2008年 雪秩父温泉旅行   by ナイス爺

出発前夜に私の携帯にゴンタ氏よりメールがあり、今回のレポートを頼みたいとのこと。
サドンリー突然、藪からスティックに何を言い出すのかと思い丁重にお断りの返信をしたところ、女王様キャラの上から目線で『後から参加の申し込みをしたのだから書くのは当たり前でしょ』的な返事が返ってきました。あんたは「にしおかすみこ」か?昔はこうではなかったのにいったい何が彼女をそうさせたのでしょうか・・・と言うことでここから本題です。
当日PM1:00に約束の札幌駅北口駐車場の集合場所へ行くとすでにペンギンさんの車があり、プカプカ氏・O池氏がいて温泉魔神さんもすぐにやって来ました。
K島さん親子に電話をするとこちらもすでに駐車場に入っているとのことで計7人はペンギンさんの車1台で行く事にしてペンギンさん宅に戻りK島さんの車を置いていざ出発です。コンビニで買い出しをして車中の後部座席はすぐに宴会です。



車に乗り込むとすぐに、K島さんが用意してくれたビールで乾杯


久々の○池さんも嬉しそう


出発時 札幌市内ではまだこの程度の雪


ビールに飽きると山崎さん持参の高砂酒造「国士無双」に手をつける。山崎さんはマイお猪口持参

いつもこういう場合ほとんど運転手役のK島が後部座席にいることが珍しい光景です。
「いやー、運転してる人に悪いなー」と心にもないことをニコニコしながら言っていました。 
みんながカンビールを2本程空けるころにいつのまにか中山峠に到着してトイレタイムになりました。
後ろに座っていると前は見えないし横の窓も曇って見えないしどこを走っているのかもさっぱり分からない状態です。
峠を出発してから温泉魔神さん持参の高砂酒造の純米大吟醸生酒の試飲会に突入です。
このお酒はおいしかったですねー。酔いもそこそこまわってきました。
外はなにか怪しい天気になっていたようですが、そこはペンギンさんの慎重な運転にお任せです。


倶知安を過ぎると雪は激しくなり、時折吹きだまりがあって
バンパーに当たった雪がフロントガラスにかぶさる


除雪車を避けて対向車が逆向き駐車

日本酒が入ると前列の緊張感とは無縁に後ろの席は宴もたけなわになってきました。
K島さんが「もうそろそろ車を入れ替えたいなー」と言って「ホンダは嫌だな」などと呟いていました。
そこで以前に誠さんが話していた「ホンダのエンジンはシリンダーとピストンのクリアランスがゆるめになっていて最初からすぐにパワーが出て燃費も良いが寿命が短い」とのこと。「その点トヨタのエンジンは最初はちょっときつめに出来ていて10,000km位走ってからアタリが出てパワーもあって燃費も良くなりエンジンが長持ちする」と言うのを思い出しました。それを踏まえて結婚するならトヨタ車のような嫁をもらえば良いということになり、遊ぶなら最初からパワー全開のホンダ車のような女性が良いのではないかとお父さん達の結論がでました。この話にはケンちゃんが参考にしたのは間違いありません。ちなみに30sメンバーの奥方達がいずれの車であったかは定かではありません。
このころになると道路がかなりヤバイ状態になってきたようです。雪の深さも半端ではなくこのまま行っちゃうとどうなるのだろうというところで前方にスタックした乗用車を発見。聞くところによるとこの先今走っている道路は冬期間通行止めとのこと。
何でこんな道を走ったのかと言うとこの車のハンドルのところに取って付けたような(本当は買って付けた)ナビが付いていました。
ナビには冬も夏も関係なく多分近道を指示してこんなところに入ってしまったようです。 これではワタナビ以下のナビです。この後Uターンして普通に国道を通って行くことになりました。


日も暮れ始め、ペンギンさんも困惑の表情。煙草の灰が落ちそう


2列目シートの二人も酒どころではなくなり前方に目をこらす


対向車のライトも見えにくくなった
この後しばらくして温泉に無事に到着。たぶん7時ちょっと前くらい着いたと思います。
すでにトヨキ親子が到着して(我々より後に札幌を出発)温泉に入っているとフロントの人が言っていました。
部屋割りをしてから我々も温泉に浸かりに行きました。そこで問題なのが露天風呂です。風呂まで行くのに雪の上を歩いて横風の吹雪の中を行かなければいけません。我慢をして風呂まで行ったは良いのですがお湯は温めでなおかつ顔に当たる雪まじりの風が痛いこと。こんな吹雪の中で露天風呂に入るのは今後二度とないことでしょうって言うかありえません。
ここでのジュニア達は元気いっぱいです。豊は吹雪の中露天の探索に行き、ケンちゃんはプロテイン効果の筋肉をお披露目していました。K島さん曰くプロテインの筋肉は見た目だけでパワーもなく本来の筋肉の役目はないとのことです。
風呂を上がってから食堂で夕食を食べ、部屋に戻っていつもどおり酒の宴になります。今回マコトさんからYAMAHAキャップとWR250RのプロモーションDVD、私からは家に帰って一人でこっそり楽しむDVDがそれぞれ全員にプレゼントされました。皆さん楽しんで頂けたでしょうか。



なんとか到着して入浴後の食事


乾杯


いずれはバイクに乗りたいという高校生二人


「や」のつく職業の人達ではありません


ペンギンさん、運転ご苦労様でした



これで2杯目です(プロテイン小僧)

もらったキャップで皆さんご機嫌です

翌朝食事と精算を済ませて出発しようとしたときに、フロントから言われたのがここは通行止めになって当分は出られないとのことです。しばらくは出発を待っていましたがマコトさんが「取りあえずいってみよう。駄目だったら引き返せばいいっしょ」と林道の時と同じように言いだし、やはりみんなもいつもの様に同調して行ってみようということになりました。(通行止めの理由は視界不良とのこと)


翌朝はすごい地吹雪 宿泊客は車を雪から掘り出す


ペンギンさんの車は幸いにも雪に埋もれてはいなかった


ロビーで天気の回復を待つ



出発してみると道路は除雪してあるし視界も時々見えなくなる程度で無事に国道に出られて帰路に着きました。帰りは小樽経由で行こうということになり、昼食は当然海鮮丼になります。
ここでもただ一人ビールを飲んでいた温泉魔神さんはこの2日間でアルコールの入っていない飲み物はみそ汁だけだったような気がします。



ここの2階で昼食です(場所は余市です)


昼食風景(手前に唯一空ジョッキーが)


ここで豊がこぼした醤油(何でこんな写真が?)



昼食後、ここで豊が釣りをして帰るというのでトヨキ親子とは解散しました。あとは札幌へ帰るだけです。
帰って待っているのは家の除雪です。のんびり温泉で遊んできたのですから当然ですが気が重かったのは私だけでしょうか。
でも楽しかった旅行もこれで終了です。悪天候の中ずっと一人で運転してくれたペンギンさん ありがとうございました。
頼みもしないのにさっさと写真を送ってくれて私を追い込んでくれたプカプカ氏と温泉魔神さん ありがとうございました。
お陰様で今年度2回もレポート作りをさせられました。来年はこんなことが無いことを祈りながら終了します。