オキ・シロー |
書名 | 紐育のドライ・マティーニ(角川) |
内容 | “紐育”という文字が似合う古めかしいバーに、鮮やかなドライ・マティーニをつくるトマというバーテンダーがいた。ミキシング・グラスをかっちりと冷やし、オリーブやビターを一切加えない紐育スタイルのカクテル。あの味が忘れられず、再び摩天楼にやってきた私。だが、そのバーにはもうトマの姿はなかった…。ジャーナリストとバーテンダーとの寡黙な交流を描いた表題作ほか、ジャズ、映画、カリブ海などを背景に、20種類のカクテルを通して人生を深く味わう掌篇小説。 |
感想 | |
書名 | 寂しいマティーニ(幻冬舎) |
内容 | 彼女がいつもより一杯だけ多く、三杯目のマティーニを飲んだ夜、わたし達は初めて男と女の関係になった。珍しく東京に雪が降っていた日のことだった…。表題作「寂しいマティーニ」をはじめ、都会に生きる男と女のせつなさを、マルガリータ、ダイキリなど色鮮やかなカクテルが飾る21編の恋愛小説。心地よい酔いの魔法は、弧独まで癒してくれる。 |
感想 | |
書名 | ギムレットの海(幻冬舎) |
内容 | 夕陽をうけてキラキラ光る海を眺めながら、彼女はひとり、ギムレットを飲んでいた。もうじきやって来る年下の恋人に、最後の返事をするために…。新たな出会いの予感、昔の恋人の思い出。ほんのり苦く、どこまでも優しい十七杯の恋模様。 |
感想 | |
書名 | 雨の日のチェリー・ブロッサム(幻冬舎) |
内容 | 春の雨が、満開の桜の花を散らして降る夜、白髪のバーテンダーは一組のカップルを待ちつづけた。結婚記念日の夜に、毎年決まってやって来る彼らのために、思い出のカクテルを作ろうとして…。移りゆく季節と一緒に、何故か変わってしまう人間の気持ち。不器用で優しい男と女たちのドラマを描く十二編。 |
感想 | 未読 |
書名 | テキーラの朝やけ(幻冬舎) |
内容 | 黙って去っていった恋人の幸せに、思い出のカクテルで祝杯をあげる気弱な男。これでよかったのさ…。ほのかな酔いが、精一杯強がる男を、ちょっぴり切ない気分にさせる。表題作「テキーラの朝やけ」をはじめ、バー・ボロンゴにやって来る男と女の恋模様を綴った14編。酒の味はいつも変わらず、飲む人の心だけが恋わってゆく。 |
感想 | 未読 |
書名 | 昼下りのギムレット(幻冬舎) |
内容 | ギムレットを飲むと、僕はあの男のことを思い出す。グアムの熱帯の夜、彼に会わなければ、このカクテルのうまさも知らなかった。翌日、ジャーナリストの彼は戦場へ行った。再会を約束してから十数年、どこかで彼が生きているのを祈りながら、二杯目のギムレットを飲む…。表題作をはじめ、二十編のドライな男たちの物語。シリーズ第五弾。 |
感想 | 未読 |
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