内田康夫


書名 盲目のピアニスト(角川)
内容  天才ピアニストとして期待されていた輝美は、ある日突然失明した。音楽に生きがいを求めて厳しいレッスンにも耐える日々のなか、彼女の周りで次々と人が殺される。美しいピアニストに近づく男たち。気配と音だけが彼女の疑惑を深め、やがて恐ろしい真相が見えてくる…。人の虚実を鮮やかに描いた傑作短編集。表題作ほか四編を収録。
感想  
書名 高千穂伝説殺人事件(角川)
内容  浅見光彦の“伝説”シリーズ「完全版」。神々が降臨したという二つの高千穂を巡る論争燻るなか、論客の一人が死んだ。事件を取材する浅見光彦、伝説と神話の国の深き「闇」へ―。
感想  
書名 佐用姫伝説殺人事件(角川)
内容  玄海灘を臨み、日本の陶芸文化を支え続けた人びとの内面に棲む神と悪魔の葛藤は、謎のメモを端緒に悲劇となって露呈した。そして―。
感想  
書名 讃岐路殺人事件(角川)
内容  浅見光彦の母・雪江が四国霊場めぐりの途中で、交通事故に遭い、記憶喪失に陥った。幸運にも、雪江は東京で記憶を取り戻したが、一週間後に事故の加害者・久保彩奈が瀬戸大橋で自殺を遂げた。事故が原因なのではと心配する雪江の命を受け、浅見は香川県高松へと向かった。ところが、彩奈は自殺する半月前から失踪していたことが判明、家族も職場も彩奈について多くを語ろうとしない。不可解な死に疑問を抱いた浅見は、わずかな手がかりだけを頼りに独自の調査を開始する。そして、事件の背景がおぼろげに見えてきたとき、彩奈の兄が「ウラシマ・タロウノ・ホコ…」という謎のダイイング・メッセージを遺して殺された!錯綜する事件の真相を追って、浅見光彦が讃岐路を往く!
感想  未読
書名 三州吉良殺人事件(角川)
内容  浅見光彦は、ひょんなことから母・雪江の三州への旅のお供を命じられた。道中「殉国の七士の墓」に立ち寄ったふたりは、おかしなことをいう愛国老人に出会う。ところが、翌朝、その老人の死体が蒲郡の海岸で発見される。死亡状況からすると、何者かに断崖から突き落とされたらしい。が、そのあたりには人が転落しそうな場所はない。三河湾をはさんだ伊良湖岬から死体が流れ着いたのだろうか。警察から嫌疑をかけられた浅見母子は事件の解決に全力を注ぐが…。長編旅情ミステリー。
感想  未読
書名 喪われた道(角川)
内容  青梅山中で虚無僧姿の死体が発見された。被害者は会社役員羽田栄三。「旅と歴史」の取材中に事件に遭遇した浅見光彦は、独自の調査に乗り出す。浅見は尺八名人の羽田が修善寺ゆかりの秘曲「滝落」の吹奏を拒絶していたことを知り、源頼家忌と重なった事件当日には、修善寺で虚無僧が目撃された事実を掴む。かつて修善寺で暮らしていた羽田の過去とは?頼家忌の伊豆で何が起きたのか?発見現場の青梅との関連は?やがて、浅見の前には「失われた道」という謎の言葉が立ちはだかる…。内田文学の新境地となった傑作長編推理。
感想  未読
書名 箱  庭(講談社)
内容  幸薄き女の想い出の1葉の写真。2つの紅葉谷公園の謎の2つの死体。日本の秋を彩って、文芸ミステリー第3弾。
感想  未読
書名 (講談社)
内容  諸行無常の理を表わすという鐘の音。浅見家代々の菩提寺、聖林寺の梵鐘から血が滴るという怪事件があってまもなく、顔にその鐘の模様痕をつけた男の変死体が隅田川に浮かんだ。四国高松、越中高岡と、被害者の美しい妹とともに鐘の謎を追いかける浅見光彦の旅が始まる。期待の文芸四部作第二弾。
感想  未読
書名 漂泊の楽人(講談社)
内容  妹・肇子の縁談をよろこぶべき兄が死んだ。俺が死ぬようなことがあったらワープロでフルネームを打ってくれ、と言い遺して。涙の渇くまもなく、今度は母が殺された。ワープロに残されていたのは新潟の一地方、月潟村の風土誌。浅見光彦は肇子とともに、謎をひもとくために母の生地、月潟村を訪れるが…。
感想  未読
書名 風葬の城(講談社)
内容  白虎隊のふるさと、会津を訪れた浅見光彦の目の前で塗師平野が謎の死を遂げた。折りしも東京で歯科技工士として働く平野の息子も、帰郷途中で失踪。殺人事件の第一発見者となってしまった浅見は、理知的な美しさをたたえた会津女子高の新人教師、安達理紗の助けを得て、見えない犯人を追いつめてゆく―。
感想  未読
書名 イーハトーブの幽霊(中公)
内容  浅見光彦は花巻祭りの取材で、岩手県花巻市にやって来た。このあたりは、宮沢賢治が理想郷の意味を込めて「イーハトーブ」と名付けたところだ。祭りの高揚感に包まれる中、賢治ゆかりの「イギリス海岸」「さいかち淵」で二人の男が殺害され、残酷な童話の幕があいた!?被害者は死の直前、「幽霊を見た」「まただよ」と…。浅見光彦は、雨ニモマケズ、幽霊の正体を追う。
感想  未読
書名 津和野殺人事件(光文社)
内容  憂愁の気配漂う山陰の小京都・津和野―そこで隠然たる勢力を誇る旧家・朱鷺家には、ある秘密が隠されていた。一族をめぐって起こる連続殺人。事件を追う“名探偵”浅見光彦は、「赤いトンネル」の記憶に呼び寄せられて津和野を訪れたと語る樋口母娘とともに、奇怪な陰謀に巻きこまれていく…。深い感銘を与える秀作。
感想  未読
書名 軽井沢殺人事件(光文社)
内容  謎の言葉「ホトケのオデコ」を遺して、インチキ商法で世間を騒がせた商事会社の幹部社員が事故死した。全国手配で浮かんだのは、政界に隠然たる力を持つフィクサーの影。一方、軽井沢で、警視庁の公安部員が不審な死を遂げた。おなじみ名探偵・浅見光彦と、「信濃のコロンボ」こと竹村警部が初共演!霧の軽井沢を舞台に、上流社会と日本の暗部を暴く。
感想  未読
書名 金沢殺人事件(光文社)
内容  事件はまず、浅見光彦の自宅付近にある平塚神社で起きた。商社マンが謎の言葉を残して刺殺されたのだ。さらに、古都・金沢で、惨劇が発生した。兼六園近くの「美術の小径」の急な石段から、女子学生が突き落とされ死亡したのだ。彼女は商社マンの最期を、偶然目撃していた!?…。二つの殺人事件の繋がりを求めて北陸に飛んだ光彦は、事件解明の鍵をつかんだが…。
感想  未読
書名 姫島殺人事件(光文社)
内容  大分県国東半島の先に浮かぶ伝説の島・姫島―この島の実力者の息子・属優貴男が惨殺された。属は島の利権に絡む企みを画策、黒い交遊も噂されていた。しかも彼は死の直前、名探偵・浅見光彦を脅迫していた!さらに米軍基地移転問題を取材中のカメラマン・浦本智文が、水死体で発見される!浅見は自らの疑惑と二つの死の解明のため、美しき姫島を旅した。
感想  未読
書名 遠野殺人事件(光文社)
内容  山間隔絶の小天地だった遠野。いまなおその面影を残す「五百羅漢」のもとで一人、屍となって東京の独身OLが発見された。遺品のカメラからは、同行するはずのなかった同僚の笑顔が…。同行するはずだった宮城留理子は、フィアンセと過ごしていたホテルでその報せを受け、熱血刑事・吉田宗平に協力して捜査に乗り出した。二重、三重にはりめぐらされたトリックと、推理の拮抗。彼女はなぜ別の人と一緒だったのか。
感想  
書名 湯布院殺人事件(光文社)
内容  霧の底に沈み幻想的なたたずまいをみせる湯布院。この静かな盆地の町で、疑獄事件の渦中にある前文部次官が首を吊った。数カ月後、前次官と関係の深い旧家の高梨家を、和泉教授夫妻が訪れた。和泉直人は哲学出身の法律学者、しかも犯罪心理学では世界的に認められている。旅行中に、妙なことから預かった男の子、和泉が着いたその日から、高梨家では連続殺人が。
感想  未読
書名 小樽殺人事件(光文社)
内容  薄明の小樽港に女の漂流死体。取材旅行の途次、死体を発見した名探偵浅見光彦と、偶然事件に巻きこまれたOL津田麻衣子は独自の調査を開始した。さらに被害者の妹も不審な自殺。二つの死体には黒揚羽蝶が残されていた。蝶の謎を追い、浅見と麻衣子は信州・安曇野を訪れるが、そこには…?旅情と本格推理の見事な融合。
感想  未読
書名 華の下にて(幻冬舎)
内容  国際生花シンポジウムの開催地・京都で雑誌記者が謎の死を遂げた。五百年の歴史を誇る華道家元の座をめぐり、様々な思惑が複雑に絡み合う中、第二の犠牲者が。連続殺人の裏には何が隠されているのか?美しく桜が咲き乱れる古都で、伝統と格式のもとに封印された秘密に、浅見光彦が挑む!著者にとって記念すべき百冊目の作品となった傑作長編。
感想  未読
書名 薔薇の殺人(祥伝社)
内容  閑静な住宅街で起きた女子高生誘拐事件。浅見光彦は親類に嫌疑がかけられたため、やむなく捜査に乗り出した。やがて被害者の出生の秘密が明らかに…。彼女は元宝塚女優の道ならぬ愛の結晶だったのだ。犯人から連絡が途絶えた直後、彼女は変わり果てた姿で発見された!犯人の真意は?浅見は憤りを内に秘め、悲劇の真相を求めて乙女の都宝塚へ向かった!浅見光彦、最大の試練!長編本格推理。
感想  未読
書名 終幕(フィナーレ)のない殺人(祥伝社)
内容  〈パーティーで、必ず誰かが殺される〉ルポライターの浅見光彦は大物俳優・加山裕次郎からパーティーの参加者を守ってほしいと頼まれた。不審な死亡事故が2年続いて起こった因縁のパーティーである。箱根にある加山の別荘には、12人の有名芸能人が招かれていた。だが、肝心のホスト役・加山の姿はなく、不気味な音楽の流れる中、晩餐は始まった。そして、暴露本を書いた永井智宏が毒殺された。それが戦慄の一夜の幕開けだった。怯える招待客を嘲笑うかのように、やがて第2、第3の殺人が…!?犯人は加山なのか?招待客はどうなるのか?人気好調の著者が新境地を拓いた本格ミステリーの傑作!
感想  未読
書名 追分殺人事件(ハルキ)
内容  信濃追分駅のほど近くで、人形やアクセサリーを売る店をひとり営む丸岡一枝。東京大学農学部の前、本郷追分の角の酒屋に嫁いだ小野初子。互いに面識のない二人は、ほぼ同時期に、まったく見ず知らずの男性の変死体に遭遇する…。信濃のコロンボこと岡部和雄の秘密裡の捜査は難航したが、皮肉にも、新聞にスッパ抜かれたことにより得た糸口があった。昭和史の裏に追いやられた、光と陰の分岐の物語は、北海道から始まる。
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