只今XT400再生中(その9)

 さて、大きな整備として残されたところは、ついにフロント周りだけになった。 (灯火類の接触がイマイチだとか、ドライブスプロケットがぐらついているとか、スポークが錆だらけだとか細かなことは残ってはいるが・・・。)


 


フォークの汚れは拭き取り後、パーツクリーナーで清掃。・・が、ブーツはまだ汚いまま。

 まずフロントフォークを取り外す。シールがいかれているので、シールとオイルの交換だが、これは万力もないし、フォークオイルの手持ちもないので、元所有者でレストアのベテランである寺崎氏にお任せすることにした。ついでにフロントブレーキのシューから剥離したライニングの接着もお願いすることに・・・。(諸氏からは命を預かるブレーキだから、新しい部品にした方が良いとのご意見もありましたが・・・。) しばらくしてフォークとブレーキが出来上がってきたが、ここでまた問題発生。寺崎氏曰く、若干だがフォークが曲がっているとのこと。曲がったフォークだがシール交換はしてしまったとのことである。(汗 このままフォークを使う訳にもいかないので、オイルシールを再注文し、もう1台の方のフォークもやっていただくことにする。数日後、手持ちのパーツリストの部品番号で注文しておいた部品が到着し寺崎氏に渡し、しばらくすると、またまた問題発生。寺崎氏からシールのサイズが合わないとの連絡が来た。どう見ても小さいとのこと。部品を注文しているバイクショップへ話をすると、開封後でも部品違いであれば交換してくれるとのこと。よくよく調べてもらうと、手持ちのパーツリストは初版で、間違いが多く、発行後すぐにリバイスされたようだった。はじめにシールを注文した時は車体番号で注文したので、ちゃんとしたものが来たのだった。こんなこともあるだなぁ・・・。やがてフォークも出来上がり、車体に取り付けた。

 


フォーク取り付け後。曲がっていたフォークが右端にチラッと見える。

 フロントホイルは現在再生中のヤツより、部品取り車(その1号)の方がタイヤの山が残っているので、そのまま使おうしたが、よく見るとタイヤのサイド部分に多数亀裂があり、車検を通すのには無理がありそうだ。結局ベアリングの状態で再生中の方のホイルを使い、タイヤは89年式のセローが新車時に履いていたタイヤが余っていたので、2.75とちょっと細いが(本来は3.00です。)それを組むことにする。タイヤを組む前に実は大変な仕事が待っていた。それはスポークの錆取りである。部品が出るなら、スポークは張り替えた方が早いといったご意見も多々あったが、使えるものは極力使う方針で、修行のような錆取り作業に専念すること数時間、何とか妥協できる所まで錆が落ちたので、あとは錆止めにクリアのスプレーを噴いて、リムのタイヤ側の錆もワイヤブラシで落としてタイヤを組んだ。

 

 

修行の様にひたすら磨く。



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