支笏湖方面ツーリング報告     by nack

ツーリングに行く7月9日朝、5時過ぎに起床。
早起きするつもりはなかったのだが、サッカーワールドカップ3位決定戦ドイツ−ポルトガルを潜在意識が憶えていて、そうさせたと思う・・・後々、後悔するハメに・・・。

8時に自宅を出て、姉の家で諸準備をして、8時50分には集合場所に到着。 すでに、店の一番奥に3名の姿が見える。 「早い!」と思いながらよくよく見ると、ナルさんの姿が見える。 何と、ほぼ1年振りの再会である。

9時頃までには全員が揃い、コーヒーを飲みながら話に花が咲く。 話題の中心は、ナルさんである。
どうやらナルさんは、一人ライディングの秘密特訓を積み重ねていて、もう一歩でテクニック完成という時期にケガを負い、そのためツーリングには参加できなかったようだ。



集合場所で

というような話が続く中、9時半を過ぎたので、ようやくの出発である。 幹事が道案内できないので、toyokiさんにお願いする。 林道に入る頃から、道案内はナルさんにバトンタッチ。 

最初の林道は、まずは足馴らし。 私nackを刺激するK島さんやたくらんけさんが不参加なので、おとなしい走りに終始。 舗装路に出て、最初の休憩をとったが・・・ごんたさんが来ない。
T橋Jrさんが戻りかけると、ごんたさん登場。 どうやら、ザクザクの砂利道に、ハンドルを取られたようだ。



最初の休憩場所で

休憩中に、これからは一本道なので突っ走ってもイイよ、と刺激的な話が出てきた。 そんな話を聞かされては、右手がうずく。 最初の分かれ道で、「ここから一本道」との合図。 「んじゃ、お言葉にあまえて」と、ワイドオープンのプ〜ン!!! 

フラットダートで、しかも急カーブも少なく走りやすい。 血中アドレナリンも一気に増加して、ヘルメットの中で、一人「絶好調」宣言!!! テールスライドを味わいながら、6〜7分だろうか暫く走って、はたと自分が幹事だったことを思い出した。

皆の走りを撮らなければと、50〜60mほどの直線の終わりで、デジカメを構えて皆を待った。
間もなく、ペンギンさんが通過。 いつもながら、速い。 続いてT橋Jrさんが、通過。 今日は、ボルト類も万全の様子。



 ペンギンさん(写真が小さすぎました。) 

T橋Jrさん

それから、後続が来ない・・・。

実は、前回参加したツーリングでも、ペンギンさんとT橋Jrさんと私の3人が残っていたのだが、状況は、皆さんもご存じの通り。
その時、後続を写そうと、私は蚊に食われながら、デジカメを構えて待っていたのである。

今日も、状況はまったく同じ。 ペンギンさんとT橋Jrさんが通過。 私は、デジカメを構えて、後続を待っていたが、来ない・・・道を間違ったと思ったが、最悪の状況が思い浮かぶ。 
どうやら、私がデジカメを構えると、カメラを向けた方向で不幸が起こるようだ。 ついに、不幸のデジカメを手に入れたのか?

私は、その場からUターンして引き返すことにしたが、途中の分岐でも見あたらない。 道を間違ったかもしれないと、再度Uターンしたら、引き返してきたペンギンさんとT橋Jrさんとすれ違った。

ペンギンさんが「戻ろう」ということで、私は再々度Uターン。 3人で戻り始めたら、間もなく皆さんと行き会った。 どうやら、プカプカさんのパンクだと言う。 私は、再々々度Uターンして、全速で、撮影ポイントへ。 

それにしても、パンク修理の時間が異常に短い。 たぶん、10分ぐらいか? さすが、神の手をもつマラドーナtoyokiである。 たぶん、指先でビードを出しているのだろう。


プカプカさん

T橋Jrさん  ナルさん
 
ごんたさん  toyokiさん

写真撮影も無事終了。 
最初に写した写真を確認するとペンギンさんが小さすぎたので、再度写すことにしたが、デジカメの準備が整わないうちにペンギンさんが通過したので、後輪しか写っていない。 ナルさんとtoyokiさんは、前走者との距離が近すぎて、私のデジカメではシャッタースピードが間に合わない。 ということで、ご勘弁を・・・。

そして、またまた私を先行させてくれたので、全速で走行。 イイ調子で走っていたが、ふと不安がよぎって停車。 また、後続が来ない・・・。 暫く待って、再々々々度Uターン。 私は、Uターンの鬼と化し、車高が高くてあまりしなかったアクセルターンに慣れてきた。 500mほど戻ってみると、皆さん、余裕の休憩である



分岐点での余裕の休憩中

この分岐から、支笏湖湖畔に向かうとのこと。

またまた、私は、全速走行である。 ところが、昼食予定の支笏湖湖畔に近づく頃から、霧雨模様。 幹事として、今日はいつもの装備に加えて、ロープと倒木用ののこぎりまで用意してきたのだが、天気予報を信じて、カッパだけは置いてきた。 去年、雨に降られて、死ぬほど寒かったことが思い浮かぶ。 「降らないでくれぇ〜!」
 
ようやく、以前休憩したことのあるホテルの食堂で、昼食。 その前に、近くのGSで給油したが、愛車KTM125EXCの燃費は、リッター約12キロ。 チョー悪い。 アドレナリンが出過ぎたようだ。 林道区間だけの燃費は、リッター10キロを切っているかもしれない。



支笏湖畔での昼食

食事は、親子丼。 おいしくいただいたが、食後にドッと疲れが押し寄せてきた。 話の輪にも加われない。 今朝の早起きが、しっかり仕返ししてくれた。 おまけに、5月に痛めた右手親指の付け根も痛い。 それでも、食後のコーヒーを味わって、2時前に出発。 一路、恵庭方面へ。

途中の林道は、フラットでしかも直線が多く走りやすい。 私は、後ろの位置をキープして、話題がないかと鵜の目鷹の目だが、皆さんスムースな走行である。 トラブル等の話題、無し。

途中のT字路で、全員が一旦停車。 そこから「先頭を走れ」と神の声を聞いた私は、老体にむち打って走り出したのだが、けっこう路面が荒れている。 少しビビッていたら、後ろから野太い4stの音がする。

満を持してtoyokiさんの登場である。 途中一気に抜かれたが、もうすでに付いていく体力がなくなっている。 右手の親指も、相当痛い。 心の中でそんな言い訳をしていたが、置いて行かれるのは、正直悔しい。 ままよ、と追いつこうとしたが、もう姿は見えない・・・。 速すぎる。

これ以上は走れない・・・と思い始めてきたら、ナルさんの親戚が経営しているレストランで休憩とのこと。 どうやら、恵庭のガーデニングコンテスト大賞を受賞した、有名なところのようだ。



店内で、スイーツをお楽しみ中

出発前

3時半頃であろうか、一同充分に休憩して、36号線を帰路についた。 途中、相当渋滞していたのだが、バイクゆえの軽快さで難なくクリアー。
私は、4時半に姉宅に到着。 疲れていたので、洗車は後日ということで省略。 私のトリップメーターでは、本日の走行距離、約140キロであった。 

出来事を忘れない内にと、やっとこのレポートを書き終わって、23時58分ちょうど。
皆さん、楽しい一日をありがとうございます。 また、連れて行って下さい。 そして、今回参加されなかった皆さん、次回、お会いしましょう。 では、また・・・バトルなど・・・。

           Phot      by ごんた
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