10月7日快晴。 | |
集合場所のトヨキに集合したのは、K藤・M田弟・M島・I 田・Y崎の5名。 集合時間は9時半だったが、全員そろったのは9時45分。 このところ時間厳守の30’sでした。 |
すみきった青空の下、一路月形へ。 | |
ここで、本日の報道斑 I 田は走行中の撮影を決行する。 左手でデジカメを持ち右手はアクセルに。 なんせ前に走行車両がないと巡航速度が著しくUPするメンバーのため、カメラを構えるチャンスは限られるのだが、何とか成功。 しかしファインダーを見ることができないため、ブレーキホースが写ってしまっていた。 |
例のローソンでS庄氏と無事合流する。 | |
8月の抜け駆けの報いで破損した左薬指は全快とのことでした。 ローソンで昼食と飲料を仕入れ給油の後、M田弟はたるみきったチェーンを張り直す。 しかし、見事なまでにピカピカな彼のマシンはどうやって維持してるのかと一同あきれ気味。 さて、一発目の林道は一部の舗装路に砂があり、これがまた路面と見分けが付きにくく、舗装のわりには路面がえぐれているなあとお気楽にアクセルを開けてビックリ!ずりっとなっていきなりビビった。 荷物をキャリアから振り落とすほど気持ちよく走っていたK藤、最初の休憩場所でM島氏に「はい、忘れ物」と渡されるまで気づかなかったとのこと。 と言うより路面以外に気が回らなかったというのが本当らしい。 ここはT字の分岐になっているのだが、後で大変なことになってしまう重要ポイントになる。 その出来事とは、後のお楽しみ。 |
さて、次の林道を抜けた所で最初の通行止め発見。 | |
「道路欠壊」とあり、どうしようかと迂回ルートを確認するも、とりあえず行ってみようとなりました。 ここはコンクリートの直方体を6個、「バイク通すまじ」と道路幅いっぱいに設置してあったのだが、30’sの敵ではない。 なんなくクリアしたのだが、帰りには思いもかけない悲惨な事態が!!!!これも後のお楽しみに。「ASAYAN」みたいに引っ張りますよー。 もしくは「ミリオネア」のみのもんた。 |
|
出口のゲートもすんなり通過して、紅葉始めた山間のオンロードを爆走。 | ||
いよいよ当望林道に進入する。 前回と同様レールのない線路の砂利道を抜けたT字で昼食。 雨が続いたおかげで本当に澄みきった青空の下でのランチに、今日参加できなかった方々の不幸を喜びつつ、本日のメンバーの日頃の精進を自画自賛した一時であった。 さて、お腹もいっぱいになったし、いよいよ本日の本命である別名「陰毛林道」に突入する。 しかし、至福の時もここまでとは夢にも思わなかった私であった。 この「陰毛林道」、そう忌まわしい「ランツァ殺し」の異名を改めて思い知らされることになるとは・・・。 そして、その「ランツァ殺し林道」には身の毛もよだつ事実が隠されていたのだった。 なんと現場の写真に信じられない物体が!!! |
ここから記憶をたどって実況してみる。 | ||
くねくねとコーナーが続く道。 おまけに砂利は嫌いだ。 嫌い嫌い大嫌い、大好き・という歌があったが、嫌いなものは嫌いなんだ。 とにかく、やっと路面が出てきた頃、そこそこ長い直線の登り、陽が当たった右コーナーはイージーに見えたのだろう。 何気ないコーナーの先は見てくれよりきつかったけどタイトではなかった。 曲がった後は少し下っていた。それは予想していなかったコーナーだった。 気が緩んだうえ楽勝のはずのコーナーが思ったよりきつかった。 その前に減速しているが間に合わず多分そこで前ブレーキ。 マシンは立つ。 リアタイヤ浮く。 そこで逆ハンドルだったかなと想像する。 でその右側に溝。 避けるべく左に倒すが倒しすぎたのか転倒、そのまま溝落ち。 てな感じかな。 そこで例によって証拠写真撮影。 S庄氏にカメラを渡し、何気なく左手でピースしたのだが、画面左上の紅葉した樹木の間におぞましい物体が!! そうです。ここは前回、M田兄が溝落ちしたコーナーだった。 その怨念が祟っていたのか。 |
何だ、このおぞましい写真は!! 俺は怨霊か!! |
更に怨念は続く。 | ||
その先、間もなく陰毛脱出という頃、またしても土砂崩れ。 それもぬたぬたの泥で、歩くのもままならない。 そこでは先客2名が詳細に走行ルートを検証していた。 しかし、あまりにもゆるいというか粘度の高い土砂に引き返すことを決断せざるを得なかった。 だって、立った状態でブーツは20センチは沈んでいく。 更に粘る泥はめり込んだブーツを抜かすまいとするほどのみ○ず千匹。 引き返して正解でしょう。 だけど林道で同年代のライダーに会ったのは初めてだ。 DRとKDXの二人も走破を諦め帰路についた。 |
逆走して昼食をとったT字に着いたのが2時過ぎ。 | |
例によって事務長は草をかき分け松茸を探す。 更に月形に向かってススキの揺れるダートを駆ける。景色は秋の気配満色でグレート。 しかし、最初の通行止め箇所でランツァに更なる悪夢が襲う!! |
なんと、K藤がコンクリートのバリアを避けるも脱輪、松茸に導かれるように藪の奥へ突入してしまう。 | ||
何故ここはランツァに災いをもたらすのか。 ちなみにセローとTTRは無傷と聞く。 恐るべし陰毛林道は、更にS庄氏のテールランプまで魔の手を伸ばした。 ていうか、単なる球切れです。 |
さて、ここまで来たら皆さん忘れていると思いますが、重要ポイントである最初のT字のアクシデントです。 | |
引っ張るのも大変だ。 月形まであと少しという道、私は最初のT字を左に曲がってしまっていた。 確認しよう。 直前のポジションは前にM田弟・M島・S庄、後ろにY崎・K藤でそれぞれ離れていました。 ルートを間違ったという意識は毛頭ない私はしばらく走った後、絶好の撮影ポイントを見つけ、後続のY崎・K藤をカメラを構えて待っていました。 しかし、しばらく待っても二人は来ない。 不吉な予感に道を戻ったのです。 すると見覚えのあるパワーショベルがあるではありませんか。 そこでやっと道を間違えたことに気づきました。 正しいルートを進むと前方から、事務長が来るではありませんか。 ああ無事だったのかと安心しながら、ちょっと待てよ、後ろのはずの事務長が前から??、えっ後ろから前から・・。 畑中葉子と平尾昌明!!。そのあと来るわ来るわ、M島・Y崎にM田弟・S庄。 ここでやっと状況判明。 こちらでは後続が来なかったと思っていたのだが、あちら側では真ん中を走ってた私が忽然と消えてた。 あちらではこれは崖から落ちたかも、との最悪の推測が生まれても仕方がない。 実際K藤は、危ない崖のところから下に向かって「おーい I 田〜〜〜」と叫んでいたそうな。 |
という感じで2001年最後のツーリングは無事?終了しました。 | |
この後「納会」「忘年会」「新年会」「入浴会」と死のロードが続くと聞くが、こちらも完走を期待する。 |