2010年温泉遊びレポート   by プカプカ
2010年の温泉遊びはまるで4月のような暖かさの2月27日、「秘湯の湯 新見本館」で楽しんできました。

埼玉在住のA達さんから関東の清酒3本セットの差し入れもあり、感謝感激です。
どうもありがとうございました。


今回の参加者はトヨキ親子・たくらんけ・ごんたの各氏と私プカプカの5名。
もう2〜3人多くてもいいんじゃないの、と最初は少しさびしい気もしたのですが、いざスタートして車の中でビールを飲み始めるとそんなことはすっかり忘れてしまい、乾いた路面をスムーズに走る車の助手席で、運転手のたくらんけさんのことなど気にせず1本が2本、2本が3本なのでした。
たくらんけさんはナビの使い方がよくわからんと言いつつ滝川からの片道200kmを運転してくれて、お陰様で楽させてもらいました。
宿に着くと先に出発していたトヨキ親子はもう着いていて、久しぶりー!の挨拶もそこそこにさっそく露天風呂へ。

脱衣所は男女別々ですが露天風呂は混浴でした。
だけど女性にはお湯の中で着る服のようなものを貸してくれるので、女性は勿論一緒に入る男としても余計な気は遣わずに済みました。
お湯は無色透明、適度な温度です。
効能は見なかったけど、癖のない感じです。
もちろん3人とも缶ビール持参。
トヨキ親子は内湯に入ったとのことだったので、私とたくらんけさんだけで恒例のシンクロポーズをを取ったのですが、残念ながら写真はピンボケでした。


風呂から上がると早速食事。
豪勢!というほどではないものの、私ぐらいの年齢の者にはちょうど良い量かな。

とにもかくにもみんなで乾杯。

ごんたさんは去年一度しかバイクに乗れなかったけど、今年は乗りたいとのこと。
豊君は明日が卒業式、車の免許も取って今年はいよいよツーリングデビューらしいです。
トヨキさんはBMWとやりあった話に熱が入っていました。でもヒゲは剃りましょう。
私はもう出来上がりかけていて、美人女将をつかまえてたくらんけさんと記念写真。
この女将の小学生の娘さんもめんこかった。

部屋に戻ってからは3本のお酒の飲み比べをしました。
たくらんけさん曰く「左の<群馬泉>は男同士でさあ飲もうぜ!というときに合う酒。右の<しぼりたては>女性と一緒にムードを楽しむ時の酒。その中間が<嵐山>。」
ごんたさんは「<しぼりたて>がフルーティーで美味しい。」とのこと。
私の感想としては、<群馬泉>はオーソドックスで癖がない感じ、<嵐山>は後味に渋みのようなものが残ってやや辛口、<しぼりたて>は後味が少し硬くて、フルーティーだけど決して軟弱ではない、などと思った記憶があります。

ひとしきり飲んだ後は再びビール片手に露天風呂へ。
空には湯気にかすんだおぼろ月、風もなく寒くもなく、月見酒というか雪見酒というか、ゆったりのんびり長風呂を楽しみました。
野趣の面では<御宿かわせみ>にかなわないものの、高い雪の壁に囲まれた風呂はとても気持ちよく、もう一度来たいものだと思います。
トヨキ親子も入って来るかと思ったら、男性の通り道付近に座っていた女の子に恥じらいがないのが気に入らなかったようで、途中で引き返してまた内風呂へ行ったそうです。

部屋に帰ってまた日本酒を飲み直したのですが、下ネタに沈むこともなく騒ぐこともなく、割と大人っぽく飲んだような気がします。
いつもはすぐにダウンする私もなぜか快調で、けっこう紳士的だったはずです。

そうこうするうちにオネムの時間となり、電気を消した途端に私は爆睡。
朝起きると爽快だったのですが、たくらんけさんからは「プカプカさん、睡眠時無呼吸になってますよ。」と言われてしまいました。
イビキをかく自覚はあるので枕の位置をみんなと反対にして寝たのですが、その程度では何の効果もなく、重低音が一晩中鳴り響いて迷惑をかけてしまったようです。
お二人さん、ごめんね。

翌日も穏やかな天気。
釣りをしながら帰るというトヨキ親子と現地で別れ、我々三人は小樽で買い物。
お酒を送ってくれたA達さんに新南樽市場の深澤精肉店でハムを発送し、その後は「一番」というラーメンで少し変わった味のラーメンを食べて札幌へ向かいました。

最後の缶ビールを車中で飲んだせいか満腹のせいか、家に帰ると一気に眠くなり、今頃たくらんけさんは滝川に向かって走ってるんだろうなあと思いつつ、ソファーで夕方まで眠ってしまいました。
30'sの温泉遊びはいつも楽しいのですが、今回もいい宿に巡り会えたし、参加したメンバーにも満足して貰えたようなので成功だったかなあと思います。

ただし、心残りがひとつ。

それはフロントで売られていた<秘湯ビール>を買い忘れたことなのでした。