GONTA

行く前までは、体力も落ちてるしうさぎさんには何をしてそこまで軟弱になれるの?
といわれたくらい(>_<)ひよっていました。本当に。
でも、乗り始めたらなんだか楽しくって、とっても元気になってしまいました。
だから、あの川にたどり着く前のヌタヌタで何回もコケタにも関わらず、きっと一番元気だったと思います。
で、あの場所に行き着いた時は、どうだったのかなぁ?うーん?
最初はあんまり深刻に考えてなかった気がする。
だから、やっぱり一番元気だったかな。
ただ、来た道を戻る気は毛頭なかった。
だって、あんなに苦労して登ってきたのに下れるはずないもん (^_^;)
楽観的な性格の私は考えた。
最悪はここにバイクを置いて、宿まで歩くしかないかな?と。
まっ、なんとかなるだろう。って。
でも、いつもは冷静な事務長さんがなんだか饒舌だったので、本当に危険なことなんだって改めて認識した感じでした。

もう、18:00過ぎてたし、暗くなるのが一番不安だったなぁ。
熊も出るって聞いていたし。
でも、他のみんなは 口もきかず本当に途方に暮れていた、と感じた。
しかも、山崎さんが先頭をきって川を渡ったけど、結構大変そうで山崎さんであんな感じだったらとても私は無理!って。
実際、自分の体を渡すだけでも大変だった。
水流ってすごいんだって改めて感じていた。
(こんな状況だったのに不思議と恐怖感はなかった。きっとみんないたからだと思う。大変なことになってしまうとは全く考えなかったなぁ。)

みんなで1台ずつバイクを渡す時も、私は何もすることができなくてとても申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
せめて足手まといにならないようにとそれだけ考えていた。
暗くて怖かったけどコケることなく林道を走って、舗装された道に出た時は心の底からほっとした。

宿に着くまでも、ゴーグルが曇って前が見えなくて、しかもひとりでとても怖かったぁ。
暗いのになぜか 熊 の標識だけはよく見えたんだよね (>_<)
札幌の暗いのとああいう山の中の暗いのとは、全くちがう!

とにかく疲れたね。たぶん精神的に。
みなさん、ありがとうございました。振り返ってみるといい思い出?かなぁ。

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