踏み外した先には....     yumipyon

思えば、とにかく林道に行きたくてトヨキさんの門を叩いた(実際には叩いてはいない)時は、まだ社会に出たばかりの世間知らずの二十歳そこそこの、ホントニ何も知らない(?)かわいい娘だった(笑)はずなのに....。
30‘Sに入ってしまった所からどうやら人生の道を踏み外したらしい。

ほんとなら、同年代の男の子達と「コンパ」なるものを楽しみ、彼氏の4,5人を抱え、(当時はアッシー君とか、メッシー君なる言葉があった)世間一般の青春を楽しんでいたはずである。
ところが....。
同年代どころか、一回りも違う、お・じ・さ・ん達と一緒にバイクに乗って遊ぶことを選択してしまったのだ。週末のデートなど知らない。気がついたら、ただひたすら、どうやったら皆に追いつくのか?どうやったらコーナーを曲がれるのか?そんなことばかり考えている週末になっていた。
おまけに、良いのか悪いのか、「年上と遊ぶ=楽ちん」という方程式がすっかり自分の中で出来上がっていたのである。
これじゃ〜ね....。もう世間には戻れないのである。そういう訳で今日に至っている(笑)。
おかげで??、自分で言うのもなんですが、「速くなったでしょう??」
ま〜こうなるには、皆々様の、温か〜い「愛の鞭?」(^^ゞがあったからだとは思いますが、精神的にもかなり鍛えられましたよ(笑)ちょっとやそっとの事では動じなくなり、これは今でも社会でかなり役立ってる事は間違いない。(笑)ちょっとやそっとが、何を意味するかは、書かなくてもよ〜くお分かりかと...。
そうです、あなた!!胸に手を当てて...そうそう、そ・う・い・う・こ・と。感謝半分、でもホントにこれで良いのかと思う所半分(笑)
 
踏み外したといえば、人生ばかりじゃない訳で、実際道路を踏み外した事もあるわたしですが、この時は正直いって「あぁもうだめかな?」って、転がりながら思いました。
今となっては、良いネタですが....。
 
やっぱりちょっと本人談聞きたいでしょう?
そう思い返せば、あの日は天気も良く、真新しいタイヤで路面のグリップも良く、でも最初は相変わらず皆には置いてきぼりをくっていたはずだったのに、どういう訳か、前方に見えてきたんです。
「もしかしたら追いつく??」あのときのワクワクした気持ちは今でも覚えてますよ(笑)あとはひたすらアクセルを開けるのみ。
「いけ〜〜!!」って、自分で自分を煽ってましたね。あの時前を走ってたのは、M田弟さんでした。
もちろん彼は、わたしが後ろにいることでかなり気を使ってたと思います。
でも、そんなことその時のわたしには、とうてい通じる訳もなく、ひたすらアクセル回してましたね(笑)で、その先の「道を踏み外した」になる訳です。 
みなさんご存知の、*の沢の*張側出口間近の左コーナーです。
10mとも20mとも言われてますが、実際はその半分位でしょう??本人は5m程だと思ってます。
あの時は池田 某さんがロープを買いに街まで走ってくれて、訳が分からなくなってるわたしのバイクをみんなに上げてもらって、とにかく本人がボーっとしてるうちに事は進んでました。
おまけにわたし無傷でね(笑)かなり作りが頑丈だと、その時実感しました。
あの時怪我してたら、今バイク乗ってたかな??と思う事もあるし、逆に、あんなに怖い思いしても、乗り続けている自分に驚いてますけど。

その他書き出したらきりがないくらい、いろいろやってますよね。(笑)
それでも乗ってる所を見ると、バイクで林道を走ることが、すっごく好きになってるんですよね。
今となっては自分のライフワークからは切り離せないです。
それに、楽しい仲間に出会えたバイクですからね♪

長い人生、たまには道を踏み外すのも良いものだと最近思いますよ(笑)
落ちた先に、なにがあるかなんて、落ちてみなきゃ分からないんですから。
どうやら、わたしは、良い受け皿の所に落ちたみたいだし(^^)
これからも、いろんな事があると思いますが、みんなと楽しみながらバイク乗り続けられるといいな〜。
でも、怪我等にはお互い気を付けて乗りましょうね♪
30'sが永遠に続く事を祈って!!