2006年キャンプの報告    by プカプカ


2006年7月22日、30'sのサマーキャンプがありました。
昨年、一昨年のキャンプは参加者が少なく、30'sのナウでファッショナブルなメンバーはやっぱりシティー派で、
キャンプなどという粗野な遊びは喜ばれないのだろうかなどと思ったこともあったのですが、
今回の参加者は生徒と児童と幼児も含めて12名という大人数で、久々の盛り上がりを見せたのでした。


天気予報では22・23日とも天気は曇りで、ちょっと雨も降りそうな様子だったのですが、当日になってみると気温は高くないもののどうやら雨の心配はなさそうな天気で、荷物の中に忍ばせたカッパも使わずに済むかもしれないと思いながら家を出ました。

まずはごんたさんの自宅でごんたさんと姪のなおちゃん(8歳)を拾い、ペンギンさん宅でエスティマに乗り換えの予定です。



なおちゃんについては後で大活躍の話があるのですが、納得できないのはごんたさんです。
子供がよくわからないのを良いことに、自分のことを「お姉さん」と呼ばせていました。
ピーッ!ピーッ!、イエローカードです。
気持ちはわかるけど反則はいけません。

ペンギンさんは今回も薪や飯盒を用意してくれていて、レトルト食品など使わない正統派のキャンプを実践しようという男気を感じさせます。
それから行き帰りの運転、ご苦労様でした。

エスティマに乗り換えてnackさんを迎えに行きました。
そろそろ目的地だと思って電話を掛けた瞬間、車のすぐ横にいるnackさんが目に入りました。
KTMに跨って颯爽と走るnackさんとは印象がだいぶ違い、大きな麦わら帽子を被ってしゃがんでいたnackさんは、まあ、いわば年齢相応に見えて、ちょっと意外でした。

次に向かったのは帰省中のゆみぴょんさんの実家。
キャンプに合わせて帰省の日程を調整し、鋼(はがね)君(2歳)との参加です。
鋼君は2歳にしては身体も大きく、男の子らしく車に興味があるようで、ゴミ収集車を見て「ちゅーしゅーしゃ」などと話していました。

車中ではなおちゃんのお父さんの差し入れてくれたビールを飲みながら、K島宅へ向かいました。
なんともありがたいことに、K島さんは10リットルのビールサーバーを用意してくれていました。
思う存分ビールが飲めて、しかも空き缶が出ないのでゴミにならず、飲ん兵衛と地球に優しい心配りです。
更に都合の良いことにK島宅のすぐそばには大きなスーパーがあり、ここで買い出しを済ませ、目的地へ向かいました。

目的地について間もなく、トヨキ親子も到着しました。



たくらんけさんが予約してくれていたツリーハウスの柱を見て、トヨキさんはさっそくテッポウの稽古。絵になります。
トヨキさんに豊君、これでもしT橋Jr.が参加していたら、三役そろい踏みだったのですが・・・。

まあ、それはそれとして、安着祝いと楽しいキャンプの始まりを祝して、まずはビールで乾杯です。

ここで大活躍したのがなおちゃんでした。
言われるとおりにビールサーバーとおじさん達の間を往復し、おいしいビールを届けてくれました。
若い子にビールを運んで貰うことなどそうあることではないし、しかもサーバーから注がれたビールはよく冷えていて泡がとてもクリーミーで、全員ご覧のとおりの笑顔です。

とは言っても飲んでばかりはいられず、ペンギンさんの指導の下飯盒を使って炊飯です。
ここでもなおちゃんは興味津々で、鉈を使って薪を割ったり、割った薪を「アチョー!」と足で折ったり、楽しそうでした。

豊君は現地に着くと早速池の方へ降りていきました。
多分キャンプ場にいる間のほとんどの時間を釣りに費やしていたはずで、完全に釣り師。
翌朝も4時くらいから竿を出していたようですが、あいにく釣果は上がらず、ヘラブナ以外の魚影は薄い所だったようです。



ゆみぴょんさん親子は多分親子としては初めてのキャンプでしょう。
我々のメンバーがいつかは「おじいちゃん」になってしまうことはすでに2名の実例があるわけですが、ゆみぴょんさんが「お母さん」になるというのは想像がつかない人も多かったと思いますが、優しくもたくましいお母さんになっていました。
鋼君は2歳にしては身体能力が高いようで、ツリーハウスの梯子段を一人で登っていました。
自宅では三輪車を卒業し、もう自転車に乗り始めたそうです。もちろん補助輪つきですが。



そうこうするうちにバーベキューの用意もできあがり、日も暮れ始めて、いよいよディナーの開始です。

ディナー開始後少しして、仕事を終えたたくらんけさんが登場。
今回も薫製機を持参してくれて、早速チーズやら卵やらをスモークしてくれました。
残念ながら翌日も仕事のため、
アルコールは一滴も飲まず今夜のうちに帰らなければならないとのことで、本来ならば30's三大酒豪の競演が見られるところなのですが、それは又の機会にということになりました。
本人が半分しか楽しめないにもかかわらず、キャンプ場の予約など幹事をしてもらいありがとうございました。



次に登場したのが温泉魔人さん。
幌延から何時間もWRを飛ばして駆けつけてくれました。
この人には疲労という感覚がないのか、まるで隣町からでもやってきたような雰囲気で、あくまでも爽やかです。
疲れを知らないばかりではなく、酒に関しては際限というものも知らないようで、最終的にはビールサーバーを抱えて飲み続け、最後の一滴を飲み干したのは翌朝午前2時のことだったそうです。



それに付き合って飲み続けたのは言うまでもなくゆみぴょんさんだそうで、この人の酒量も相当なものです。
買い出しの時には知らんぷりして久保田の千寿を買い物カゴに入れていました。
お酒をあまり飲まないnackさんが二人に付き合って最後まで起きていたそうですが、どう思ったことでしょう。

 
とにもかくにも、久しぶりの大人数でのキャンプは賑やかで、青少年がいたこともあって去年のような宗教儀式や下ネタもなく、非常に健全に夜は更けていったようです。
あいにくカメラのメモリーがいっぱいになり、写真はこれで終わりです。
同時に私のお腹もいっぱいになり、例によっておネムになったのでさっさと寝袋にもぐり込みました。
その後のことは知らん!

翌朝は当然のことですが早くに目が覚め、6時ころに起きたのですが、もっと早起きだったのはごんたさん。
午前中に結婚式があるとのことで、6時20分だったかの汽車で札幌に帰らなければならず、朝食も採らずペンギンさんの車で駅まで送られて行きました。

その後は焼きそばを作って朝食を採り、現地解散となりましたが、キャンプ道具の片づけの段になってK島さんの荷物の多さに驚きました。
テント2張りとコンロやらビールサーバーやらクーラーやら、果ては食器洗いの洗剤に至るまで、車に積み込むのが大変なほどの用意をしてくれていました。
おかげで皆が何不自由のないキャンプを楽しむことができました。感謝です。

エスティマ組と温泉魔人さんはその後月形温泉でお風呂に入り、風呂上がりのスイカを路上で分け合ってからそれぞれ帰路につきました。

夜中に車で乗りつけた若者達がバーベキューコーナーで宴会を始め、傍若無人に騒いで帰って行ったことと、キャンプ場の人口密度が高かったことを除けば、とても楽しいキャンプでした。
ナイス爺さんの松葉杖での参加はまだ無理だったようですが、来年の今頃は是非元気に参加して貰いたいと思います。

以上、2006年キャンプ報告、これにておしまい。  


        キャンプ追加の写真      by yumipyon