逢坂 剛


書名 さまよえる脳髄(新潮)
内容  ゲームの最中、突然マスコットガールに襲いかかったプロ野球選手・追分知之。元歌手を名乗り、制服姿の女性を次々と狙う連続殺人犯。そして大脳に障害を負った刑事・海藤兼作。精神科医・南川藍子は、深層心理や大脳に傷を持つ3人の男と関わり始める。さらに、藍子を付け狙う謎の人物の影が見え隠れして―。最先端の精神医学の研究成果を大胆に取り入れた、長編異色ミステリー。
感想  未読
書名 幻の祭典(新潮)
内容  1992年、バルセロナ・オリンピック開幕を間近に控え、東京では二人の男がもう一つのバルセロナ・オリンピックを追っていた。1936年、ナチス主導のベルリン・オリンピックに対抗して計画が進められていた人民オリンピックだ。内戦勃発で実現されなかったこの「幻」を掘り起こすうち、いつしかスペイン現代史の暗闇に迷い込む。思いがけないラストまで息もつかせぬ衝撃のサスペンス。
感想  未読
書名 クリヴィツキー症候群(新潮)
内容  ソ連大使館員殺害の容疑で逮捕された大学教授・荻野が、突如聞き慣れぬロシア人名を口走り、精神鑑定に持ち込まれた。自分は元ロシア赤軍情報部スパイ、クリヴィツキー将軍の生まれかわりだと言うのだ。彼の心神喪失状態なのか、それともなにか他の可能性が?謎は深まるばかり―。スペイン現代史が趣味という私立探偵・岡崎神策が活躍する、表題作など五編の連作ミステリー。

 収録:謀略のマジック/遠い国から来た男/オルロフの遺産/幻影ブルネーテに消ゆ/クリヴィツキー症候群
感想  未読
書名 まりえの客(講談社)
内容  知るはずのない女が、体をすりよせて来た。「ずいぶん他人行儀でいらっしゃるのね。やっと二人きりになれたのに」。一瞬耳を疑い、頬がこわばるのを感じた…。情事、裏切り、誘惑、そして禁断の夜。すべてはなにげない日常に潜む恐ろしい罠だった。名手が放つ極上のサスペンス・ミステリー六篇を収録。
感想  
書名 斜影はるかな国(講談社)
内容  1936年7月に始まったスペインの内戦で、外人部隊に身を投じた日本人義勇兵・ギジェルモこと佐藤太郎。半世紀以上の時を経て、彼の足跡を追い始めた通信社の特報部記者・龍門二郎がたどり着く意外な結末とは…。スペインの過去と現在、光と影を鮮やかに描き切った長編サスペンスの傑作。
感想  未読
書名 ハポン追跡(講談社)
内容  錯綜する謎、息を呑む展開、思いがけない結末…。現代調査研究所・岡坂神策、本来はPRマンだが、時には私立探偵まがいの仕事もこなす。そんな彼を巻き込む産業スパイ疑惑、外国要人暗殺、そしてスペイン史の謎。表題作を含めた切れ味するどい五編の連作サスペンス。知的エンタテイメントの最高峰。
感想  未読
書名 カディスの赤い星(講談社)
内容  フリーのPRマン・漆田亮は、得意先の日野楽器から、ある男を探してくれと頼まれる。その男の名はサントス、20年前スペインの有名なギター製作家ホセ・ラモスを訪ねた日本人ギタリストだという。わずかな手掛りをもとに、サントス探しに奔走する漆田は、やがて大きな事件に巻きこまれてゆく…。国際冒険小説の達成点。<上巻>

 サントスとダイヤが埋められたギター「カディスの赤い星」を追ってスペインに渡った漆田は、ラモスの孫娘フローラの属する反体制過激集団FRAPのフランコ総統暗殺計画に巻きこまれる…。スペイン内戦時の秘密を軸に、日本とスペインを舞台に展開される、サスペンスにみちた国際冒険小説。<下巻>

 直木賞第96回受賞作/日本推理作家協会賞第40回受賞作/日本冒険小説協会大賞第5回受賞作
感想  未読
書名 十字路に立つ女(講談社)
内容  慢性腎不全を患うみずえに不審な生体腎移植の話が持ちあがった。時を同じくして起きた、みずえの実家、神田の古書店に対する地上げ攻勢、婦女暴行魔の脱獄、そして何者かの影に怯える美しいスペイン研究者・理絵…。神田界隈を背景に私立探偵・岡坂神策が錯綜する謎に挑む。大人のミステリー。ハードボイルド長編。
感想  未読
書名 カプグラの悪夢(講談社)
内容  カプグラとは、家族や知人に対して、自分は外見はそっくりでも内部は別の人間に入れ替わっていると主張する症候群。失踪の後、別人となって現れた娘婿。果して彼の正体は?封印されていた過去の悪夢が蘇る。現代調査研究所の岡坂神策が「心の闇」を探索する表題作はじめ、極上のサスペンス5編を収録。
感想  未読
書名 空白の研究(集英社)
内容  
感想  
書名 情状鑑定人(集英社)
内容  幼女誘拐の容疑で逮捕された井原信三に、情状酌量の余地があるかどうか―家裁の調査官・立花文代の依頼を受け、精神科医・祝田教授は、被告の過去を調べていく。井原は7年前、妻を殺し放火した容疑で起訴され、実刑判決を受けていたが、その背後に意外な事が…。“精神異常”の本質に追る表題作の他、読み応えのある傑作ミステリー集。
感想  
書名 百舌の叫ぶ夜(集英社)
内容  能登半島の突端にある孤狼畔で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編小説。
感想  未読
書名 幻 の 翼(集英社)
内容  かつて、能登の断崖に消えた“百舌”は復讐を誓い、北朝鮮の工作員として、日本に潜入した―。稜徳会病院で起きた大量殺人事件は、明確な理由もなく突然の捜査打ち切りが発表され、背後に政治的な陰謀がからんでいるのではと、取り沙汰されていた。捜査に当った倉木尚武警視は、大杉良太警部補、明星美希部長刑事などと共に闇に葬られようとする陰謀を執拗に追う。息もつかせぬサスペンス長編小説。
感想  未読
書名 裏切りの日日(集英社)
内容  人質を楯に、身代金を奪った犯人は、厳重な包囲の中で、ビルの9階からエレベーターに乗り込んだが、1階についた時には消えていた!その頃、近くのマンションで、右翼の大物が何者かに射殺された。“2つの事件は関連するものなのか?”居合わせた警視庁公安刑事・桂田の暗い瞳が光った。彼は、2年前に妻子に逃げられ、それ以後、人が変わったといわれる。その凄腕に更に磨きがかかり…。
感想  未読
書名 水中眼鏡(ゴーグル)の女(文春)
内容  精神科医の前に現われた女は、真っ黒の水中眼鏡を取ることをかたくなに拒んだ。朝起きたらまぶたがこわばり、眼が開かなくなったという。治療が進むにつれ次第に浮かび上ってゆく恐怖の真実。自宅の火事で自分だけ助かり夫が焼死したこととかかわりがあるらしいのだが…。心理サスペンスの三篇を収録。
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