ファスナハト

2004年3月1日(月)

スイスでは、カーニバルのことを、ファスナハトといいます。
2月から3月にかけ、スイスのあちこちで、ファスナハトのお祭りがあります。
チューリッヒのファスナハトのパレードを見に行きました。
仮装をした人たちが、演奏したり、おかしや紙ふぶきをばら撒いていきます。
仮装はさまざまで、顔にペイントしていたり、仮面をかぶっていたりしました。
たっちんは、右の写真のような、仮面の仮装は、
とっても怖がり、ママにずっとしがみついていました。



スイス北西の町、バーゼルのファスナハトは、
規模も大きくて盛大なので、見に行ってみました。
たっちんは、アンパンマンのお面をかぶっていきました。
バーゼルのパレードは、チューリッヒとは違い、ほとんどが仮面をつけていました。
また、右の写真のように、風刺画などを描いた、
ラテルネと呼ばれる、大きな張りぼてのようなものが登場します。
早朝4時から行われるパレードでは、このラテルネに灯された明かりが幻想的だそうです。

たっちんは、ファスナハトのパレードも2回目ともなると、だいぶ慣れてきたようで、
おかしを配る人たちが来ると、自分からもらいに行くようになりました。
途中からは、仮面をつけた人たちも怖くなくなったようです(写真右下)。
この時期、カーニバルのお菓子が売り出されます。
大きな餃子の皮を揚げて粉砂糖をかけたものといった感じです。
少し油っこいですが、上の写真のように、
子どもでも一枚平らげてしまいます。
右の写真は、バーゼルで獲得してきたものです。

《最近のたっちん語録》
チューリッヒのファスナハトの次の日は、バーゼルに行く予定でした。朝起きて、
きょうは こわくない ひとばかり でるみたいだよ
(やはり、仮面の人たちは怖かったようです)
バーゼルに行った翌日、朝ごはんを食べながら、
きょうは どこに パレード みにいく?
(お菓子や野菜がもらえるパレードが気に入ったようです。それから毎日、
 家の中で、太鼓を叩きながらいろいろな物を配るパレードごっこをしています。)

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