降りしきる雨 逃れ逃れて
たどり着いた あの夏のふたりへと
火照った体 強く引き寄せて
誓った愛は 今もあの時のままさ
ずっと目を閉じて お前の声が聞きたい
甘く切ないささやきで 凍える体 粉々にして
もっと遠い空 次の風に飛び乗り
虚ろな世界 吹き飛ばし ふたりの夜が始まる
戸惑いながら 傷つけあって
幾つもの時 ふたりの上を過ぎて
腕をからませ 波打ち際まで
お前をさらい 今夜あの夏の海へ
ずっと目を閉じて お前の声が聞きたい
甘く切ないため息で 凍える心 溶かしておくれ
もっと遠い空 次の風に飛び乗り
けだるい闇を 振り払い ふたりの夜が始まる
押し寄せる波 くぐり抜けたら まぶしい光の中
ずっと目を閉じて お前の声が聞きたい
甘く切ないささやきで 凍える体 粉々にして
もっと遠い空 次の風に飛び乗り
虚ろな世界 吹き飛ばし ふたりの夜が始まる