30's MOC 2008年焼き肉会のレポート    by プカプカ
今年の春一番。例の原っぱでの焼き肉会は、文字通り焼き肉会ということで非常にリラックスしたムードで行われました。
今回もトヨキさんがトラックを出して食材も調達してくれて、準備は万全です。
 
 スタート時点では、WR250Rを購入した人や別なWR250Rのリアスプロケットを48Tに変更した人やレーサーWR250のピストンだかクランクだかをオーバーホールした人達のバイクも集まっており、LANZAとWRが3台ずつとPW50が1台という布陣を見る限りいつバトルが始まってもおかしくない状態だったのですが、午後から仕事というT橋Jr.のために11時前から焼き肉が始まり、銀色のアルミ缶に入った飲み物なども配られてしまうと、飲んで食って日向ぼっこという穏やかな方向へとみんなの心は崩れ落ちて行きました。
 この雰囲気を予期していたかのようにpeuguinさん持参のiPodからは懐かしのソウルミュージックも聞こえてくるし、稚内から駆け付けてくれた温泉魔人さんはなんとダッチオーブンに昆布を放り込んでダシを取り「たこシャブ」の構え。
 こうなれば日本酒が登場しないのが不思議なくらいでしたが、そこは大人のサーティーズです。節操のある社会人としての常識の範囲で楽しもうという暗黙の了解があり、「砂浜芸者」を呼んでカッポレを踊ろうなどという話にはなりませんでした。
 なんとも気持ちの良い青空の下、腹ごなしにちょっとバイクを走らせる人(K島さん、相変わらずの空けっぷりです)や、クラッチ付きのバイクは初挑戦の豊君とそれを指導するトヨキさんはいるものの、例年とはひと味違うぬるーいムードで、2本目の銀色缶を開ける人や横文字の入った赤い缶を開ける人もいて、会話は弾み心はフワフワと楽になり気分は最高です。
 そろそろお腹も一杯になってきたなと思って時計を見ると、まだ12時過ぎ。
寝坊したので遅れると連絡のあったごんたさんが登場したのはその少し後だったのですが、他のメンバーはすでに食後のくつろぎタイム。
午後から仕事だというT橋Jr.さんが職場に向かった後でした。
 トータルで10分間以上バイクに乗ったのは多分豊君だけで、あとのメンバーはひたすらピクニック状態。
空にはモーターパラグライダーがゆったり浮かんでいるし、トンビも肉を狙って旋回しています。
ヒバリがホバリングしながらさえずる姿も見られ、遠くではカッコウも鳴いています。
 
 雨で中止になった去年は例外として焼き肉会は穏やかな天気に恵まれることが多いのですが、今年もまた春の一日を気持ちよく遊ぶことができ、気分上々でそれぞれ帰路についたのでした。