五木寛之


書名 フランチェスカの鐘(新潮)
内容  〈ビデオ・ギャラリー〉のイタリア取材に、女性スタッフとして加わった森口恵。彼女は同行した青年演出家の津山章司に強く惹かれた。しかし、彼の背後には大人の女の魅力を感じさせる丹野燿子の影が…。真紅のケシに彩られた中世都市アッシジを舞台に、美貌の青年をめぐり、成熟した妖艶な女性と若く大胆な娘が奏でる危険な愛のコンチェルト―。表題作など4編を収める恋愛小説集。
感想  
書名 哀しみの女(新潮)
内容  年下の画家・章司と暮らす和実は、たまたま見かけた異端の天才画家エゴン・シーレの作品「哀しみの女」に、自分の未来の姿を予感する。そして、彼女は、モデルであり画家の愛人でもあった女の薄幸な人生に、自分の運命を重ね合わせていた…。ウィーン世紀末の画家とモデルとの退廃的な関係を現代に重ねて、男の野心と女の愛を描く大人のための恋愛小説、ネオ・シティ・ロマン。
感想  
書名 冬のひまわり(新潮)
内容  
感想  
書名 水 中 花 (新潮)
内容  
感想  
書名 レッスン(新潮)
内容  
感想  
書名 白夜物語(角川)
内容  ムンクの版画「叫び」におののくノルウェーの娘ジュリー―夏の怖れ。体内から湧く激しい「衝動」の正体にとまどい、旅先のオスロで自死するオリエ―ヴァイキングの祭り。明けるとも暮れるともつかない妖しい薄明が、街と森と湖をつつむ北欧の夜―その白夜の中に展げられる愛と孤独と憂愁のドラマ四編を収録。北欧を舞台に青春の彷徨を描いた香り高い五木文学の傑作集。
感想  
書名 雨の日には車をみがいて(角川)
内容  1966年。街にビートルズの曲が流れるその年の夏、ぼくは一台のオンボロ外車を手に入れた。シムカ1000。風変りな色に塗られたその車に魅せられたぼくは、女ともだち揺子の意外な成功と突然の転落のドラマを乾いた心で見つめていた。「車は雨の日にこそみがくんだわ」最後に揺子が残した言葉を忘れられずに、その夏からぼくの恋と車の奇妙な遍歴の季節がはじまる。ぼくは作家を夢みる青年だった。ぼくの愛した9台の車と9人の女たち。ぼくの青春はなにを失くし、なにを得たのだろうか?

 収録:たそがれ色のシムカ/アルファ・ロメオの月/アマゾンにもう一度/バイエルンからきた貴婦人/翼よ!あれがパリの灯だ/ビッグ・キャットはしなやかに/怪物グロッサーの孫娘/時をパスするもの/白樺のエンブレム
感想  
書名 燃える秋(角川)
内容  〈心と身体のほかに、もう一つの大切ななにかがある〉初老の画廊主との陰湿な性の誘感、祇園祭の夜に出逢った青年との純粋な愛すらも、デザイナー桐生亜希の安住の場ではなかった。そんな折り展覧会場で見かけた一枚のペルシャ絨毬。その奥深い美しさに魅了され、亜希は、なかにを求め、ひとりペルシャに旅立つ。女性の“愛”と“義”をテーマに様々な岐路、門出に立つ人々に贈る名作大長編ロマン。
感想  未読
書名 晴れた日には鏡をわすれて(角川)
内容  淋しい冬の海。隠岐の民宿で働く牟田口アカネは、自分の醜い容貌に絶望し生きていた。彼女が待ってしたものは、まさに〈なしくずしの死〉。そんな彼女を絶世の美女に変えようという、神への反抗ともいうべき試みを企てる男が現れる。草影真人―。彼と摩天崖の絶壁に立ったとき、アカネの命は奇妙な軋みを立て震えた。美醜の対立がもたらした鮮烈な愛と冒険の新ホラー・ロマン。
感想  未読
書名 奇妙な味の物語(集英社)
内容  ママたちの部屋に小型の盗聴器を仕込み、ポルシェを走らせるぼくは9歳―。理由もなく対向車線に飛び出して、巨大なトレーラーに激突。車を愛しすぎ、車に愛されすぎた美しい夫人―。新入りの少年を好きになれないレストランの主任が教えた料理のテクニック―。独得の感性、ユーモアとニヒリズムが恐怖への快感を呼ぶ奇妙な味の短編集。
感想  小味の効いたブラック・ユーモアで綴られる短編集。どんでん返しへもつれ込むまでの妙味が何とも言えずたまらない。
書名 野 火 子(講談社)
内容  生まれ育った故郷を後にし、未知の世界へ挑戦する決意を秘めて上京した野火子―華麗な変身にとまどいつつ、富裕なマヤに連れられて都会の“秘密の快楽”に触れ、さらに香港からヨーロッパへ。そこでの奇妙な人と歴史との出会い、冒険…。そして半年がたち、野火子は、いま人生とは?幸福とは?深く重い発見を手にして、新しい道へと歩みだす。慈愛をこめて描く五木ロマン。
感想  未読
書名 青春の門 筑豊篇(講談社)
内容  誰もが一度は通りすぎる、そしてただ一度しか通ることの許されない青春の門。熱い血のたぎる筑豊の地に生を享けた伊吹信介。目覚めゆく少年の愛と性、そして人生への希望と旅立ち…。ひたむきな青春の遍歴を雄大な構想で描き、世代を超えて読みつがれる不滅の大河ロマン第1部。

 吉川英治文学新人賞第10回受賞作
感想  未読
書名 青春の門 堕落篇(講談社)
内容  人間は生き、人間は堕ちる―春浅い北海道をあとに上京した信介の、重く澱んだ倦怠の日々。歌手を目ざす織江は去り、学友たちは政治運動に春青を賭ける。訣別の哀しみと、熱い屈辱感のなか、降りつのる雨に濡れながら、信介は限りない虚無を見つめていた。苛酷な運命に翻弄される青春の苦悩を描く大河ロマン第四部。
感想  未読
書名 青春の門 自立篇(講談社)
内容  筑豊の山河を後に、1人上京した伊吹信介。大学入学第1日目の失望、そして次々に開かれていく東京という未知の世界の扉。苦しい日々のなかの熱い友情と異性への想い。信介はいま青春のただなかにいる。だが、自らの命を賭ける夢は依然として見いだせない。青年のみずみずしい魂の昂揚と愛をヒューマンに描く大河ロマン第2部。
感想  未読
書名 青春の門 望郷篇(講談社)
内容  屈辱感にさいなまれながら、なつかしい筑豊に帰った信介。だが、そこに待っていたのは塙組の没落と、恩人竜五郎の死だった。さらば筑豊、さらば香春岳…。孤独だが、自由の身となった信介は、ふたたび新しい旅に立とうとする。青春の苦悩と息遣いを雄大なスケールで描く大河ロマン第五部。
感想  未読
書名 青春の門 放浪篇(講談社)
内容  末知の世界を求めて東京を旅立った伊吹信介。演劇への志に結ばれた仲間とともに冬の海峡を越えた信介は、いま函館に。若者のまえに立ちはだかる巨大な港の暴力。北国の街に青春の意味を模索する放浪の群像。彼らにはいったい何ができるのか?ひたむきに人生の意味を問い、圧倒的な共感を呼びおこす大河ロマン第三部。
感想  未読
書名 青春の門 再起編(講談社)
内容  ぬくぬくと居心地のいい冬眠の季節はもう終りだ。人生の目的を見つける過程が青春なら、信介は、いまやそのただなかにいる。若さに賭けて、再会した織江とともに未知の芸能の世界へ踏みこんでゆく。いま信介の新天地への出発!混純とした現代をいちずに生きる若者の魂が熱い共感を呼んで、大河ロマンいよいよ第6部。
感想  未読
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