斎藤 栄 |
日美子シリーズが有名。沢口靖子主演のものもいくつかあります。余談ですが私の名前は日美なので、どうも真似したように誤解されそうで実は新聞で宣伝されるたび一人苦笑しています(?)。私本人は珍しい名前をつけてもらって大変気に入っているので、両親に感謝しているくらいなのですが…日美整形などはつらいものがありますデス…(^_^;)
書名 | 人の魔法陣(集英社) |
内容 | 結婚披露宴の席上、こともあろうに新郎が変死した。そして次々と新郎の一族が変死してゆく。これは用意周到に仕組まれた殺人なのか、それとも不慮の死なのか?披露宴に招かれ、新郎の死を目撃した元神奈川県警警視長の真部宏は、その謎を追うが、事件の裏には恐るべき真相が隠されていた。“魔法陣シリーズ”初の書き下ろし文庫。 |
感想 | 未読 |
書名 | 月の魔法陣(集英社) |
内容 | 心よせる彼女の失踪、親友の不可解な死、そして密室撮人事件…。俳句と魔方陣をキーに、その謎が解き明かされたとき、戦慄の事実が。本格推理小説。 |
感想 | 未読 |
書名 | 枕草子殺人事件(集英社) |
内容 | 友人に誘われて参加する京都ツアーを楽しみにする日美子だったが、旅を占ったカードは、砂漠を裸足で歩く男…事件の予感である!彼女が旅立ったその日、鎌倉の豪華マンションで火災が発生し、新人の女流作家が死体で発見された。ダイイング・メッセージとして残された枕草子の一節が暗示する犯人は誰か!?巧妙な殺人トリックにいどむ名コンビ、タロット日美子と夫・二階堂警部の大活躍。 |
感想 | 未読 |
書名 | 雪の魔法陣(集英社) |
内容 | 誕生日祝いに、外科医大月光太郎夫人・芽芽のもとに北海道から送られてきた雪だるま。その中に、切断された手首が!何のために?犯人は?そして被害者の生死は?おなじみ、神奈川県警の真部宏は早速、捜査を開始した―。装い新たに功妙なトリックで描く“魔法陣シリーズ”第5弾。 |
感想 | 未読 |
書名 | 奥の細道殺人事件(集英社) |
内容 | 工場汚水から発生するガスでひとりの子供が中毒死し、母親も後追い自殺を遂げた。直後、工場長が殺され、愛する妻子を失った芭蕉研究家の大学講師三浦八郎が、犯行を告白する遺書を残して死亡した…。三浦の死で事件は終息するかに見えたが、驚くべきことに、彼には鉄壁のアリバイがあった。公害問題と芭蕉忍者説を作中に盛り込んだ著者の代表作。 |
感想 | 未読 |
書名 | ハムレット殺人(講談社) |
内容 | 高層マンションの火事に巻きこまれた私は、人妻を救助する。その際彼女が手にしていた小箱をあずかるが、いつの間にか紛失してしまった。そしてやがて、彼女の夫が海で奇怪な死を遂げる。警察は私を殺人の共犯者では、と疑うのだが、その理由とは? トリックの名手が、短編に腕の冴えを発揮した本格推理作品集。 |
感想 | 未読 |
書名 | 真夜中の意匠(講談社) |
内容 | 画家志望の少年が自宅で殺された。少年の父は余命わずかで、事件の裏にはニュータウン計画の土地買収によってころがりこむ莫大な遺産の相続問題が絡んでいた。捜査本部の桜林警部と田所刑事部長は容疑者を叔父に当る岡京二郎に絞った。ところがなぜか京二郎は、無意味なアリバイ工作をほどこし、二転三転証言を覆す。果してその意図は?そして真犯人は?巧妙なトリックを駆使した本格推理。 日本推理作家協会賞第21回候補作 |
感想 | 未読 |
書名 | 殺人の棋譜(講談社) |
内容 | 日本将棋連盟所属の河辺真吾八段が、「最高位」挑戦者決定戦に勝利し、タイトル保持者の名人との対局が決まった。が、河辺を襲った突然の悲劇―三歳の愛娘・万里が誘拐されたのだ。神奈川県警・須川刑事指揮のもと、犯人逮捕に向けて万全の態勢で臨むが、予想外の方法で身代金を奪われ、万里の行方も不明。最悪の事態の中、最高位戦第一局が始まった…!?江戸川乱歩賞に輝いた誘拐ミステリーの名作。 江戸川乱歩賞第12回受賞作 |
感想 | 未読 |
書名 | オロフレ峠の殺意(講談社) |
内容 | 不動産会社の営業マン浅沼寿郎が、伊豆天城山中に無残な死体で発見された。北海道に単身出向中の浅沼がなぜ伊豆に?父の死に疑問をいだいた高校生の道夫は、ひとり北海道に向かうが、父の残した日記には謎の女性の存在が。その彼女も扼殺死体で発見される。残雪の北海道オロフレ峠で何が起きたのか。 |
感想 | 未読 |
書名 | 横浜 死の魔方陣 タロット日美子(光文社) |
内容 | 宝飾店オーナーの息子と交際中の折笠美知は、密かに玉の輿に乗ろうと計算している。だが、美知の母・貞子は、相手の女性問題の噂を心配し、二階堂日美子にタロット占いを依頼した。占いには不穏な影が…!?事実、その翌日、貞子の刺殺体が自宅で発見され、しかも銀行から下ろしたばかりの一千万円も消えていた!新境地、タロット日美子の“魔方陣”シリーズ第一弾。 |
感想 | 未読 |
書名 | 伯備線秘図推理旅行 タロット日美子(光文社) |
内容 | タロット日美子の親友・榊原裕子の伯母・静が、行方不明になった。ゴルフ会員権販売に絡むトラブルが原因か。日美子と裕子は、静の住む岡山へと向かった。彼女の部屋を訪れた二人が目にしたものは、血染めに地図。そして、カーペットにも血痕が。不吉な予感を抱く二人を前に、三つの連続殺人が…。「吉備路」を舞台に、日美子の推理が冴える。長編推理の傑作。 ※TVドラマでは沢口靖子さんが日美子役で、また日美子の友人の叔母役だった佳那晃子さんが熱演。 |
感想 | |
書名 | 殺人源氏物語 タロット日美子(光文社) |
内容 | 二階堂日美子の友人・秀美の弟で、高校生の英二郎が自殺した。彼の遺したノートには「殺人源氏物語」というタイトルとメモ書きが…。いじめに対する復讐のミステリー?日美子は、『源氏物語』の光源氏を巡る人間たちの相関図と照応させながら、いじめっ子の特定を図った。だが、彼女の推理を嘲笑うように、つぎつぎと殺人事件が…!?著者会心の長編推理力作。 |
感想 | 未読 |
書名 | OL現代詩殺人事件 タロット日美子(光文社) |
内容 | 経済省に勤めるOL・我妻章子。彼女は、弟の伸一が呪術でサラ金業者・水上を殺そうとしているのを知り、心を痛めていた。そのうち、伸一は家出し、サラ金業者を狙った連続放火事件が発生。火災現場からは神奈川県庁次長・深山の死体が発見された。“弟が犯人?”あせる章子のもとに謎の手紙が!?「タロット日美子」のデビュー作。 |
感想 | 未読 |
書名 | 神戸「五重トリック殺人」(光文社) |
内容 | 神戸市東灘区の新型ファミリーレストラン〈GUY〉で店長が、店先の木に縛られて殺されていた。足許には、なぜかバラの花束が置かれ、「木火土金水」とワープロで書かれた紙が添えられていた。兵庫県警特命刑事調査官・二階堂警部は、この奇妙な殺人の陰に、陰陽五行説が潜んでいると看破。木に始まって水に終わる連続殺人事件の予告とみて、捜査を開始。はたして、市の西方の新興団地で、暴走族が焼死。何と躰に火がついたままバイクに乗り、自分の家に激突したという。エキゾチック神戸を舞台に、巧妙に仕組まれた犯罪トリックに二階堂が挑戦。新境地の本格推理書下ろし傑作。 |
感想 | 未読 |
書名 | 古都殺人事件(中公) |
内容 | 鎌倉在住の囲碁の滝川九段邸を襲った二人組のライフル強盗事件に端を発し、一家の秘密を握っているとの脅迫電話、犯人の片割れの死、人間消失、誘拐…と事件が急展開するうちに、青春の屈折が影を落とす思いもかけぬ真相が暴かれてゆく傑作長篇。 |
感想 | 未読 |
書名 | 明石の女(ひと)殺人事件(中公) |
内容 | 「父が殺された」。旧友の水沢小雛から連絡を受けた日美子は急遽、彼女の待つ明石へ向った。凶器は自らがオーナーの美術館が所蔵する伝備前長船の名刀と判明し、しかも女性館員の一人が失踪。さらに怪盗ファジーが明石に潜入したとの情報が入り、事件は混沌とする。タロットを駆使した日美子の推理は…。 |
感想 | 未読 |
書名 | 鎌倉江の島殺人事件(文春) |
内容 | タロットカード占いの名手・二階堂日美子の旧友の父親が連続して変死した。一人は中小企業の社長、一人は証券会社支店長。二人とも鎌倉の腰越に建つ予定のラブホテル建設に反対していた。古都鎌倉を舞台に鎌倉在住の日美子が推理する長篇「日美子の恐怖推理」とアリバイ崩しの短篇「江の島殺人事件」を収録。 |
感想 | 未読 |
書名 | 千利休殺人旅情(徳間) |
内容 | 大友好太郎が主催する劇団〈火の会〉の演物は〈寒梅〉―茶匠千利休の最期を描いたものだった。ベル旅行社に勤める夏木梨香は、旧友で女優の首藤加倫に招待され、姉の香奈と楽日の公演を観に行った。が、観劇中、目の前の舞台上で、利休役の大友が日本刀で刺し殺されてしまったのだ。香奈の夫で警察庁特殊捜査班の小早川警視正の助力を得て、姉妹の犯人捜しが始まった…。長篇本格ミステリー。 |
感想 | 未読 |
書名 | 四国綾歌殺人ワールド(徳間) |
内容 | タロット占いの道具やゲーム、トランプなどを売り出して急成長したTTO株式会社の田中総一郎社長から日美子に電話があった。社のCMに協力してもらったお礼に、夫の二階堂警視ともども香川県綾歌町にあるレオマワールドに招待したいというのだ。一方、TTO社の高山薫常務に奇妙な封書が届いた。「123 567」と書かれただけで、「死しかない」という隠し言葉にとれるが…。現地で田中社長らとおち合った日美子は、田中の行動に不審を覚え、ついに、遊覧船からつき落とされる男を目撃したのだ。傑作長篇推理。 |
感想 | 未読 |
書名 | 完全アリバイ(徳間) |
内容 | 新婚旅行中、誘拐された妻を救出に、南アルプスの八紘嶺に向かった医師・武宮章吾は、無事妻を救出。誘拐犯は山中から変死体となって発見された。一方、川崎ではホステスが自宅ベランダから転落死していた。山中での変死体と疑惑の転落死。二つの事件の同一線上に浮かんだ一人の男とその殺意。完全なアリバイに守られた男の才略を打ち砕くため、章吾は不審死を遂げた女が残したメモを頼りに事件を洗い直すが…。 |
感想 | 未読 |
書名 | 大和路殺人事件(徳間) |
内容 | 横浜で探偵業を営む神里公太郎の事務所に、春日病院の事務員・一色が血塗れで現れ、事切れた。続いて、神里の友人で財務局国有財産係の桧垣が、神里を訪ねた帰途、何者かに刺殺された。二人とも、春日病院に入院している富豪・南部寿美に資産問題の相談を受けていたという。間もなく南部は短歌を遺言に死亡。神里は遺された短歌に事件の鍵があると、歌に詠まれている大和路へと向かう……。長篇ミステリー。 |
感想 | 未読 |
書名 | 悪魔を見た家族(祥伝社) |
内容 | 寿代は、夫光三の予定より一日早い帰宅を不審に思った。その直後に鳴った電話―それは姪由美の変死を知らせるものだった。翌日、突然の激しい腹痛に苦しむ父忠雄に、光三はなぜかコレラの特効薬を与える。夫は何を隠しているのか?寿代の疑念は深まるが、それは悪魔に魅入られた、ほんの序章にすぎなかった!人間の隠された心の襞を暴く、推理異色作。 |
感想 | 未読 |
書名 | 芦屋夫人殺人事件(双葉) |
内容 | 日美子は高校時代の友人烏丸みやびに招かれて芦屋を訪れた。その豪邸でのんびりする間もなく邸内で殺人事件が発生、その上時価20億相当の名画も盗まれてしまった。日美子は一連の事件が怪盗ファジーの仕業ではないかと見当をつけるが、ファジーは変装の名人で誰もその素顔を知らない。日美子は鋭い推理力とハーブの助けを借り怪盗に立ち向うが…。 |
感想 | 未読 |
書名 | 飛鳥十字殺人事件(双葉) |
内容 | 雪の夜、新進作家の山路昌夫が妻ともども惨殺死体となって発見された。山路は聖徳太子ガン死亡説をめぐる殺人事件をテーマにした作品を書きあげていた。容疑者として浮かんだ人物は、山路と対立していた先輩作家・吉岡だったが、吉岡には鉄壁のアリバイがあった。―アリバイ・トリックと暗号を駆使して存分に本領を発揮した著者会心の代表作。 |
感想 | 未読 |
書名 | 金沢能登殺人事件(ケイブン) |
内容 | 金沢行き特急「雷鳥」の車内で、鉄道警察隊の江戸川は、河原木蝶と名乗るスリを逮捕した。蝶は輪島の有名な八方寺旅館の若妻で、初犯のため釈放された。同じ頃、旅館では夫の文一が茶室で殺されていた。しかも旅館を訪ねた江戸川の眼前で第二の殺人が。犯人は忍者屋敷と呼ばれる八方寺旅館の隠されたからくりに精通しているらしい。江戸川は犯人に肉薄できるか…。 |
感想 | 未読 |
書名 | 紅の幻影 勝海舟の殺人(廣済堂) |
内容 | 横浜にあるマンションの浴槽で男の溺死体が発見された。部屋には捜査の着眼を促すように原稿が置かれ、執筆者と同時に、警察は内容分析調査を行なう。“作中の主人公が勝海舟を題材にした推理小説を執筆中殺人事件が起こる”という内容に、横浜の溺死事件を解く鍵を見た刑事。遺された小説同様、多重の構造を成す犯罪プロットに行きついた刑事は…。 |
感想 | 未読 |
書名 | アルプス秘湯推理旅行 タロット日美子(廣済堂) |
内容 | 二階堂日美子を含めた〈関東タロット研究会〉の一行8名は、新宿から特急あずさ7号に乗りこみ、秘湯めぐりの旅に出た。この旅が殺人旅行になろうとは日美子は夢にも思わなかった。一行が松本駅に降り立った時、その序幕は開く。参加者名簿の名前に×印をつけ、何者かが殺人を予告してきたのである。そして、扉温泉で第一の殺人が起きた! |
感想 | |
書名 | タロット日美子の夢街道鬼(実業之日本社) |
内容 | 久し振りに声の便りを寄こした親友の相談ごととは、先踪した夫を捜してくれという頼みだった。中学の数学教師の夫が姿を消してすでに10日、手がかりは手帳に書かれた4人の教え子の名前と〈3、4、6、10〉という意味不明の数字だけ。捜査を引き受けた日美子が千葉に住む教え子の一人を訪ねると、訪ねた当人は、胸に深々とナイフを突き刺されて殺され、続いて蔵王に住む教え子が、今度は右目をつぶされた死体で発見された。連続殺人の現場に残された、ハムレットの言葉は何を物語る!千葉、蔵王、佐渡、小浜と謎を追って馳ける日美子の前に展開する怪事件。そして恐るべき終局が…。 |
感想 |
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