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<これがデガラシを飲ませた私の母です> 順子さん(私の母)がやってきた。 ちょっと人見知りができるようになったタッペイは、順子さんを見て「あれっ?」という顔をしている。タッペイにとってはめずらしい人だから緊張するんだろう。私にしてみれば自分の母親だから、「タッペイそんなに緊張するなよー」と思うけど、それは無理というもの。母に比べれば私の母親歴なんてほんのちょっとの期間しかないのに、タッペイにとっては私の方が安心できるんだなー。 タッペイが泣きやまないとき、順子さんがいくら抱いてもだめだ。私の姿が見えないとタッペイはキョロキョロ探して不安そうな顔をする。私の姿が見えるととたんに安心した顔をして、抱くとにや〜っと笑うのだ。 う〜ん、おかん冥利に尽きるねぇ。ヨチヨチ、タッペイちゃん、おかんが来たからもう大丈夫よ〜。 順子さんによれば「抱っこ、抱っこって言うのも今のうちだけよ、そのうち親が抱っこしたくてもさせてくれんようになるよ」とのこと。私の場合は「魚の骨とって」と母にお願いすると「とってあげるけどそのかわり抱っこよ」と言われ、しぶしぶ「・・・いいよ」と言って、ほんのちょっと抱っこされて「はい、おわり」と言っていたそうだ。 信じられないけど「抱っこの刑」だったのね。タッペイはあとどのくらい抱っこさせてくれるかな。3〜4才になると、抱っこをいやがるようになるのかな。 しまった、こないだ順子さんが来たときに「抱っこしていいよ」と言ってみればよかったな。言ったら抱っこしたかな。
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