アッペンツェル

2003年6月9日(月)


今日は、キリスト教の祭日で、お休みです。
パパの職場の人に、チーズ工場を見に、ドライブに連れて行ってもらいました。
チューリッヒから東のほうへ、1時間ほどドライブすると、アッペンツェルに着きます。
アッペンツェルは、スイスの北東に位置し、牧畜と酪農がさかんです。
年に一度、住民が集まって、野外集会(ランツゲマインデ)をする、
直接民主主義の伝統が残っていることでも有名です。
チーズ工場の脇には、きれいに彩色された牛の置物がありました(写真下段左端)。
たっちんは、よしよししてあげました。
このあと牛に乗ってみたのですが、少し怖がっていました。
アッペンツェラーチーズは、ちょうどたっちんが抱えられるほどの大きさです(写真上段左)。
4月にエメンタールチーズの工場を見ているたっちんは、今回も、興味深げに見ていました。
今日は、おじさんが、熟成中のチーズを磨いていました(写真下段中左)。
工場の隣のショップでアッペンツェラーチーズを買い、持ってきたパンにはさんで、チーズサンドにして食べました。(写真下段中右)
たっちんは、最近、このシンプルなチーズサンドが大好きです。
写真の中でたっちんが手にしている牛乳は、さっぱりしてとてもおいしく、ごくごく飲んでいました。
午後は、アッペンツェルの街を散策しました。
この街の建物は切妻屋根で、壁には鮮やかな模様や絵が描かれています。
壁の絵や看板は、お店に特徴的で、見ているだけでも楽しいです。
写真(上段右)の中の赤い家は、薬局で、ハーブの絵が描かれています。
アッペンツェルは、チーズのほか、ビールの醸造、農閑期に行われる手工芸が有名です。
本日のお土産は写真の通り(写真下段右端)。
小さい瓶は、スパイスの入ったお酒で、おなかの痛いときに飲むとよいそうです。
手前のパンは、フルーツやナッツの入った日持ちのするパンです。
のどかなスイスらしい雰囲気を味わえて楽しい一日でした。


《最近のたっちん語録》
2003年5月31日の続編です。眠気が相変わらず気になるようで、朝起きて、
あさになると ねむいの どこに いくんだろう?
と言って、あたりを見回します。少し考えて、
とおくに いく。 とおくの ねむい おうちを さがして いくの。

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