のんき熊のひとりごと その3

中古バカ一台!

 
 写真を趣味としている人たちは、往々にしてその写真を写す道具=カメラそのものにも、興味関心を持っています。それは、道具を使いこなすためだけでなく、所有欲と言いますか、物欲の部分での興味も強く持っているものです。もちろん、カメラは写真を写す道具と割り切っている方もいらっしゃいますが、単にその道具の性能の良し悪しだけでは説明のつかない部分で、相当に入れ込んでいる場合があります。曰く
 「ドイツ製カメラは、やっぱりいい」
 「ライカに勝るカメラは無い」
 「ツアイスレンズの切れ味は…」
 「国産ならニコン、ニッコールレンズ!」
などなど。

 どうもカメラへの入れこみ方には、「舶来品」や「有名メーカー」が築いた様々な「伝説」へのあこがれが背景にあるようですが、ここでは、他の方の入れ込み方への批評ではなく、私のんき熊が、どんな視点で、どのように、どんなカメラにのめり込んでいったかをお話ししたいと思います。通常、この手の話しは自慢話になりますが、私の場合は青春の過ちへの懺悔のようになってしまうのです。どちらにせよ、聞き流していただいて結構です…

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