| 山村美紗 |
トリックの女王の異名を持つ。文章としては全般的に淡々と簡易なタッチで進めていくタイプ。余談ですが、娘さんである山村紅葉さんは女優として、美紗さんの原作がドラマ化された折には必ず出演されることで有名。
また、西村京太郎さんのドラマにもたびたび出演されているようです…。
| 書名 | 女相続人殺人事件（角川） |
| 内容 | |
| 感想 | 未読 |
| 書名 | 京都柴野殺人事件（講談社） |
| 内容 | 池上鮎子の恋人で新聞記者の北条が、デートから京都へ戻る新幹線の車中で毒殺された。鮎子は警察の事情聴収をうけた際、北条には京都に婚約者がいたと知らされ、衝撃と疑念をおぼえる。謎を追いはじめた彼女の前に次々意外な事実が広がる。そして北条が記者として追及していた巨大悪とは？トリック、構想とも卓抜の問題長編。 |
| 感想 | 未読 |
| 書名 | 京都・沖縄殺人事件（講談社） |
| 内容 | ニュースキャスターもする推理作家沢木麻沙子のもとに、深夜１本の電話が入った。大学時代の友人からのもので、不倫相手と沖縄に旅行に行くというのだ。番組の取材で自分も沖縄に行くことになった麻沙子に友人の死の報がもたらされた。その背景には、愛欲から生ずる謎と、複雑極まるトリックが隠されていた。 |
| 感想 | 未読 |
| 書名 | ガラスの棺（講談社） |
| 内容 | 重要文化財の京都二条城大門、広島の宮島大鳥居に奇妙な落書が！しかし落書をした当人たちは、怪死していた。推理作家でテレビのキャスターをする矢村麻沙子は精力的ななぞときを始める。彼女の活動によって次第に明るみに出て来た８年前の惨劇とは？京都、広島、大分、福井等を舞台に大きなスケールで描く本格推理長編。 |
| 感想 | 未読 |
| 書名 | 花の寺殺人事件（講談社） |
| 内容 | 宇治平等院の藤棚の下で出会った男との結婚を夢みたハイミス。だが彼女の前途は決してたやすくはなかった。藤、芙蓉、彼岸花、桜、菊、石楠花、月下美人、桔梗などで知られる京都の古刹を舞台にして、トリックの女王がはなやかに展開させる、本格ミステリーの出色連作集。 |
| 感想 | 未読 |
| 書名 | ポケットベルに死の予告（文春） |
| 内容 | 推理作家池加代子が自作のドラマ撮影にゲスト出演するため訪れた撮影所で、主演女優の牧理代子が怪死を遂げた。彼女のポケットベルには２２５６３（ぶっ殺す）というメッセージが！探偵役の加代子と娘で女優の梨花は、著者と娘の紅葉さんを彷彿とさせる。単行本未収録作品二篇も加え全六篇。 |
| 感想 | |
| 書名 | 殺人予告はリダイヤル（文春） |
| 内容 | 看護婦・戸田鮎子の勤務する病院で中絶手術をした患者が、数日後宇治の天ヶ瀬ダムで水死体となって発見された。不審に思った鮎子は手術の様子を同僚の看護婦たちから聞いてゆくうちに、事件の核心に迫ってゆく―。表題作ほか傑作ミステリー三篇。新聞記者・田原陽一と鮎子のコンビによる新鮮シリーズ第二弾。 |
| 感想 | |
| 書名 | レンタル家族殺人事件（文春） |
| 内容 | ガンで入院中の老女を見舞う息子と嫁、可愛い孫。一見あたたかな家族の光景のようだが、実は彼らは赤の他人だった―現代風俗を見事にとらえた表題作のほか、被害者が書き残した百人一首が謎を解く鍵となる「ポールポジション」など看護婦戸田鮎子と恋人の新聞記者田原陽一が活躍する傑作ミステリー四篇。 |
| 感想 | 未読 |
| 書名 | 紫式部殺人事件（中公） |
| 内容 | 京都の名門十条家の若い当主が交通事故を装って殺された。その通夜、十条家の倉から出火、貴重な古文書が盗まれてしまう。十条家と父との結びつきを知った香子は改めて父の事故死に疑いを抱く。十条家の娘と教授の娘、そして紫式部の画期的な新資料をめぐって、香子の周囲に憎悪と殺意が…。みやびやかな王朝文学の世界に展開する華麗な推論絵巻。 |
| 感想 | |
| 書名 | 消えた相続人（光文社） |
| 内容 | |
| 感想 | 未読 |
| 書名 | 百人一首殺人事件（光文社） |
| 内容 | 大晦日、京都・八坂神社。おけら詣りで賑わう境内で、晴着姿の若い女性が破魔矢で胸を突かれ殺された。袂には一枚の百人一首の札。現場に居合わせた元アメリカ副大統領令嬢・キャサリンと友人の浜口一郎は、京都府警の狩矢警部から百人一首研究家・宮井教授を紹介される。だが宮井も密室状態の自宅書庫で殺され、衣服の中からはまたしても百人一首の札が発見された！名探偵・キャサリンが事件解明に挑む。 |
| 感想 | 未読 |
| 書名 | 神戸殺人レクイエム（光文社） |
| 内容 | ９５年１月１７日、未曾有の関西大震災発生。その惨状を知ったキャサリンは恋人・浜口とともに神戸を訪れ、ボランティア活動を開始。精力的に動く彼女は、瓦礫の下から発見された背広姿の死体に不審を抱く。しかも男の首には絞殺の跡が。京都に住み、大阪に勤める被害者・下桑田が、なぜ神戸に…。２度も妻に先立たれた下桑田の秘められた愛憎問題が浮かびあがった矢先、第２の殺人が。彼のかつての恋人・戸田朝子が密室で殺された。数多い容疑者が一人ずつ消えて…残された意外な真犯人と驚くべき事件の真相。名手・山村美紗が放つ三重のどんでん返しの妙味。 |
| 感想 | 未読 |
| 書名 | 京都・グアム島殺人旅行（光文社） |
| 内容 | 「この娘の父親を捜しています」恋人浜口とグアムの休日を楽しむキャサリンに話しかけた、子供を連れた現地女性ナナ。そのナナが突然来日、そして京都大原で轢き殺された！キャサリンは遺品から、父親候補として五人の「タナカ」をマーク。代議士、大学教授、病院長、医師、製薬会社社長、各界エリートの「タナカ」には完璧なアリバイがあった。キャサリンの名推理。 |
| 感想 | 未読 |
| 書名 | 50パーセントの幸福（双葉） |
| 内容 | 三十歳を目前に控えたタレントの黒木一郎は、いまひとつの自分の人気をなんとかしようと、スター女優との結婚を画策していた。ところが付き合っている新人女優が妊娠。認知をめぐっての親子鑑定の結果は―。表題作の他計７作品を収録した傑作サスペンス短篇集。 収録：５０パーセントの幸福／殺意のまつり／殺意の河／憎しみの回路／教科書／眼には眼を！／不用家族 |
| 感想 | この中に収録されている「殺意の河」は美保純さん主演で、一時間のミステリ−ドラマとしてＴＶ化されました。 父が当時富士通ディーラーの京都営業所長をやっていた為、社員の希望を聞き入れ、そのオフィスでの撮影を快諾し、おかげで私も見学に行かせて頂きました。サインも頂いたのを今も大切に持っています。 |
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