埼玉県鶴ヶ島市 ( 市議会議員 ) 公明党

山中もとみつ スマッシュ通信

なんでも蹴飛ばす会 過去ログ2006年02 2006-01


2006年8月1日〜3日
  岐阜県岐阜市、多治見市、各務原市へ

2006年8月1日

岐阜市役所前にて岐阜県岐阜市へ
 JR岐阜駅から約3キロほど昭和41年に建てられた庁舎は、何か懐かしみを感じました。
 
まずは、こども権利条例の勉強です。
 国連で、こども権利条約が決められて、日本がそれを批准したのは、10年遅れてからでした。
 そしてやはりそれから10年ぐらいたった今日、ちらほら地方自治体でこども権利条約を制定するところがでてきて、岐阜市は、全国で5番目に当たるそうです。(こども権利条例として、他のネーミングやこどもの福祉計画などに盛り込んでいるものは除いて)
 特徴としては、子供にアンケートをとったところ、大人から人権を否定されることより、友達から、無視されたり、下に見られたりする方がより傷つくということが多く、自分の権利ということと他人の権利を尊重するということを明記した点。そして、子供たちの代表により、子供版の条例も合わせて出している点です。
 その外、街中を回遊しやすくというコンセプトで案内表示やベンチ、そしてレンタサイクル事業などについても勉強しました。
岐阜市のレンタサイクル-1日100円です。
2006年8月1日
 
JR岐阜駅駅前整備中
 岐阜駅は再開発中です。岐阜駅の前は、衣料問屋が軒を並べ、かつては東京の一等地より坪単価が高いほど盛況だったそうです。その分、再開発には手出しができなかったのが、今や不況で大変だそうで、その分、やっと再開発にも着手できたと言うことです。
 名古屋にも20分ぐらいで出られてしまい、パルコの閉店セールをやっていましたが、高島屋をのぞく、百貨店が軒並み撤退するなど厳しい地方都市の実態を目の当たりにしました。
岐阜市議会会議室にて研修中
 研修中の写真も、議会事務局の方が撮ってくださり、研修を受け入れていただくと言うことは、ホント有り難い気がします。
 

2006年8月2日

岐阜県多治見市
 数々の先進事例で有名な多治見市へ行ってまいりました。「多治見から変える」という市の先進事例を職員がまとめた本なども出版されており、敬意込め、予習もかねて、アマゾンで買って、研修にのぞみました。(最近本は、雑誌以外は、ネットで購入です。1500円以上なら送料タダで、もう都内までわざわざ行くこともありません。)
 人事の件、行政改革の件、財政再建の件、3課にまたがる研修で、人事関係は、一人一人の勤務内容を査定し、勤勉手当に反映させることを実施されていています。行革のところでは、構想日本による事業仕分けを実施されていますので、そのことを伺いました。また、財政改革については、市民プールの廃止などされており、事業を実際削る事への取り組みについてを伺いました。
 多治見は、予算査定に財政、総務(人事)、企画の担当プラス環境の担当を同席し、それぞれの事業について環境への取り組みを加味している事など伺い、いい意味でのカルチャーショックを受けました。
 最後に議場も見せていただきましたが、議会自体は、市長提案の「自治体基本条例」を2回継続審議でひっぱって、最後に廃案という事になっており、今回のテーマではありませんが、その点も気になりました。9月議会でまた出て来るそうなので、注目しています。  
2006年8月2日
 
 多治見市も多治見駅から車で10分ほどのところにあり、わざわざのお出迎えをしていただきました。
 
 途中、オリベストリートという名前の通りがあり、焼き物で発展した町の片鱗が見えました。

 あわただしい研修の合間では、ゆっくり町を見る機会は余りなく、駅と庁舎がその町の雰囲気を知る唯一の場所の場合が多いです。
 電車の本数もそう多いわけではなく、電車に合わせて、食事の時間もあわただしいことも多いです。でも食事もその地域を知るために、できるだけ、地元のお安い店に行きます。今回は、夜は、パブにでもなるであろうお店のランチでした。肉屋の系列らしくショウガ焼き定食650円が最高でした!


 多治見から岐阜に戻ったのは、太多線というワンマン電車。
 のどかな感じでした。

2006年8月3日

各務原市
各務原市役所内にて背中側が、基地です。 カイゼン運動で経費削減。カイゼン運動とは、トヨタ方式を役所の運営に生かしたものということで、研修を受けました。トヨタ方式とは何か−伺うといわゆる行政改革です(^^ゞ
 ただ人事評定はする、人の動きには気を配るなど一味違っていました。銀行のように、待合番号の発券機があるのですが、その目的は、混雑緩和ではなく、名前を呼ぶことを避けるため、という女性職員のアイデアから生まれた事など参考になりました。
 ご近所見守り隊という取り組みも伺いました。各務原市は、市民の一割がボランティアに参加するらしく、植林なども市民の手で行われたいるそうです。ボランティアの里親制度も盛んで、公園の整理など市民の手で行われているそうです。同じ事を続けることは嫌いだそうです。
 生涯学習も市長部局に移っており、公民館はライフデザインセンターという名称で、市民大学的な有料のカリキュラムが組まれていました。
  現市長は、元県議で、革新系だったにもかかわらず、今や、職員組合から非難されても行革を進めているようです。首長のリーダーシップを感じました。同じ事をすることが嫌いな方ということで、職員は常には創意工夫が求められていると言うことです。こういった雰囲気は、やはり現場でしか感じられません。

今回の研修もいろいろと学ぶことが多く、暑い岐阜に来てよかったとおもいます。
=終わり=
 
2006年8月3日
  
各務原市 かがみがはらと読むのですが、IMEだとヶが入ってしまいます。名鉄犬山線は、各務原市内に12も駅があり、たとえ市役所のある駅でも小さなローカルな感じです。目蒲線を思い出しました。
各務原市役所と航空基地
 また、航空自衛隊の基地が役所の目のまえにあり、日本にあるすべての戦闘機がチェックを受けるために集まるそうでマニアには有名なところだそうです。
 研修中もファントムとかが結構な爆音を響かせて飛び立っていきました。

 市長の考えから、クールビズは、取り入れられておらず、議会事務局の方も、説明してくださる職員もきちんとネクタイをしています。私としては、上着はありますが、ネクタイは持ってきておらず、ご無礼をしました。各務原市でも議会は、クールビズらしく、まあいいか(^^ゞ
 
 帰りは、議会事務局長さんご推薦の駅前のできたばかりの市の分庁舎の最上階にある食堂で1050円バイキングをいただきました。各務原市役所前にて
=終わり= 

2006年7月29日30日
  市民と議員の条例づくり交流会議2006へ

2006年7月29日

10:00−12:00
◆第一部 「小さな自治体の議会制度―その改革方向性を探る」

基調報告:今村都南雄中央大学法学部教授
今村教授と橋場利勝北海道栗山町議会議長
 地方分権という言葉がこの度の骨太の方針2006にはほとんど触れられていないことに言及し、
もう一度、その波を起こさなければならない、2元代表制として、必ずしも首長は公選で選ばなくてもいいのでは、等言及され、地方自治法第96条の2項による議決権の拡大やその前に1項で制限列挙をやめるべきではと、2006年4月に最終報告が出された第2次地方(町村)議会活性化研究会に参加しての考えを伺いました。

実践報告:「栗山町議会基本条例」
         橋場利勝北海道栗山町議会議長

 平成12年地方分権一括法が制定され、時を同じくして現議長は、議長になり、分権の中での議会の使命を考え、活性化を考えたと言うことでした。
 まず、@議会の透明性を確保するために、インターネットでの中継を行い、議会の質問はこの程度かというお叱りの苦情を多々受けたー意外にこれが効果があったA議会報告会を全国で2番目に行い、恒常的に続けて欲しいという要望が多く、それを担保するために議会基本条例へ話が進んでいった。など伺い、Bあくまで執行部は、議会側から要請したときだけ議会に来るようにし、しかし、そうした以上反問権を与える、また、議会の討論より前に自由討議を議案ごとに設けて、議論する機会を持つなど、それまでの4年半に及ぶ取り組みがあったれ場こその条例制定だということでした。この5月の臨時議会で決まり、即日執行、6月議会では、早速、市長、教育長から反問権の申請があったという事でした。まだまだ、執行部にも遠慮があるが、これを重ねていくことで2元代表制の議会の価値も高まるということを述べられました。
13:30−16:40
◆第二部 「変える、変わる、変えられる―自治法改正の評価と今後の議会改革」
基調報告:大森 彌東京大学名誉教授
大森教授
 大森教授は、議会は、政策、立案していない、それで多額の給料をもらっている、という挑戦的な語り口でした。報酬に対してもその根拠が実はない、非常勤ならボーナスはおかしい、なぜ年金が必要か、政策立案していないのに、政務調査費がなぜ必要か、位置づけがあいまいでここまで来ている。公選職という考えを入れようとしたが、今回の地方自治法改正には入れられなかった。など伺いました。
2006年7月29日
 
 埼玉県の坂戸駅からゆりかもめのテレコムセンター駅へ。夏休みのお台場をしりめに行ってきました。
 東武東上線-山手線-りんかい線-ゆりかもめと1時間4〜50分かかりました。
 ゆりかもめは久々です。
後から、有楽町線で豊洲からゆりかもめの方が安いと気付きました。時間は、ちょっとかかりますが…
テレコムセンター駅

橋場栗橋町議会議長
全国に名を馳せた「栗山町議会基本条例」制定(2006年5月18日)その様子をわざわざ橋場利勝栗山町議会議長がみえての報告でした。
 定数18を今度の統一選では13にするとか、共産党も入れて、定数削減も条例制定も全員賛成で行われたことなど、この議長の存在が大きいなということを感じました。聞くところによると、2期目の議長さんということで、1年おきに議長が変わる議会では、議会改革は難しいのかとも感じました。
  

◆第二部 「変える、変わる、変えられる―自治法改正の評価と今後の議会改革」

左の大森教授の基調報告の後は、
読売新聞解説部次長 青山彰久氏
読売新聞の青山彰久氏
から、滋賀県知事の話、夕張市の破綻の話など伺いました。
左から若林横浜市議、小林小金井市議
小山小金井市議会議員
若林智子横浜市議会議員
からは、ともに生活者ネットワークを母体とした取り組みなど伺いました。
 大森先生の発言の後では、ちょっと押されぎみでしたが…なんせ、基本条例など議会で作れという話の後ですから。

2006年7月30日

10:00 全体会セッション「議会にしかできないこと」
           廣瀬克哉法政大学法学部教授
廣瀬克哉法政大学法学部教授
 昨日の朝からの流れを整理してもらい(かなり多岐にわたりましたので参加者としてはとてもありがたい(^^ゞ)、その中で、首長(独人制の代表)ではできない事、議会にしかできないことを検証しました。
 一つの結論として
 議会は、劇場
 決めるためである以上に見せる為。
 合意点、争点を分かりやすく、面白く提示するところ、市民へのアピールこそ政治機能の本質。ということが掲げられました。そして明年の選挙には、自由討論や住民参画など共通の議会改革項目を公約した同志で連合するなど取り組んでもらいたいといことでした。

11:00〜15:00(昼休み1時間)

分科会
第1から第4分科会ある中で、第三分科会を選びました。
○第一分科会「議会への市民参画」
○第二分科会「再検証・都市計画における議会の役割」
○第三分科会「予算をめぐる長と議会の関係」
○第四分科会「コミュニティ活動と議会」

第三分科会「予算をめぐる長と議会の関係」
加藤法政大学非常勤講師コーディネーター 加藤良重法政大学非常勤講師


 元小金井市の職員で自治体の財政に詳しい、職員の講習会の講師を勤めているということです。
 
 夕張市の財政破綻の現状と課題
   飛田博史氏 (地方自治総合研究所)
飛田博史氏 地方自治総合研究所
 標準財政規模の20%を超えると申請で財政再建団体となり、12年ぶりに夕張市が申請した。当初は、2005年決算は黒字で、認定は明年になるはずが、2005年は赤字ということになり、認定が早まる。標準財政規模が45億円程度で借金は623億円!福岡県赤池町が2倍弱だったの比較してもとんでもない数字一説だと100年再建にかかるとも言われている。詳しい状況は、道が調査中。
 歳入をみると、諸収入が異常に多い、歳出は、貸付金が異常に多く、観光支援特別会計などに貸し付けた形を取って、前借りたよりさらに借り以前の分は一旦返す方法で借金を膨らませた。

○前中田市長-観光で町おこしを図ったが、頓挫。2003年現高田市長になり、破綻を決意。
○職員の中では、ジャンプと称し、一時借り入れでの借り換えが慣例化。
○議会、監査は、確信犯か?
○北海道は2003年にレッドカードを出してはいるが…
○金融機関…責任問えば、貸しハガシ。今は問えない。
→人件費、近隣と比べてもかなり遂出、職員数も多い、ドラスティックに見直される。行政サービス最低限になるだろう。

 これらの中で総務省は、破綻法制を前倒し検討し始めました。夕張の状況がなんとなくわかってきました。

今回も一番前で聞きました。案外空いてるんです。(^^♪以上
2006年7月30日

 2日連荘での研修は、都市問題以上のボリュームで消化し切れません。(^^ゞ
 特に、都内のお台場だと往復3時間以上、今回は奇跡的に土日にもかかわらず日程が取れましたが、もうヘトヘト…
 僕より若い議員も頑張っている(↓参照)のですからなきごとも言ってられません!唯一のコンビにサンクス。今回は、お財布携帯で買い物しました。
 食事も近くに食堂はなく。2日ともコンビニ弁当でした。せめて、外で食べました。





 第三文科会

 議会による予算制御の可能性 
       野村稔氏(前全国都道府県議会議長会議事調査部長)
野村稔氏 私フアンです!
 実務を離れた議論に様々な検討会なりがち。今回の地方制度調査会。大森 彌氏と西尾勝氏、議長の議会招集権で対立。私、招集権特に言わない、なぜなら、あの知事の不信任案が出た長野県でさえ、議会をちゃんと招集した。実害なし。それよりも議員の規定をはっきりすることを主張。公選職の概念。今回はダメだった。

 予算の分割付託ー旧自治省良くないといっていたが未だ多くは違法状態。
 予算こそ常任委員会で、今回、常任委員会に少なくとも一つ入るという事にできた。予算常任委員会可能。
 修正動議、組替え動議、付託決議をもっとやり原案可決が当たり前の状態は異常である。

 事務局を議会が守るようにしなければ、東京都の議会事務局長本庁におれない…それができているのが、岡山県、最近の鳥取県の予算編成の仕方、岡山は昭和30年代からやっている。
など歯に衣着せぬ発言でしたが、参考になりました。


勝部裕史我孫子市議
秋葉就一八千代市議の報告
右から勝部我孫子市議、秋葉八千代市議
 どちらも、私と同年代か少し若めの議員で、刺激を受けました。
 我孫子市は、あの名物市長の福嶋市長で有名です。有名市長のところは、案外議会はだらしないというイメージですが、我孫子はそうではないということです。予算は原案可決したことがなく、女性が30人中11人、20歳代の議員も選挙後とに誕生し、そういう意味では、我孫子市民がえらいと言えるそうです。
 八千代市は、なかなか保守的で苦労しているようですが、パブリックコメント制度などに取り組んでいるそうです。



以上

参照※
市民自治体をめざして:市民と議員の条例づくり交流会議

山中もとみつスマッシュ通信(埼玉県鶴ヶ島市)市議会議員(公明党)