2004年 温泉遊び       by 事務長
30'sMOC今シーズン最後のイベントは、ご存じ温泉遊びです。
今回はトヨキ親子、K島親子がスキー場へ直行ということで、残りの4人(ペンギン・たくらんけ・ごんたの各氏と私)はペンギンさんのエスティマに相乗りで、小樽・余市経由でのんびりと雪秩父へ向かうことになりました。
時間にはたっぷりと余裕があったので、高速にも乗らず旧5号線を行きました。
やはり暖冬なのだろうか道にはまったく雪がなく、車の流れもスムーズでした。
小樽では、小樽の裏道散策が趣味というペンギンさんの運転に任せ、一度も通ったことのない様な道を右に折れ左に曲がり、「あれは田上義也さんの建築した家だよ」とか「ここは小樽で一番の豪邸だよ」とか、隠れた名所、古き良き時代の町のたたずまい、そして小樽ならではの往事の繁栄を偲ばせるような建造物を見ながら、坂道や狭い道を巡りました。
小樽の風情を満喫した後は、食事とワインの買い込みのため「小樽バイン」に入りました。
ここは中央バスの経営ですが、オリジナルののものを含め小樽ワインが何十種類も販売されており、食事も出来ます。
http://www.otarubine.chuo-bus.co.jp/index2.html 当然試飲もできて、まじめなペンギンさん以外は早速試飲コーナーで飲み比べです(写真1)。
(写真1)
私、どうも方向感覚と味覚には自信がなく、量さえ飲めればなんでも幸せというタイプ。
したがって、ここはたくらんけさんとごんたさんの選択に任せ、小樽バインのオリジナルワインを買い込むことになりました。
ワイン選びを終えて、隣室のレストランで昼食です。 まずは小樽の地ビールで乾杯(写真2)。
まじめなペンギンさんはここでもアルコールは飲みません。見直しました。

(写真2)
そして食事(写真3)。何度写してもカメラのフラッシュが光らず、少し心配でしたがどうやら十分な明るさがあったようです。
料理はけっこう美味しかったし、地ビールも美味しく、ワインの飲み比べ3点セットも飲んで、私早くも幸せモードに入りました。
(写真3)
食後は道を挟んだ向かいにある旧日銀小樽支店、今は金融資料館になっている建物を見学しました。
http://www3.boj.or.jp/otaru-m/ 日銀の跡地なんか見たって・・・と思っていたらこれが意外に興味深く、明治から今に至る日本経済の一端を学ぶことが出来ます。
また、「北海道のウォール街」と呼ばれるこの一角の洋風建築群はなかなか趣があり、ごんたさんは「学校の社会見学みたい」と喜んでいました。
それではあまりにもまじめすぎて30'sらしくないということで、下半身方面へも多少は話題が流れましたが、今ひとつ迫力と話題の広がりに欠けていたような気がします。大人になったのかなあ。
小樽を出た後は、余市の宇宙記念館に寄りました。
http://www.spacedome.co.jp/ ここは、うーん、ちょっと寂しかったなあ。
最初は我々しか見学者がいませんでした。
係員があわててフライトシミュレーターに案内してくれてたり、簡易プラネタリウムでは「貸し切り状態なのでお好きな日の星空を上映してあげます」などと歓待してくれました(写真4)。
それにしても、経営状態が心配になるような客の少なさ。大丈夫なんだろうか。
(写真4)
その後は一路雪秩父を目指し、途中で例のワインの飲めるコンビニ「よしのみ商店」でビールやつまみを買い込み、もちろん買う気もないのに試飲もしました。
http://www.nisekowine.co.jp/index2.htm ちなみに一昨年好評だったいちご桜餅は、あの店ではまだ売られておらず、可愛い店員さんとは会わずじまいでした。
雪秩父に着くと、トヨキ、K島親子はスキーを終えてすでに宿に入っており、風呂も済ませたとのことなので、まずは食事ということになりました(写真5)。
(写真5)
その後でいよいよ風呂。これがまた素晴らしかった。
一昨年のチセの湯ではぬるぬるの泥湯が想像力を刺激してくれましたが、今回は純粋にお湯の良さを堪能しました。
白濁した硫黄泉のお湯は柔らかく、心も体も安らいで行きます。
露天風呂ではみぞれのような小雪が降っていましたが、ビール片手にお湯につかっていると、なんとも言えない気持ちの良さで、ああ本当に来て良かったと思いました。
そして、風呂の脇の雪山を見て、全裸で駈け登ったあの日のポストマンさんを思い出したりもしました。
500ミリの缶ビールを飲み干し、もう1本持ってきていればもう少し長湯が出来たのにと思いつつ部屋に戻り、今度はたくらんけさん持参の滝川スカイビール(ヴァイツエン)2リットルと買い込んだワイン、そして納会の時に北光園からもらった韓国のライスワインで酒盛りです。
スカイビールはやはり旨く、ワインももちろん旨く、韓国のライスワインはいまいちでしたが、宴はそれなりに盛り上がり、しかしここでも話題が解剖学の方へ落ちることは少なかったようです。
このあたりから記憶にあいまいな部分が多くなり、確かさほどの騒ぎもなく夜は更けていったのだろうと思います。
この時の私の写真はあるのですが、例によってむさ苦しく眠っている姿なので割愛します。
一人部屋で寝る予定だったごんたさんが布団一式を抱えて我々の部屋に侵入し、3人部屋で無理矢理4人が寝たのですが、酒池肉林というようなことはなかったようです。
ただ、朝起きてみるとたくらんけさんが、なぜか逆さまの方を向いて寝ていました。私の重低音断続いびき攻撃にさらされ、無駄な抵抗をしていたものと思われます。
酒池肉林はなかったけど阿鼻叫喚はあったらしい。すんませんね。
今度耳栓プレゼントしますから。
というような今回の温泉遊びも無事に終了(写真6)。
余市で釣りをするというトヨキ親子、それをひやかすというK島親子とは雪秩父で別れ、我々は中山峠経由で帰りました。
運転手をしてくれたペンギンさん、ありがとうございました。
寝不足で滝川まで帰ったたくらんけさんご苦労様でした。
そして他のみなさんも、楽しい時間をありがとうございました。
 (写真6)
たくらんけ氏のphot