支笏湖方面のツーリング                usagi

9月6,7日と一泊ツーリングが行われましたが、6日にちょっとしたアクシデントがありました。
メンバーの一人が林道で車と接触事故がありました。
そのときの相手方の車の損傷と、打撲で病院へ行った後の写真が下です。


    (← 車の損傷)       (← 打撲)

車は結構左前ドアがヘコんでいます。
とりあえず警察も呼んで事故扱いになっています。
当の本人は打撲で、特に右中指の付け根がポックリと腫れていましたが、めげずにその翌日も走り抜きました。


その話は後ですることにして、

6日は午前9時集合でしたが、山鼻のロイホーに着いたときにはすでに事務長M野が店の前の花壇の縁に座っていました。
後でお店の人に聞いたら、今週から午前9時半オープンとのことだったので、当然それを知らない私を含めた3人は、そのまま残りのメンバーが来るのを待ちました。
そうこうしていたらお店が開いたので、中で待つこと暫し、やっと
yumipyonGONTA到着です。
やはりいつもの如く遅刻です。
あと一人、
○津君が来るはずとのことですが、事務長が本人と連絡を取るとエンジンがかからないとのこと。
結局トヨキでプラグ交換して、出発した私たちと合流したのは
なるさんと待ち合わせした支笏湖の林道の入り口でした。

そこからはいつも通りの林道ツーリングでした。
はじめは
事務長を先頭に、私が後ろを走っていました。
途中、
なるさんが先頭に立ったのですが後ろに付かれるのがいやだったので2番手にいた私に先に行けとの合図で私が先頭に立ってしまいました。
あとで
なるさんに「後ろに付かれるとイヤ?」と聞いたら、「イヤですねぇ。」と言われました。

私にとって今年初めてのツーリングでしたし、さらに皆さん知っての通り私は何年も前にこの近くの林道で骨折の経験がありましたので自重しようと、周りからも自分も言い聞かせていたのですが、やはり自分のペースで走っていると調子にのってしまいます。
でも楽しく走ることができました。
結局のところ、一日目私は
事務長なるさんの走りしか見ていないことになります。
だから他のメンバーが楽しかったのか、辛かったのか、コケたのか、ノレていたのか分かりません。
途中、二人残して他のメンバーが
penguinさんとオロフレ峠で合流しました。
そして伊達のshopで全員合流しました。
そこの店で当日のバーベキューの食材・酒類・つまみ・いつもの甘い物、さらに翌日の朝食のためのカップ麺等どっさり買い込んでいよいよ謎の洋館に向かいましたが、そこはバイク1分くらいの距離でした。
当然の如く写真にあったように宴会です。
外で火を熾(おこ)し、肉に野菜、テーブルではホットプレートで餃子と、散々食い散らかし、飲み惚けていました。
さらに室内に戻って、飲み続けました。
感心したのはpenguinさんの腰の軽いこと。
準備・後片づけと機敏に動き回っていました。
もちろんほかのメンバーもやっていましたが、いままでここまで軽やかに動く
penguinさんを見たことがなかったので驚いてしまいました。
家庭での実態はどちらなのでしょう?

さて保養地の中ですが、広い建物、品の良い調度品。
圧巻は三階建て分の高さの吹き抜けがあるリビングでしょうか。
WOWOWは契約されているし、5.1チャンネルになっているし、酔った後には元喫茶店主
M野のいれてくれたコーヒーがあったし、最高にのんびりできました。
その部屋で後半の宴会ですから落ち着かないわけがないです。
そして適度に疲れた身体に当然ジャグジー付きの風呂ですから、入ってしまえば即行で睡魔が襲ってきます。

二日目は、前日一度もオフを走っていない
penguinさんを先頭に私も二番手を走っていましたが、今年は女性陣が調子が良さそうで、直には見ていませんが遅れることなく付いてきていました。
走りながら前の晩に
事務長yumipyon、○津くんの走りはいつもバタついていると言ってたのを想い出し、早速○津くんの後ろを走ってみると、本当にバタバタして走っているのには、メットの中で笑ってしまいました。
以前メンバーだった菊地君を彷彿させます。
やんちゃくさくて、ひたすらゴロゴロした石を探し出して、乗っかっていくような走り方でした。
さもありなんです。
だからスタンディングを勧めて走ってもらうと最初はぎこちなかったですが、さすがメンバーいち若いだけあって慣れるのも早く、みるみる巧くなっていきました。
恐るべしです。
来年には年老いたメンバーはきっと後塵を拝すでしょう。
途中、
GONTAの後ろからも走ってもらいました。
スタンディングが素直な
GONTAの走りを見てもらうのもといいかなと思いました。
私も久しぶりにスタンディングを続けてみると疲れました。
やはり年?
結局二日間大きな転倒もなく、あっ、
なるさんのパンクがありました。
二日目の午前中です。
もともとタイヤの中央のブロックの厚みが2mmくらいしかなく、あれた路面でタイヤが衝撃を吸収できずパンクしてしまいました。
それも前代未聞、スポークがリムを突き抜け、チューブに穴を開けてしまいました。
本人も頭を掻いていました。
当然スポークはチューブの中にありました。
こんなことってあり?
それでもこんな程度のアクシデントでツーリングが楽しめたことは幸せなことです。
そう言えば
なるさんは、私たちのクラブに入ってちょっと気持ちがぐらついていました。
のんびり景色を見ながら走りたいって気持ちと、みんなと一緒になってやんちゃくさく走りたい気持ちが交差しているようです。
クラブに入ってから、下見で一人で走っているときでも林道を攻めている自分に気が付くそうです。
そうやって私たちのクラブのメンバーとして、どんどん染まっていくんでしょう。


などと書きながら一つ大きなことが漏れていました。
そう、事故のことです。
なかなか本人から詳しいことが聞けず、まっ、かなり反省しているようですが、その分かなり恥ずかしいようです。
それでは本人から聞いた話です。

ツーリング1日目のまだ前半部分で事故が起こりました。
先頭を
事務長、本人は2番目だったそうです。
左コーナーを抜けると事務長が車を交わしているのが見えたそうで、すぐ直後吸い込まれるようにその車に突っ込んで行ったそうです。
もう正面衝突直前、ギリギリで間に合わないのでバイクごと左に倒れたそうですが、その直後相手左ドアとぶつかったそうです。

  事故
本人の後ろを走っていた
○津君は、コーナーを抜けたら人が横に飛んでるのを見たそうです。
本人は事故直後、何故かすぐ立ち上がって(ちょっとふらついたそうです。)回りに自分の元気な様子をアピールしていたようです。
しかし相手の車のドアもかなり凹んでいたので、メンバーも口々に心配して駆け寄って心配しましたが、本人は気丈にも何事もないフリをしていましたが、所詮は無理なことです。
私が直後
なるさんに、「ガードって必要でしょ?」と聞くと「本当に必要ですよね。」とつくづく納得していました。
でも本人はメンバーからこっそり、「ずっと転倒したままでいたら良かったのに。」とか「動かなければ良かったのに。」とか言われていました。
ぶつかった相手がモロ保険屋さん。
保険屋さんからすれば、ぶつかってきた相手は元気そうだったし、人身事故扱いにもなりそうもないので、すっかりその気になって、いろいろメンバーに言ってくるようでした。
だとしたら逆に本人は倒れたままでいた方が、保険屋さんも大人しくなると思ったのでしょう。
私たち30’sは、どうもコケるとすぐ立ち上がって、何事もなかったフリをする人が多いです。
できればその現場を誰にも見られたくないと言う心理が働くのでしょう。
だから、後で倒れたままでいた方がいいと言われても後の祭りです。
実際本人の観察によると左大腿部打撲・右上腕部擦過傷そして右中指付け根の打撲だったようです
(ツーリング後の翌日、病院で本人の診断通りの結果だったそうです。)
そうこうしている間に刻々と
penguin氏との待ち合わせの時間が近づいてきたので、事務長と本人を残して他のメンバーが先に行くことになりました。
しばらくして警察が到着し、いつでも事故証明が出せる状態になりました。
警官も事故の状態を見て、本人に何度も「本当に怪我は無いの?」と聞いていたそうですが、本人も人身免停が困るようなので「本当に大丈夫ですから。」と言ったそうです。
結局本人の相手の事故の比率が、7(本人):3(相手)の過失割合で結局が付いたそうです。

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