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<じゅうぶんかわいいよ>
私の数多い初恋の人のうちのひとりに会った。彼はなんと5才と3才と4ヶ月の3児の父になっていた。タッペイがむちゃくちゃかわいいという話をしたら、「甘い、本当にかわいいのは3人目から」と言われてしまった。彼いわく、ひとり目は大人の生活のなかに子どもが入ってくるという生活の変化が大きすぎる。ふたり目は、上の子と下の子という関係ができて緊張感が生まれる。3人目で初めて生活にあまり変化がなく純粋にかわいさを楽しむことができるのだそうだ。 さらに、子どもが今どうしてほしいかというのがよくわかるようになるそうだ。ひとり目のときは、親の都合で寝てほしいから寝かしつける、泣きやんでほしいから抱っこする、親がかわいいと思うからかわいがる。まあ子どもの気持ちと多少ずれていてもなんとかなっていくけど、本当に子どもの気持ちがわかるとまた違う楽しさがあるそうだ。 言われて見るとそんな気がする。うーん、10年ぶりに会って、すっかり説教されてしまった。 だけど簡単に3人目と言ったって、それはそれは大変なことだ。何がいやってあのつわりだけは誰かに代わってもらいたいな。それに仕事を続けていると、復帰して1年働いてまた1年お休み、また復帰してまたお休み、ってことになる。まあ私が2、3年休んだところで会社がつぶれるわけじゃないけどね。つぶれるときは私が働いていてもつぶれると思うし。 次の同窓会のときは「ほんっとうにかわいいのは5人目からよー」と言ってやりたいな。そしたら「いやいや、15人目からだ」と言われたりして。
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