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<金時豆さんだった頃(生後2週間)> タッペイが生まれて、「なるほど、赤ちゃんは赤いから赤ちゃんって言うんだ」と思った。 力むと一瞬でまっかっかになる。 弘子さん(夫の母)は、まっかっかのタッペイを見て、「どした、どした?そんな金時豆さんみたいになってー」と言っていた。 トマトやリンゴの赤ではなく、金時豆みたいな赤。 髪の毛が薄いから、頭まで金時豆さんになっているのがわかる。形もちょうど金時豆さんみたい。 私は「金時豆さん」という表現がとても気に入った。私のボキャブラリーからは出てこなかっただろうと思う。 ところが、生後2ヶ月にして、金時豆さんにかげりが出てきた。 もう前みたいに金時豆さんの色にならないのだ。 せいぜいがんばっても桃くらいの色だと思う。 タッペイの顔は日に日に人間らしくなっていく。 あの金時豆さんも、もう見られなくなると思うとちょっと寂しい。
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