて
それどころではないよ。手を手すりから離したらふっとびそうだからね。
後は波が激しく海岸に・・・ではなく車に打ちつける黄金道路を北へ・・・・。
あ、前のライダー直撃した・・・・。
池田町いきがいの丘キャンプ場でテントを張る。
近くのスーパーで食料を買って食べる。野外で食べるホタテのバター焼きはうまい。
店ではなんであんなに高いのだろう?
ちなみにここには何故かパオがある・・・五右衛門風呂もある。
近くに銭湯があるのでそこで入ったけど、両方なにか惹かれるものがあった。
9/3 池田ワイン城に行く。
でもまだ工場が動いていない。朝8:30では仕方がないかな?
ここのお土産屋さんにはワインの他、100%葡萄ジュースも置いてあるので飲んでみた。
当たり前だが、濃いです。うまいけど。アイスも売っていますが、さすがにやめました。
晴れの釧路湿原展望台へ。広いですね・・・・人も多いですね・・・・うるさいですね・・・・。
で、静かな東側の塘路湖近くにあるサルボ展望台に移動する。
初めてきたけどここは良いところです。
余談だけど、ここって「サルボ」「ザルボ」どっちだろ?
厚岸の道の駅で牡蠣アイスと昆布アイスを購入。
パクッ・・・ん?わかんないぞ?もう一口・・・・あ、ほのかーに牡蠣の味がする!
昆布は一口で分かりました・・・・強力に昆布味です・・・・。
興味のある方は是非どうぞ。僕は遠慮しますが。
車で行ける最東端に到達。
到達記念に金色のステッカーを購入。北緯と東経、根室を代表する鳥のエトピリカが
描かれている。最北端でも買うことを決意しつつ最東端の宿で宿泊。
人がいない寂しい民宿だな・・・・。でも鉄砲汁は旨かった!
9/4 全国のドライバー、ライダーの憧れのストレートロードを抜け開陽台へ向かう。
のまえに途中にあるラ・レトリ中標津でアイスを食べる。
これがうまい!Nが「これは絶品!!」と繰り返し、同じ小豆アイスをもう一本。
気づけばYとKももう一本・・・・朝から食い過ぎやろ!
開陽台は曇っていて見えない。展望台には虫がうじゃうじゃ飛んでいる・・・・。
さすがに誰も近寄らないと思ったが、一人女性ライダーが景色を見ている。
彼女はなにも感じないのだろうか?数万匹はいると思うのだが?
裏摩周に到着するも真っ白。
阿寒湖に行くも真っ白。マリモは霧とは関係ないので見物。
双湖台は横断道路自体が視界5mなので断念。
駄目もとで摩周第一展望台へ・・・・やっぱりダメ。
今日は何しに来ているんだ?
(旅行記を書いていませんが、この前年`97に来たときは摩周湖第三展望台から
霧が晴れていく様子が見られた。この時はYとKと三人だったが、みんなカムイを信じた)
川湯温泉「我家」にて宿泊。
鹿肉の刺身を食べた後、近所でお買い物。そこでKとYが見つけたものはホワイトチョコ
のお酒。これはまずい!某大手お酒メーカーが出しているとは思えないほど。
ホワイトチョコがあればもちろん普通のチョコもあるわけでして・・うーん、ちょっと・・・。
近所で買ったお土産もあまり美味しくない・・・。
9/5 朝から再び摩周湖にアタックをかける・・・が、濃霧の鉄壁のガードに阻まれる。
気を取り直して、道東一の景色を誇る美幌峠に行くが、ガードは堅い。
アゲイモでも食べて落ち着くか・・・。
知床峠も・・・真っ白。
が、峠以外は晴れていて、知床五湖についたときは抜けた空が広がっていた。
せっかく来たので5湖とも廻る。が、KとYがビビリまくっている・・・・クマが出るって
脅しすぎたかな?本当なんだけど、こんなに騒がしいのに来るわけ無いか?
キムアネップ岬のキャンプ場にてテント設営。
真っ暗・・・。

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