チューリッヒの生活

く ら し                 2003.11.6

こちらで見るテレビといえば サッカーとニュースだけ。
その他情報源は、新聞のHPと日々の会話。

数ヶ月前、勇んでビデオに録画された日本のテレビニュースを見たけれど、
何だかとても疲れた。

情報は自分で取捨選択するものだけれど、
流れていく量がそんなにも必要なのかなと思う。
しかもあまり明るくない話題ばかり。

もっと明るい前向きな情報を増やしたらいいのに。
僕の好きな歌い手やプロジェクトXが受けるのも、
元気な明るい話題を求めている所為もあるのかな と。


普通の人は夕方に帰り、店は夕方に閉まる。
日曜はほとんどすべての人がお休み。
店もやってないから、自然とみな家族で過ごす。
森へ散歩にいったり、湖を見に行ったり。
文字通り、一日が静かな おやすみ の日だ。

ゆっくりとした時の流れを感じることのできる、
こんな 豊かな くらし が 
ここへ来て本当によかったと思う。
暑い夏                 2003.8.12

今日、あの地 から 荷物が届いた。
あのTシャツとタオル。思わず ほほえむ 自分。
メッセージも届いた。これで気分はすっかり 夏 長崎から。
きっと今年もあの暑い一日を満喫したのだろう。
何よりも あの地から わざわざスイスまで 送ってくれたその気持ちが
とてもとてもうれしかった。

暑いといえば、今年のスイスは暑い。
一日で最も暑い場所。
それは エアコンのない 帰りのバスの中。
一日の疲れが一気にふきだす。
それはまるでサウナのよう。
25分間のサウナの中、気合を入れないとバスの中でも気を失いそうだ。    

エアコンのとても効いた寒い通勤電車 と それのない暑いバス。
日本とスイスの違い。
ぼくは何事も中庸が好きだ。
きょうは何の日、きになる日        2003.8.6.

13年ぶりに、あの地 ではない場所で この日 を過ごした。
こんなところで過ごしていても、朝からそわそわした。
あのTシャツを着て出かけ、気分はすっかり参加人。

天気は大丈夫かな?
もうはじまったな。
今はあの人がうたっている。
そろそろ最後の盛り上がり。
ああ、もう帰りのバスで夜景を見ているかな。
眠そうな でも とってもいい顔で飲んでるね。

19歳から通い続けた、年に一度の夏のつどい。
文化習慣の異なる人と理解しあうのは、大変だなあということが良くわかった。
でもできないこともないな、ということも実感している。

あの地の名前は、この国の人も良く知っていた。
この日のことも。

たっちんの笑顔 を見て、また明日から ちょっとだけがんばってみよう。

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