下見ツーリング             by 事務長

「ところでさっき気が付きました。 私のHPとじむきょくから送られた年間スケジュールは同じですが、じむきょくのHPの年間スケジュールの一カ所が違っていました。 6月の一泊ツーリングの前に何かあったなぁと確認していたらじむきょくのHPに掲載されていませんが、6月6日(今度の日曜)にツーリングの予定がありました。」 というメールがusagiさんから届いていることに気がついたのは、6月3日の朝、出勤前にメールチェックをした時でした。
慌てて確認してみたら、ミーティング報告にも皆さんに郵送した予定表にも載っている6月6日の中山峠ツーリングが、私のHPには載っていませんでした。
どうやらミーティングのあと自分のHPを更新したとき、6月6日の分を記載し忘れたようです。
昨日や今日忘れたのではなく、4月の段階でもう忘れていて、それっきりになっていたのでした。
行きたかったのに連絡が遅いから・・・と今思っている皆さん、ほんとうにごめんなさい。
その日は頭ぐちゃぐちゃになりながら、出勤してから携帯からメールを打ちまくりました。 メールアドレスの登録のない人には電話をかけまくりました。
その結果、すでに予定を入れてしまっていた人が数名、都合の悪い人が数名、連絡のつかない人が1名・・・。
じむきょくは「逆さはりつけ百叩き」の刑をを覚悟しつつ、残り数名からの連絡に一縷の望みを託したのでした。
その数名からの連絡は、
 N川さん、「いやー、連絡がないんで、土曜日あたり電話しようかと思ってたんですよ。参加します。」
 ペンギンさん、「その日は支笏湖から謎の洋館へのルートを一人で下見に行くつもりだったんだ。」
 
M野さん、「どうしようかなー。まだバイク出してないんだよねー。」
 たくらんけさん、「26日の都合が悪いんで、今回はどうしても参加したいです。」
 
ごんたさん、「今日仕事が休みで、トヨキさんに行ってきたところなんですよ。参加でーす。」


おお、なんとありがたいことに5名の参加者が集まったのでした。
「捨てる神あれば拾う神あり」と言いますが、5名の参加者のおかげでじむきょくは安堵の胸をなで下ろし、深くため息をついたのでした。
くされウニと化していた脳みそもなんとか動きだし、ペンギンさんの提案した下見ツーリングに変更ということで、参加者の了承をもらいました。
と言うわけで、ロイホ山鼻店には私を含めた5名が集合。
去年と同じ合流地点でN川さんと落ち合い、時間の配分を考えてラルマナイ林道や茂一安林道をカット、恵庭湖近くの林道に途中から突入しました。
ペンギンさんは5万分の一の地図を持参、N川さんのナビゲーションを受けつつ、懐かしい翠明林道から支笏湖畔へ無事顔を出すことができました。
湖畔で食事と給油、その後丸山林道を目指しました。
地図上の進入口を少し過ぎたところから林道を通り抜け、樽前錦岡線を少し走って、いよいよ未踏の地、樽前ガローとインクラの滝を経由して森野へ抜ける林道の探索に入りました。
というのは嘘で、実は、じむきょくがこのルートを走るのは3回目です。
一度はナイスガイさんと、もう一度はポストマンさん他4・5人で走っています。
30'sのHPにある過去の記録を見ると、98年6月14日と8月30日に「支笏湖ー樽前ルート探し」というツーリングが載っていますので、きっとこの時のことだったのだろうと思いますが、6年前のことを覚えているほど記憶力は良くないし、それより何より生まれつきの方向音痴、どこを走っているかまったく分かりませんでした。
進入してみると、地図には載っていない作業道や枝道が沢山あり、何度か迷いましたが、結論として分かったことは、要するに本線を進めばよいということ。
無事道道86「白老大滝線」に出たのは3時頃でした。
当初の目的は果たしたし、今日はここまでということになり、去年も帰りに寄った「道の駅(みたいなところ)」で休憩。
ここの地鶏の焼き鳥は旨かった。 ビールを飲むような極悪人も現れず、ここからはオンロードで支笏湖まで戻り、湖畔で給油とコーヒータイム。
各自それなりに満足しつつ、帰路についたのでした。
走りの方は、ルート探しということもあるし、昨年の教訓もあるし、さほどハイペースにはならずお気楽でした。
ただ、ペンギンさんが「いやーエンジン吹ける!別のエンジンみたいだ」と喜んでいたのと、M野さんが「登りでは全開にしても警告灯が点かない」とぼやいていたのが対照的でした。
じむきょくのミスで、最初はどうなるかと思った今回のツーリングでしたが、終わってみればそれなりに楽しく、何よりも好天に恵まれ、しかもノーアクシデント。
みんな充分満足してツーリングを終えられたことはほんとうに良かったと思います。
連絡ミスが原因で参加できなかった人には重ねてお詫び申し上げます。

                                               Phot    by penguin