浅田次郎 |
1951年12月13日東京生まれ。中央大学杉並高校卒。
少年時代から作家を目指し、純文学系の新人賞に投稿を続ける。
大学受験に失敗後、陸上自衛隊に入隊。除隊後は様々な職業に就き、暴力団関係の社会にも身を置いていた。
1991年、その経験を元に書いたエッセイ「とられてたまるか!」(のち改題「極道放浪記」)で文筆の生活に入る。
92年に、極道の世界を舞台としたピカレスク・ロマン「きんぴか」で小説家としてもデビュー。
この系統には「プリズンヘテル」(93年)を始めとする4部作があり、ミステリー読者からの支持を集める。
「地下鉄(メトロ)に乗って」(94年)が、95年第16回吉川英治文学新人賞を受賞するなど実績を重ね、中国清朝の西太后とその宦官の生涯を描いた時代小説大作「蒼穹の昴」(96年)は各方面から高い評価を得た。
その後、短篇集「鉄道員」(97年)が第117回直木賞を受賞する。
タイトル作品の映画化は話題を呼んだ。
作風はシリアスからコメディ、ファンタジー調と多岐に渡るが、人情嘲を基調に置いた娯楽小説である点は共通しており、伝統的な大衆文学の新世代の担い手として貴重な存在であると言える。
書名 | 鉄道員 ぽっぽや(集英社) |
内容 | 娘を亡くした日も、妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた…。映画化され大ヒットした表題作「鉄道員」はじめ「ラブ・レター」「角筈にて」「うらぼんえ」「オリヲン座からの招待状」など、珠玉の短篇8作品を収録。日本中、150万人を感涙の渦に巻き込んだ空前のベストセラー作品集にあらたな「あとがき」を加えた。 直木賞第117回受賞作 |
感想 | 未読 |
書名 | 日輪の遺産 (講談社) |
内容 | 帝国陸軍がマッカーサーより奪い、終戦直前に隠したという時価二百兆円の財宝。老人が遺した手帳に隠された驚くべき事実が、五十年たった今、明らかにされようとしている。 |
感想 | 未読 |
書名 | 地下鉄メトロに乗って (講談社) |
内容 | 永田町の地下鉄駅の階段を上がると、そこは三十年前の風景。ワンマンな父に反発し自殺した兄が現れた。さらに満州に出征する父を目撃し、また戦後闇市で精力的に商いに励む父に出会う。だが封印された“過去”に行ったため…。思わず涙がこぼれ落ちる感動の浅田ワールド。吉川英治文学新人賞に輝く名作。 |
感想 | 未読 |
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