今年初めてのSIM−CUPツーリング


今月(9月)8・9日の2日間で毎年恒例のツーリングを行って来ました。
今回の参加者は何人って言えばいいのかなぁ?
はじめに集まったメンバーは今回の幹事であるO池氏他 I 田氏、T階さん、事務長そして私。
事務長はなんと4輪付きバイク(何のことはない車)で参加した。
この4〜5日腹の状態が悪く、しかし部屋も予約されていると言うことで車での参加になりました。
やはりブーツでの野外のそれも林道の物陰でいざというときに・・という決心は付かなかったようで、まっ、私たちとしては後方支援としては有り難かったですが本人は断腸の思い?

宿について風呂にも入らず買い出しに行こうとしたそのときM達が到着し、着替えもせず一緒に買い出し。
その後風呂に入り食事中にM島君も到着。
皆一緒の宴となりました。

翌日起床したら滝のような雨。
当然我々はぐだぐたしていたのは言うまでもありませんが、朝9時頃M田弟とY崎がずぶぬれの状態で到着。
上がりもせず「すぐ出るよ」と言われ、皆急いで支度してやはり雨の中を全員で出発。
あっ、一人だけは濡れずに快適に出発。
途中、O池氏身体の不調で脱落。
一人先に帰ることになりました。

さぁ、問題です。
結局参加者は何人?

ところで今回私は帰宅後一度も筋肉痛なし。
若干の疲労は有りましたがその程度。
考えてみると今回のツーリングで私はほとんどマイペース。
当然、がむしゃらに、やんちゃくさくそして汗だくな思いで走っていないと言われればそうなんですが、かと言って手抜きかと言われればそれは違うと思います。
一生懸命考えて走ってはいたのですが、結果的にそれだけの筋肉を使ってなかったのでしょうか?
やはり手抜き?

しかし今回のツーリング、ある面でおもしろかったです。
I 田氏、なんと大好きな大好きな帰りの22ウ、「もうこのコースどうでもいい」と言っていました。
そう、実際そのコースいつものI 田氏らしからぬ精彩の無い走り。
いつも快調に飛ばし続けたあのコース、全然違う走りでした。
そのかわりあのサイクリングーロードから横に抜けるコースがえらいお気に入りになったようで、後ろから付いていった私は目が点になりました。
だって帰りのあの22ウのときと同じくらい早いんですから。
本人もすごく満足してニンマリしていました。
途中 I 田氏に「何で左コーナーはダラ足が出るのに右は出ないの?」と尋ねたら「どうしてなんだろうね?」と言われ、やっぱり不思議。

そしてM田弟、一皮むけてました。
もちろんタイヤじゃありません。
当然あれでもありません。
走りです。
今までのは冬眠期間?っていうくらい走りが違いました。
長いスランプからやっと抜け出したようです。
朝一発目から飛ばし飛ばして、途中「朝向かってくる途中で身体ほぐしてきたな?」と聞いたら「当然」と言ってました。
でもその後もやはり快調に飛ばして「どうなってるんだ?」と尋ねたら、「S庄・M島・俺(M田弟)の3人で月形へ行ったとき、S庄氏の走り方を見てコーナーでのアクセルの開け方を掴んだ」と言われ、う〜ん、これは侮れないぞと思いました。

面白いのは二人とも道路にレーキ跡があると急に気持ちが萎えるみたい。
サイクリングロードから抜ける道で何故か縦溝の有るところが何カ所かあって、そこに目がいってしまってラインを考えてしまうみたい。
途端にガクンとスピードが落ちて、そのギャップが笑ってしまうくらい楽しい。

逆の意味でいつもと違ったのはM島氏。
滑る滑ると言って元気がなかったM島君の後ろから付いてみたら本当に不調だったのがよくわかりました。
いつもかっ飛びたがるM島氏でも雨の林道はもしかして苦手?
男性陣のほとんどがタイヤがそれなりだったのにM島君のはノーマルで若干の減りもあってか私たちの気が付かないコーナーでも滑っていたようでちょっと可哀相でした。

O池さんは今回のツーリングは申し訳なかったです。
何故かと言うとほとんどT階さんの後ろについてずーとサポートしてくれました。
何度もT階さんを助けたようで、私一人勝手に走ってた分、非常に恐縮しました。
でも今年初めてのツーリングだったので本人も自重してたのかなと良い方に解釈しました。

T階さんは1日目の午前中は快適な走りを見せていたのですが、後半はほとんど泣き言?
なかなか来ないので私と I 田氏が戻ってみるとちょうどコケていてそれが3度目とのこと。
「どうしてもっと早く助けにきてくれないんですか?」と言われ「O池さんがいるじゃない。何、O池さんじゃ役不足なの?」と言ったら「そんなこと無いよ。O池さん、何度も助けてくれたよ。」とまた言われ、私は「二人でちょっと一服してたもんで。」
左肩・左二の腕他打撲で夜は相当気持ちが萎えていたみたい。
その分自棄飲みしてたような気がしますが・・。
結局帰りは事務長と一緒に別行動を取っていました。
果ては「車とバイク交換しましょう」と言ってましたが。

事務長も結局バイクで走ろうと思えば走れたみたいで、強がりは言ってましたがやはりあれだけ走りを見せつけられると相当はやる気持ちを押さえつけたと思います。
土砂降りの時は私たちも非常に羨ましかったですが。
CDを聞きながら空調を利かせて快適だったと思いますが、なんと言っても我々はツーリングライダーですから、羨望もちょっとだけです。

M達・Y崎の二人は走りに関してはほとんど判りません。
相も変わらず2日目も勝手に走っていた私は早かったんだか遅かったんだか全然判りません。
後半最後の方で疲れた私が一緒に付き合って走ったら二人とも疲れてたみたいでなんのことはない3人ともチンタラ走っていました。

雨中のツーリングはそれなりに大変でしたがやはり走れない人たちに比べたら、<月とすっぽん>くらい楽しさに差があると思いますがそう思いませんか、S庄さん?  
                           

T階さんの難行苦行
T階さんとO池さん−1 T階「また転んじゃった」
O池「大丈夫?」
T階「平気」



参考までに写真の右の方に広いレーキで掻いたような跡が見えます。
これが何人か頭を悩ませた道です。
T階さんとO池さん−2 O池「でも痛そうだよ」
T階「ほんと、平気です。だけど前走ってる二人、全然助けに来てくれない。」
O池「・・・・・・」
T階さんとO池さんと I 田 I 田「大丈夫?」
T階「ゴロ石あったから見ちゃいけないって思ったんだけど、やっぱり見ちゃって避けきれなかった。」
I 田「あっ、これだ。」
O池「そう、しっかり前方見ないで手前ばかり見てたよ。」
T階「だって石、大きいんだもの。」
私「その石に身体ぶつけたの?」
T階「いや、避けて転んだから石にはぶつかってないよ。」
T階「ここです、ここ、私が肩を打ったのは。すごい石でしょ。」
O池「でも石にぶつかったんじゃなく、石を見て避けようとして転んだんだよ。」
T階「しっかりこの石の写真撮ってくださいね。」


やはり写真の右の方にレーキで掻いたような跡が見えます。
by usagi