高樹のぶ子 |
書名 | 哀歌は流れる(新潮) |
内容 | 雑誌社に勤める美和子が異性として意識しはじめたのは英会話教室の講師で痩せていて頼りなげな青年、大道治だった。妹のように面倒を見ていた従姉妹の梢が酒場に忘れてきたのは片方だけのイヤリング。裏には‘FROM OSAMU,WITH LOVE’と彫られていた―。人を傷つけても手放せない愛がある。想うだけでも苦しい恋がある。哀しくも美しい様々な愛の陰影を写し出す6つの連作恋物語。 |
感想 | 未読 |
書名 | 光抱く友よ(新潮) |
内容 | 大学教授を父親に持つ引っ込み思案の優等生・相馬涼子。アル中の母親をかかえ、早熟で、すでに女の倦怠感すら漂わせる不良少女・松尾勝美。17歳の2人の女子高生の出会いと別れを通して、初めて人生の「闇」に触れた少女の揺れ動く心を清冽に描く芥川賞受賞作。他に、母と娘の間に新しい信頼関係が育まれていく様を、娘の長すぎる髪を切るまでの日々のスケッチで綴る「揺れる髪」等2編。 芥川賞受賞作 |
感想 | 未読 |
書名 | 氷 炎(講談社) |
内容 | 愛し合い、が今は別々の家庭を築いていた氷見子と光介は、二十年ぶりに再会する。氷の中に火を閉じ込めようとする二人。だが、炎は激しく燃え上がる。仲良くなった娘たちの乗る車が事故に遭い、氷見子の娘は変わる。そして、最後に二人も…。 |
感想 | 未読 |
書名 | 蔦 燃(講談社) |
内容 | 真砂子の前に突然現れた、夫・光司の異母弟・末次郎。垣根に絡みつく蔦のように友江の家にひび割れを作ろうとしているのか、復讐から始まった出会いは、白く透けるような肌を持つ真砂子をエロスに浸し魔女のように変えていく。会わずにいられなくなった二人は…。鳥清恋愛文学賞に輝いた大人の名作長編。 島清恋愛文学賞第1回受賞作 |
感想 | 未読 |
書名 | 億 夜(講談社) |
内容 | 死が見えてくると、愛することは哀しい。兄、竹雄の婚約者沙織の心を奪い、自ら命を絶った弟の光雄が残した「蜉蝣の箱」。25年の時を経て、木箱に封印された言葉の意味を求め、竹雄と沙織は再会する―。老いや死を意識しはじめた男女の葛藤と性愛。透明な感性で生の根源を精緻に描く、渾身の長編小説。 |
感想 | 未読 |
書名 | 水 脈(文春) |
内容 | 水に始まり水に環る官能と夢幻のアクア・ファンタジー。別離、再会、愉楽と切なさ。そして死…。自ら今もっとも切実な主題を変容する水の姿態に重ねた官能の香り濃き短篇十篇。 女流文学賞第34回受賞作 |
感想 | |
書名 | 湖底の森(文春) |
内容 | 大雪山国立公園の然別湖で失踪した恋人への未練を残して、湖畔で49歳の現在まで独身のまま旅館で働く吉岡のもとに、今年も亜希子が訪ねてきた。わが娘のように育てあげた恋人の遺児である。だが、彼女の父親は吉岡ではなかった。深く静かな愛執の年月を描く表題作ほか、大人の愛を奏でる八つの物語を収録。 |
感想 | 未読 |
書名 | イスタンブールの闇(中公) |
内容 | 世紀末の都で運命的に再会した男と女―。16世紀に消えたイズニク・タイルの謎をめぐって、イスタンブールと津和野、ふたつの都市を背景に描く、激しく、狂おしく、ミステリアスな大人の恋。傑作長編恋愛小説。 |
感想 | 未読 |
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