| 滝川インターに近いローソンに10時集合で15分前頃に着いた時には、プカプカ、たくらんけ、ジュニアの3氏はすでに到着していた。 集合場所では雨は降っていなかったが、プカプカさんはすでに胸元が濡れていた。 高速走行中に雨が降り出し、カッパを着られないまま走っていたとのこと。 ごくろうさまでした。 天気は、何とか持つのではないかと楽観的に思っていたが、これが後々大変なことになった。 まずは4名全員集合して、新十津川の林道に向けて出発した。 走り出してまもなく、雨が降り出した。 止むかな・・・と思っているうちに、土砂降り状態に。 たくらんけさんからも、カッパを着ようとアピールがあり、市内の公園でカッパを着た。 まずは万全な装備となり、再出発。 最初の林道は、約25キロ。 堅く締まったダートで、走りやすい。 途中天気も回復してきたので、カッパの上着だけを脱ぎ走り出したが・・・ 順調に距離を稼いで、今回のツーリングでも最高速を出せる直線で、突然の豪雨。 まさに土砂降りで、着替えできそうな木立を探すがなかなか見つからない。 雨もひどいし、木立も見つからない、早くカッパを着たいのでついついアクセルが開く。 相当なスピード（たぶん90キロ以上か）が出ていたが、 アクセルを緩めずカッ飛んでいたら、直径3〜4メートルもあろうかという大きな水たまりが出現。 雨に気をとられフロントを浮かすことを忘れたまま、突入！ フロントにはねられた水が靴底に当たり、ほんの一瞬ステップから足が浮いた。 そこから、50メートルほど先に木陰があり、ようやく着替えを始めた矢先、背中から「転んだ！」との声。 振り向くと、ジュニアが道の真ん中でうずくまり、なかなか起きてこない。 プカプカさんとたくらんけさんがすぐに駆けつけたが、私は雨に濡れたカッパを着るのにモタモタして出足が遅れた。 声をかけるが、ジュニアはなかなか起きてこない。 私も数限りなく転んでいるが、投げ出されてドサッと落ちたときは痛い、限りなく痛い。 大きな転倒は2回あるが、いずれも半年以上後遺症があったくらいである。 それでも、ジュニアは何とか立ち上がり、走る意志を見せたのは若さ故か。 年寄りでは、こうはいかない。 皮肉なもので、カッパを着終わった頃には雨は小降りになったが、私がカッパを脱ぐと雨が降るので、各氏からカッパを脱がないように指導があった。 残りの林道を順調に消化し、新十津川の吉野に無事到着した。 平日なら、ここのＧＳで給油し小休止するのだが、日曜日は休みなのでパスし、２本目の林道に向かった。 国道451号線と道道28号線を20キロほど南下し、三番川のキャンプ場に続く道を入り、しばらく走ると「水源の森」の看板が見える。 これを入れば、ほぼ一本道の林道である。 フラットで直線ぽい林道なので、走りやすい。 ただ、走った日は植林のイベントがあったようで、やたらと人影が見えた。 何事もなく林道を消化し道道28号線に出、本日3本目の林道に向かった。 ここは入り口が分かりにくいのだが、林道には珍しく入り口にグレーチングがひかれているので、これを目印にしている。 ここは、堅く締まった林道なので走りやすいのだが、ただ短いスパンで高低差があるので先が見通せず、スピードが出ていると軽くジャンプすることもある。 案の定気持ちのいいスピードで走っていると、身体が遅れたためかフロントが浮き上がりヒヤリとした。 この林道の後半は長い直線なので、最高速チャレンジできる。 ここでも、たぶん90キロ以上は出ていたと思う。 この林道の終わり、道道28号線の脇に、あばら屋の喫茶店がある。 なんでも、ここに住み始めて25年にはなるそうだ。 建物自体も板を張り付けたような感じだし、内部も似たり寄ったり。 この建物の２階に住んでいるというのだから、なかなかに辛いのではないだろうか。 しかし、意外と言っては失礼だが、おいしいコーヒーが飲めるし、一緒に食べたピラフもけっこうイケル。 建物を含め、一度経験されるのもいいかと・・・。 ここでしばし休憩し、いよいよ最後の林道に向かう。 ここも入り口が分かりにくいのだが、喫茶店からしばらく走ると、真っ直ぐに延びる林道が見える。 これを走ると、舗装路（道道28号線と平行に走っている？）に出る。 数キロ走ると四番川キャンプ場の入り口が見えてくる。 この入り口を左手にみて、数百メートル行って左折すると4本目の林道の入り口になる。 ここはあまりスピードの上がらない林道だが、登り下りもあって変化に富んでいて楽しめる。 ここを走りきると、月形ダムに出る。 小休止のあと舗装路を走り、30'sで何度も走ったことのある短い林道から月形市内に出て、今回のツーリングは終了となった。 仕上げは例の喫茶店でスイーツをいただき、解散となった。 参加された皆さん、ご苦労さまでした。 今日のツーリングは、約170キロ。 最高速度は、105キロでした。 雨にたたられましたが、それも後になると良い思い出になるでしょう。 来年も楽しいツーリングを企画しますので、ご参加をお待ちしています。 |