鳳凰三山・薬師岳から,北岳を望む.'00.04.29
北岳は標高3,192mの日本第2の高山で頂上付近には,超塩基性の蛇紋岩地帯があり,キタダケソウ等の貴重な植物があります.
このページは最新'02.7.6の記録と'92.6.27に私が初めてキタダケソウを見に行ったときの記録を紹介します.
<'02.7.6>
7月6日はキタダケソウの写真を撮るには遅すぎる時期でした.ほとんどが種になっていて,この株しか写真になる株はありませんでした.しかし,氷河期から本州の真中でがんばっている力強いさを感じました.残雪の量は'92.6.27に比べてずいぶん少なかったようです.
キタダケソウ (キンポウゲ科)
八本歯ノコル付近から見た富士山
<'92.6.27>
植物リスト:コケイラン,ミヤマハナシノブ,シロバナエンレイソウ,エンレイソウ,エンレイソウ・花弁有るタイプ?,キタダケソウ,オヤマノエンドウ,ミヤマキンバイ,チシマアマナ,イワベンケイ,ハクサンイチゲ,シナノキンバイ,キバナシャクナゲ
1.参加メンバー
飯塚さん(左),猪狩さん(右),私の3人です.
2.広河原山荘付近で咲いていた植物
広河原山荘:広河原のバス停を過ぎ,野呂川に架かる橋を渡るとすぐ広河原山荘です.
コケイラン
3.大樺沢付近で咲いていた植物
大樺沢:雪渓には,まだ雪がぎっしり詰まっていました.この時期の登山には,アイゼン等の装備が必要です.
エンレイソウの花弁のあるタイプ?,シロバナエンレイソウのあかばなタイプ?
どなたか,ご連絡ください.北岳・大樺沢に生えていました.
山梨県富士吉田市 の
磯田 進 さんから,以下のメッセージをいただきました.どうもありがとうございます.
「赤花タイプのミヤマエンレイソウですが,
本によってはムラサキミヤマエンレイソウという名称で紹介されていることもあります。
しかしそこまで分ける必要はなく,ミヤマエンレイソウでよいといわれています。
大樺沢だけではなく,県内外でよく見かけます。」
4.頂上付近の岩場に咲いていた植物
大樺沢の長い雪渓を登りつめると,八本歯ノコルにつきます.そこから頂上を巻いて,北岳山荘へ向かう道の岩場には高山植物がひしめき合って生えています.この時期,キタダケソウ以外の植物は,芽生えかまたはつぼみの状態ですが,他の植物でも気の早い一部の個体は花が開いていました.
キタダケソウ(つぼみ)