荒川の変(99.9.11)
・・・どこからどこまでが夢だったのだろうか?。意識が戻る寸前まで再生されていた数々の夢の断片が意識の底辺で
錯綜している。
重い頭をそっと枕から持ち上げ、ふと時計に目をやる。
午前5時。カーテンの向こうでは、一頃に比べればややたよりなげだが、爽やかな一日の始まりを予感させるには充分
な日の射線が、徐々にその光を強めている。
しかし、どんなに太陽が自らの存在を主張しようと、私にとってはまだ真夜中もいいところである。いつもなら、起きずに
すめばそれにこしたことはない、となまけ根性を発揮して再び現世からの離脱をはかるところだが、今日ばかりはそん
な事も言ってはいられない。
起きねばならぬのだ。そう、山に登るために。
そう自分に言い聞かせ、深層に沈み込もうとする意識を懸命にひきとめながら、私はベッドを降りた。
「あーもー、やっとれんわー。なーんで休日に朝から山登りせにゃならんのじゃ!!」
今日は土曜日だけど、理学部系の授業があるのだー。理学部系だけど山に登るのだー。なぜなら植物分布現地見学
会だからー。この授業、全3回ある見学会に参加してレポートを書いたら単位あげるよ、という先生の優しい言葉を信じ
て聴講したんだけど、いやーやっぱうまい話には落とし穴があるんだよねー。期待に反して、この授業ってけっこうスリ
リングー。
まず、最初に渡された予定表。どれだけ読み返してみても、「○月○日△時に××公園駐車場に(現地)集合」しか書
いてないんですが・・・・・・・・・××公園って一体どこにあんのよ(地図で探す)。あ、荒川町に似たような地名がある。
じゃ、荒川町ってどこ?・・・うーわー、ここから片道80kmくらいあるー。
しかもこの荒川町マップには××公園は載ってないよー?でも地名からいったらここらあたりだよねー。うーん、しゃー
ねー、現地に行ってから町民に尋ねてみるかー?。でも、そもそも場所の見当が全然違ってたりしてねー。ま、その時
はその時かー。あははははー。・・・ね?スリリングでしょ?(そうか?)
こんなおそろしくアバウトな私も私だが、先生、せめて現地付近のマップコピーくらい配布して下さい(泣)。
ともかくいやいや起き出した私は、山登りルックを整え、リュックをかつぎ、愛車と共に荒川町へと出発した。
数時間の後、荒川町付近に到着。で、「××公園ってどこよ。わからねえずら。おしえてちょーよ。」と、その辺を歩いて
いたおばちゃんをつかまえ、場所を聞く。その結果、やっとこそれらしいものを発見してたどり着く事ができ、「あーよか
った。これで単位は安泰ねー!!(まだ授業受けてないのにな:笑)」と安心したのもつかの間。
広大な山の中に作られたその総合運動公園なるものには、駐車場が、ひーふーみー・・・7個もあるんかい。「駐車場
に集合」って・・・・・・。一体どれがホンモノよ。全部廻って探せってか(怒)。
ぶーぶー言いながら、結局全部の駐車場をまわるはるな。しかし、奇妙なことに、どの駐車場にも見知った先生どころ
か理学部の学生らしき人物の1人もいない。・・・・・?やはりここではなかったのか?私は見当違いの所に来てしまっ
たのか?疑念がわき起こり、冷や汗が背筋を流れ落ちる。
そうこうしている内に、ようやく理学部の学生が2人ほど到着。しかし、それだけだった。その後しばらく待ったものの、
結局集合時間に集まったのは4人だけ。肝心の教授も他の学生も現れない。
かくして、そこに集った4人は各々が?マークと(怒)マークを額にはりつけつつ、早朝に走ったのと全く同じ道を徒労感
に蝕まれながら車を走らせ、大学へと舞い戻ってきたのであった。
とんだ無駄足を踏んでしまった、一体どーゆーこっちゃ、と精神的安定を欠きつつ学部に戻った私を、本日最大の衝撃
が襲ったのは、間もなくの事であった。
『学部掲示板 9月11日-植物分布変遷論-休講』
・・・・・・・・・・・・もしかしなくても、私っていわゆる一つの「大馬鹿」ってやつですか?・・・・・・・・・・・・・・
Family(99.9.14)
いきなりですが質問です。一人暮らしの学生が「実家に帰る楽しみ」って、一体何なんでしょうねえ。
今回、地元で友人の結婚披露パーティーがあるというので急遽帰省する事になったのですが、そうなると一番に考える
のは、「年に数回しか会わないんだから、家族と交流を深めてこよう!」とか「最近まともな食事していないから、この機
会に家庭料理をご馳走になってこよう!!」とかいう事ですよね(とりあえず私はそうです)。
そこで、まずは実家に電話をして帰省する事を告げてみたのですが。
私:「もしもし、私。あのさ、今度17日あたりに帰ろうと思うんだけど」
母:「あら、帰ってくるの!?よかったわー!!!」
(おお、何か喜ばれているらしい。やはりこんなんでも娘はかわいいのか!?)
「ところでいつからいつまで帰ってくるの?」
「ええと、○○の結婚式が19日にあるから、17の夜から20の朝かなあ」
「あらー!!丁度良かったわー!!!」
(???何が???)
「お父さんとお母さんね、丁度その日程で北海道に遊びに行ってくるのよ」
(・・・何だって?)
「で、同時にお兄ちゃんも大阪に旅行に行くって言っててね」
(・・・じゃ、じゃあ、家に帰っても誰もいないんかい!?それのどこが丁度いいんじゃ!!)
「でさあ、そうなると、その間犬と猫に餌あげてくれる人がいなくなっちゃうでしょ?困ってたのよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「そうかぁ、お姉ちゃんが餌やりに来てくれるのね。良かったわー(ほくほく)」
「(勝手に餌やり人員に決めるな!!)え、あ、あの、犬猫はいいけど、そしたら私の餌は・・・?」
飛び入り父
「何言っとる。自分の餌は自分でとれ!!」
・・・えーん、私の煮込みカツ丼が、焼き肉が、おひたしが、煮物がぁ〜!!!(泣)・・・
どーして実家に帰ってまで自炊せにゃならんのじゃ!家庭料理食わせてくれ〜っ!!と、小心者の私は電話を
切ってから叫んだのであった・・・。
Let's Cooking(99.9.25)
皆さんは大学の研究室って何をしている所だと思いますか?私は、気難しい顔をした偉い人たちが、物静かに勉強し
たり真剣な顔つきで実験したり議論を重ねている所だとずーっと思っていました。
しかし、我が作物研究室ではどーも勝手が違う、ような気がしますねえ。入り口を入るといきなり、可愛らしいテーブル
クロスのかかった食卓が現れます。その上には炊飯ジャーがでーんと置かれていて、横にはガスコンロがあり、その
前にはトースターレンジが幅をきかせています。更にコンロの横には各種調味料が揃えられ、冷蔵庫を開けると誰かの
買い置きの野菜や肉のパックや酒類がわやわやわや。
もちろん、鍋やフライパンを始め、各種調理器具一式は完備。皿や箸は言うにおよばず、ラーメンどんぶりだってありま
す。これを使って何をしているのか。そりゃあフライパンで耕耘するわけでもどんぶりで作物を育てるわけでもないんで、
料理をするに決まってるんですけどね。
一応弁解しておくと、日中は皆さんひたすら真面目に(?)研究に打ち込んでいるんですよ。しかし、夕食時間帯や、夜
に何だかお腹がすいたなとなると、あとはもう・・・・・・。
もともとイベントの多い研究室ではありますが(例:バーベキュー大会、焼き肉生ビール大会、サンマパーティー、秋の
味覚収穫祭等々)、誰か一人が「お腹がすいた!」と発言すれば、「じゃあ何か作るか!!」と皆が立ち上がり買い出
しに走り、たちまち研究室は調理場と化すんですから・・・。
かくして、突発的に《にぎり寿司大会、新春鍋大会、ちらし寿司大会、牡蠣の大食い大会、お好み焼き大会、たこ焼き
食う会、松茸会、バングラディッシュディナーの夕べ、冷やし中華大会》などのイベントが発生し、一人暮らしの学生達
はまともな食事への憧れとその食欲を満たす事になるのです。
初めの頃はびっくりしていたけれど、今では馴染みきってしまった私(笑)。何しろ、今ではアパートで包丁を握る時間よ
りも研究室で包丁を握っている時間の方が圧倒的に多いんですから。
そして私は、常に調味料の現存量をチェックし、必要とあれば補給し、誰かが「あの」言葉を唱えるのを待っているの
です。
「腹へったー!!何か作るか!!」
富山の薬売り(99.10.1)
この度、私は日本作物学会講演会とかいうものに参加する事になり、久しぶりに小旅行をしてきた。行き先は、富山
県富山市。
はじめ会場が富山と聞いて、「うーん、何か名物はあったかなぁ。うーむむむ。・・・鱒寿司?」ぐらいしか浮かばなかっ
たのが、何かの拍子に「富山といえば、「置き薬」!!」とひらめいた。
富山の置き薬とは、江戸時代(だったかな?)頃にはじまった、今で言う訪問販売に似たシステムで、最初に一般家
庭を訪ねて置き薬セット(常備薬の詰め合わせ)を置かせてもらう(売るんじゃないよ)。その後定期的に家庭を訪れ
て薬箱の中身をチェックし、使って無くなっている分の薬代だけを頂く。そして新しい薬を補充してその家を後にし、ま
た一定期間後に再訪するというシステム。この時おこちゃま達にサービスであげた紙風船が人気となり、富山の薬売
り=紙風船のイメージが定着したとか。たしかそんな話だったな。(随分昔に本で読んだので、さだかではない:笑)
で、薬売りのおじさんはくわしい台帳をつけていて、○○さんちのおばあちゃんはずっと神経痛を患っているとか、×
×さんちの下の娘さんは胃腸が弱いとか、△△さんはやっと調子が良くなって仕事も順調らしいとか、お得意さまの
健康状態をしっかり把握していて、症状や効き目にあわせて薬を仕入れたり、健康相談に乗ったりと、今で言えば
診療所のお医者さんのような重要な役割を果たしていたらしい。素晴らしい。
一方では動乱の世に、諜報活動を行うために探索方(密偵)が薬売りの格好をして地方を練り歩き、地域にとけ込み
つつ重要な情報を収集していた、という話もあるけどね(うわ、急に話が怪しくなってきた:笑)。
しかし現代になり、今やちょっとした薬ならスーパーやドラッグストアで簡単に手に入るし、医療施設も整ってきて、
富山名物の「薬売りのおじさん」は一人、また一人と姿を消していってしまったそうな。
さて、少しばかり歴史に触れてみたが。(ここまでは)
そんな中、採算はあわないが、長年ふれあってきたお得意さまの事を思うとこの仕事を辞めるわけにはいかない、と
自分に誇りを持って「現代の薬売り」を続けていた人の良いおじさんが、ある日突然殺されてしまうと(笑)。そして父
が薬売りの行商に出たまま返らない事を心配した美人の娘さんと知り合った名探偵が、事件の解明に乗り出していく
のであった。
え?一体何の話だって?これは、私の愛読書、内田康夫という人の推理小説「浅見光彦シリーズ」のお話。
そんな話を以前読んだ事があって、その時は富山なんて全く未知の、私とは接点がない土地だと思っていたのが、
今回富山を訪れる事になってから急にストーリーを思い出し、なんだか身近な、親しみやすいものを感じたものであっ
た。(人それを現金という(^_^;))。
それが前触れだったのかどうか、会場で学会参加者に富山の観光パンフ類が入った紙袋が配られたのだが、中身を
見てびっくり。そこにはふくら雀印の「こうかんどうのゆうたんえん(廣貫堂の熊膽圓)」と紙風船が入っていたのだ。
時は移り姿は変われど、富山の置き薬は現在も尚健在か、とちょっと嬉しくなってしまった。
それにしても内田センセ、こういう立派で貴重な人はあまり殺さないでほしいなあ。
(って、殺人が起きないと推理小説にならないんだけどさ:笑)。
富山珍道中-浮雲篇-(99.10.1)
富山での学会1日目は、各種講演を聞いて過ごした。自分の研究分野とは関係がなくても面白い講演などがたくさ
んあって、また研究内容だけではなく発表の仕方やスライドの作り方、プレゼンテーションの仕方など、いろいろな点
でお勉強になって楽しかった。
昼食どきになり、折角だからと街中へ繰り出して、良さそうなお店を探すことにした。幸い会場近くにはアーケード街が
展開しており(どうやら「さんぽ〜ろ」という名がついているらしい・・・・・マルコポーロの親戚?(笑)・・・・・)、飲食店に
は不自由しなさそうだ。
どこまでも直線状に続くアーケード内を歩いていて、雰囲気的には新潟の古町モールとよく似ているな、と思った。そん
なアーケード街を、見るからに学会参加者とわかるスーツ姿のおじさんや若者達が闊歩している中、遠くの方から何
だか見たことのある人が近づいてきた。
はるな「あ、I先生こんにちは、お散歩ですか?」(注:I先生=うちの助教授です)
I先生「ああどうも。ええ、地方におけるアーケード各論の研究ってとこでどうでしょうか。」
(注:うちは農学部で研究対象は植物です、一応:笑)
そう言い残して、I先生は再び人波の中へと、漂いながら消えていった(笑)。うーん、さんぽ〜ろにこの人あり!(笑)。
その後適当に店を選んで昼食をとり、午後からはシンポジウムを聴く。それらが全て終了すると、ふふふふふ。
いよいよ旅の主目的(おいおい)、うまい海産物とうまい酒が私を待っている!!!
という事で、富山の夜を満喫してきた。詳しい内容はお教え出来ませんが(笑)、・・・・・ふう、幸せだった(^o^)・・・・・。
富山珍道中-怒濤篇-(99.10.2)
さて、富山には遊びに行ったのだが、ちょっとは仕事もしなくちゃってんで(いやいや、こっちこそ主目的だってばよ:笑)、
午後からポスターセッションに参加してきた。
ポスターセッションというのは、1m×2mほどのでっかいボードに自分の研究内容や実験結果等を、グラフや表・写真等を
駆使してまとめておき、それに目をとめたり興味を持ってくれたお客様がいたら、詳しい内容を説明し、実験についての討
論を行ったりする発表形式である(たぶん:笑)。
当日になるまで、「果たして私の研究なんぞに興味を持ってくれる人がいるだろうか」、「もしきわどい質問をされて答えら
れなかったらどうしよう」、「とっさに変な事言っちゃいそうで自分が怖い」などとうだうだ考えていた私だが、いざポスター
セッションが始まってみたら、そんなくだらない事を考える余裕など全くなくなってしまった。
やや遠慮がちに東北大の学生が声をかけて来たのを皮切りに、いやもう来るわ来るわ。北は北海道大学の学生から南は
九州大学の先生まで。あまりにもたくさんの人が矢継ぎ早に質問して来るので、もう応答するのに精一杯(笑)。訳がわか
らないまましゃべり続けて、はっと我に返ったらすでに発表時間は終わり、周囲の発表者達はポスターを片づけている所
だった。
呆然としている私に、見物に来ていた先輩がにっこりと笑って一言「お疲れさま」と言ってくれたので、「ああ、そうか、終わ
ったんだ・・・」とやっと認識できたくらい、時間の経過も周りの状況も見えていなかったわけやね。
いやー、こわがったー(訳:いやあ、疲れたー)。
まーったぐ、なじょしてこっだ目にあわねばなんねぇ?(まったく、どうしてこんな目にあわなきゃいけないの?)
すかもさっき来たわげの。(しかも先ほどいらした若いお兄さん)
黒酢さみでぇっつーがらみしたったらば(黒酢が見たいとおっしゃるので見せてさしあげたら)
ながみさ「びちゃっ」てゆがさこぼすてったばい?(中身を「びちゃっ」て床にこぼして行っちゃったでしょ?)
おかげでそんあとくせっでば。(おかげさまでその後の臭かったこと)
まわりん人「こんげ何のにぉいだ?」って首かしげっから(周囲の人が「これ何の臭い?」って首をかしげていたので)
おれ顔あげらんにかったばい。(私は顔を上げる事ができなかったわ)
ま、黒酢ばくせってしんにかったんだげんちょ(まあ、黒酢が臭いって知らなかったんだろうから)
その辺はすっかだなかんばい。(その辺りはしょうがないか)
だども、あの会場、すばらぐくせーって。(だけど、あの会場はしばらく臭うだろうなー)
あれ、何だかおれ、ふぐすまべんまるだすだばい、まいっちまうなー。
(あれ、何だか私、福島弁丸出しじゃあないの、いやあねえ)
あーあ、何にすても、つがっちゃばい!!!
(あーあ、何にしても、大変疲れました!!!)
【福島弁:郡山久留米地区バージョン(笑)】
免許の更新(99.10.5)
免許の期限切れが近づいてきたため、聖籠町(せいろうまち)の運転免許センターへ免許更新に行ってきました。
毎度の事ながら、書き換えで何が一番気になるかと言えば、それはやっぱり「証明写真」の出来ですよねえ。
今までの免許の写真は、ぶすーっとした上に見事な”ガン”くれてて、とても人様には見せられませんでした。検問にひっか
かった時にお巡りさんに見せるのも恥ずかしかったくらい(笑)。なので、今度こそはもう少しましな写真を撮ってもらえるよう
に注意しよう!と意気込んで行ったのですが。(こちらでは、免許センター内で撮影した写真が免許に使われるのですよ。
それ以外は不可。ケチ:笑)
最近の証明写真って、「はーい、撮りますよー、はい、パチリ!!」じゃないのねー。でっかいガンカメラみたいなやつの前に
5秒くらい座らされて、「一体いつ撮るのかなー?」とか思っていたら、「はい、もう結構ですよー。次の窓口にお進み下さー
い」。とか言われてしまいました。
どうもデジタルカメラのようなもので録画した画面から、ある一コマを抽出してプリントアウトするみたいですねえ。
一瞬で全てが決まってしまう従来の写真よりはいいですけど、こうなると、かえってコマを抽出する係りの人次第って感じ
で、いいんだか悪いんだか(笑)。
考えてみれば、写真を撮られる側は「できるだけきれいに撮ってほしい」と思っているのに対して、撮る側は「顔が鮮明に
写っていて、身元が判別できればいい」と考えるわけですから、お互いの間には深い溝があったわけですね。それが、あま
りにも免許の証明写真の評判が悪いので、ついに交通安全協会側も動かずにいられなかったと(笑)。
そういやそんな新聞記事を読んだような気もするー、と思いながら新しい免許証の出来を心配していたのですが、(何しろ撮
られた自覚がないから、どんな顔して写っているのかまるで見当がつかなかった)、出来の方は可もなく不可もなく、って感
じでした。
しかし、これってある意味すごい事ですよねー。だって、今までは「げっ、なんじゃこら」という顔にしか撮ってもらえなかった
のが、「ま、こんなもんか」というレベルにまで向上したってことだもんねー。
今回、何故そこまで証明写真にこだわる、極悪人顔でも別にいいじゃないか、という人もいるでしょうが、私にはそうはいか
ない訳があるのだ!今回の免許は有効期限が5年間。つまり、私は「この」顔で30歳まで(笑)押し通す事になるのだ!!
若々しく、美しく撮ってもらわなきゃね!!(爆笑)。
海の幸(99.10.28)
夜、急にはるな宅で飲み会をすることになった。
知人が仕事で糸魚川に行った際、現地で活きのいいカニを仕入れてきたので飲むか!!という話が舞い込んで
来たのである。
ああ、かにかに。一位暮らしをする学生には何と遠くに感じる生き物であろう。白くつやつやと輝き、ほんのり甘く、
ふっくらとしたその身。濃厚で、かつまろやかでいて絶妙な渋みを感じさせるそのカニミソ。ああ、よだれが。
小学校の頃校長室の前で飼われていた、生きているのかいないのか分からなかったカブトガニとは違う。先刻まで
日本海を闊歩していたズワイガニだ。ふ、ふふ、ふふふ・・・。
早速カニを蒸かす準備にかかったが、よく考えたらカニが入るようなでっかい鍋など持っていない。そこで研究室に
行き、怪しむ先輩方の冷たい視線を背中に感じつつも、「すいませんこれ貸して下さい」と大鍋を抱え上げて速攻で
研究室を去る私。ゆ、許して下さいT先輩、N先輩!。もし残ったらおすそわけしますんで!(残れば、ね:笑)。
そしてその後、集ってきた人々とブツを調理し、豊かな海の恵みと日本酒を堪能する事となった。
一口食べ、・・・う、ううう、うまい!!一昔前なら口からレーザー光線が走り出た事だろう(by.ミスター○っ子)。
蒸かしたてのカニ、甘エビの刺身、エビ頭を煮込んだみそ汁、どれをとっても、最近とんとお目にかかった事のない
贅沢なお味だった。
ついつい最近の食事を思い出して滂沱の涙を流す私(笑)。ロー○ンのサンドイッチ、セーブ○ンの弁当、バゴーン、
ま○ちゃん赤いきつねにマックのダブルチーズバーガーLLセットではかなわない。偉大なる海からの贈り物・・・。
ほんの一時だけど、贅沢感と幸福感に身を浸したはるなでした。
しかし、もう当分の間こんな日はやってくるまい。あとはただただ食いつなぐのみ。
くそう、車検、自動車保険、国民年金のばっかやろ〜!! ぼーんびー!!
戦いの後(99.10.31)
世間ではダイエーホークスが優勝し、福岡を中心にお祭りムードが盛り上がる中、ここ新潟ダイエーでも優勝記念
セールが繰り広げられている。”どーして、どーして「今」なんだぁ!あと1ヶ月後だったら少しは懐が暖かかったの
にぃ!!”と思いつつも、そこはそれ、ほいほいと出かけてしまった(笑)。
・・・いやあ、ものすごい人でしたな。どこから湧いてきたんだというくらいの人の波。そしてそれも納得の商品の安さ
(負債60億円も抱えてるのにいいのかな?)。1割2割引きはあたりまえ。500円、1000円均一商品も目白押し。
しかし、つくづく感じたけれど、やっぱり「女性」パワーはすごいね。
1Fから7Fだかまである中で、3階から上(紳士服や書籍や家電や雑貨など)は非常に落ち着いた雰囲気で、おそらく
は奥様につきあわされた、いや、運転手にされた(?)お父さん達が静かに商品を眺めたり、煙草をくゆらせたりして
いたのに対して。
化粧品・宝飾売場の1F、婦人服売場の2Fは、殺人的な人口密度と突撃部隊のおばちゃま連の喧噪に包まれ、かつ
その容赦のない攻撃によって、まさに爆撃の後状態。きれいに折り畳まれていた服類はぐちゃぐちゃにして放り出され
ハンガーに掛かっていた商品は床に落とされ、製品に挟まれていた保護用薄紙は床上でぐちゃぐちゃに踏みにじられ。
あれほど煩雑な売場を私はかつて見た事がない(笑)。手に取って見るのはかまわないから、買わないんだったら出来
る範囲でいいからきれいに棚に戻そうよみんなっ、て感じ。
それはさておき、私も(少ない予算内ではあるが)この冬のアイテムを手に入れようと売場に飛び込んで行ったのだが、
どうもうまくいかない。「あ、これ素敵」と思うとサイズが大きすぎたり、「これは是非買いたい」と思うと事故品であったり
(見事に穴空いてました)、「デザインはいい」が好みの色がなかったり。
つまり、デザインも色もサイズも良いものは、すでに見知らぬお姉さんやらおばさまやらに買い占められた後だったのね。
さしずめ私は戦闘に出遅れ、既に終わってしまった戦場(いくさば)にのこのこ到着した挙げ句、そのまま帰っても仕方が
ないのでおこぼれやめっけものを求めて彷徨う悲しき足軽ってとこですか。
それでも何点かスカートやニットを購入して、私なりに満足して帰途についたのだが、この後に思わぬ落とし穴が待って
いた。
あまりにも多くの人がいきかう売場で掘り出し物を求めて駆け回ったために、いつのまにか私の体力は会場に吸い取ら
れていたらしい。デパートを出たその足でバイトの家庭教師宅に向かった私は、途中から恐ろしいほどの睡魔様に襲わ
れ、ついに抗しきれなくなると愛車をその辺の空き地に突っ込み、ばったりと倒れるようにして意識を失ったのであった。
(その後2時間近く爆睡しちゃったよ。バイトには遅刻しなかったものの、・・・・・新潟の夜は寒かった・・・・・っくしゅっ!)
教訓。セール(バーゲン)は体力が勝負だ!!鍛えて出直します!!
CMソング(99.11.1)
皆さんはある時突然CMソングが耳についてはなれなくなる事ってないですか?
最近わたしの頭の中は、木○食品の”うさぎもち”の曲が流れっぱなしで困っています。
それはマンボ調の曲で、
「う〜〜っ!(はっ!!)
うっ・さぎ・もーちうっ・さぎっ・もち、う・さ・ぎ!!もち!!うーっ!!
”(セリフ)うさぎもちでちゅぅ〜”・・き・○・○!!しょくひん!!うーっ!!」
というものです。妙にリズムが良いので頭を離れません。(ちなみにローカルCMです:笑)。
本を読んでいても、調査をしていても、楽器を吹いていても、食事をしていても、ついつい「うさぎもちでちゅぅ〜!!」とか口
ずさんでしまう自分が怖い・・・。
どーしてなんでしょうねぇ。特に木○食品のもちを食べたいとかいう訳じゃないんですけど。
昔は地元福島で流れていた、ピーマンおじさん(局地的有名人:笑)の詠うCMソングが気になったけどな〜。
ピーマンのネックレスを首に下げ、トラクターを操りながら新車を牽引するピーマンおじさんが
「・オラーも買ったか〜ら〜・おめさんもか〜えよ〜。 車買うなら、キャラ○ンモータース!!」ってやつ。
あれは単純に変だから目に付いただけかな・・・。
とにかく、まるで壊れたレコードプレーヤーのように脳内を回転し続けるCMソング、恐るべしです。
モーニング(?)コール(99.11.3)
夜中に突然電話が鳴った。思わず時計を見ると、午前1時。”こんな時間に一体だれ?はっ、また悪戯電話かしら?”と不審
に思いつつ、でも重要な電話だったら困るし、と、用心しつつ受話器を取った。
「・・・もしもし?」
「あ、はるな?すごい久しぶり〜」
相手は郡山に住む友人のいわしだった。
「う、うん、久しぶりだね〜。でも、こんな時間に一体どうしたの?」
「あのさ、最近R子から電話来たことない?」
「え?うーん、数日前に留守電は入ってたけど」
「じゃ、今日は来てないんだ」
「う、うん。今日はないねぇ。(何?まさかR子に何かあったの?不安)」
「いやー実はさ、今R子とカラオケしてたんだけどさ」
「はぁ?」
「何か怒らせちゃったらしくて、急にどこか行っちゃったんだよね」
「ふーん、・・・で?」
「で、はるなが居場所知らないかなあ、と思ってぇ」
(・・・何故新潟に住む私がR子の現在の居場所を把握していると思うわけ?)
「・・・知らない」
「そっかー。ところで最近どう、元気?」
(何だ?話かわったぞ?ま、久しぶりだしちょっと語り合うかな)
「うん、元気よ。いわしは?」
「私もまあぼちぼちよ。仕事も何とかやってるし」
「そうなんだ、そういえばこの前の・・・・・」
「えっ?なに?いた?そう、いたの?あ、ごめんはるな。R子いたって」
「あ、ああそう、良かったねえ、で、この前の事なんだけど・・・」
「じゃ、夜中に突然ごめんね、ありがとね、じゃーね、ばいばーい!!」
「あっ、ちょっと、ねえ、いわし、あのっ・・・!!」
「・・・つーっつーっつーっつ−っ・・・・・・・」
ふっ、言いたいだけ言って切りやがった・・・。一体何なんじゃっちゅーねん!酔っぱらい!(笑)
しかし、どうして人は酔っぱらうと電話をしたくなるのでしょう。
はるなの兄や母も、酒が入ると突然意味不明の電話をしてきたりします。そう、夜中の2時とか3時とかに。で、”こんな時間
に電話してくるなんて、誰か事故にでも遭ったのだろうか”と不安になる私を尻目に、
「今元気?こっちも元気なの。あはははははは」
とハイテンションでどうでも良いことをしゃべくり、
「あれ?もしかして寝てたの?(寝てるに決まってるだろう:怒)起こしちゃった?ごめんねぇ!けらけらけら」と笑い出す。
もちろん私はぶっちぎれて「今何時だと思ってるんだ!!」と電話をたたききりますが(笑)、・・・・・一体何
なんでしょうねえ(笑)・・・・・。人恋しくなるのかな・・・・・?
更新(99.11.18)
はあ、前回から2週間も間空いちゃったねえ。ダメダメなコーナーになりつつある「さすけ」:笑。
♪なーんでか、な〜んでか♪
それはね、ネタが全然無いからだよほ〜♪(そのまんまじゃん:笑)。
11月に入ってからというもの、はるなの人生にはこれといった波風も立たないまま、よく言えば平穏無事に、悪く言えばマン
ネリに毎日が過ぎていくのだ。
例えば、ここに一冊の家計簿があります。ちょっと恥ずかしいけど、今月1日からの金の流れを見てみよう。
11/1 いきなり日本防災とかいう会社の営業の兄ちゃんが訪ねて来て、何だか分からない内に「落雷 の被害防止
器具」とやらを買わされた。怪しかったが、兄ちゃんがホスト風のいい男だったのでつい金を払ってしまった。
(おっと、こいつはネタにつかえたかな。)
6 愛車がガス欠。仕方ないのでガソリン補給。
7 スーパーで、非常に型の良いサバが1尾100円!2尾購入し、サバいて味噌煮に。
8 オケの練習後、K氏提供のイナダと甘エビとイカを肴に飲む。会費500円也。
11 研究室で先輩に豆腐をもらう。「ごはんがススム君マーボ豆腐の素」を購入し、調理。
13 某スーパーでカマンベールチーズ安売り。もちろん買う。
14 久しぶりに納豆を購入。しかしネギを買うのを忘れた。炊きたてのアツアツご飯が泣いてるぜ。
15 美味しいモノ食べたい病発病。後輩とイタリアーンな店に行きパングラタンを食べる。
16 昨日の贅沢を反省。財政引き締め政策発動。後輩が掘ってきた里芋を煮て食う。
17 友人とあり合わせのつまみで飲む。後輩が掘ってきた大根のサラダがうまい。
18 オーボエパート練習(春菜はオーケストラもやっている)。しまった練習会場使用料とられるんだった。
むなしく夕食にサンドイッチ購入。
・・・・・・なーんにもないと言いつつも、こうしてみると何かはあるな(笑)。でも、「ネタ」に出来るほどの事件は起きなかった
と。(日本防災はちょっとオシイ!!)。
ま、あれですね、これからわかるのは、「何かをするにはまずお金がいる」って事ですかね(笑)。
アルバム(99.11.24)
突然ですが、昨年度の「卒業アルバム」が送られて来ました。
うおお、やっと来たかぁ。このまま目にする事なく年を越すのかと思っていたよ(笑)。
早速ページをめくると、当然の事ながら、見知った懐かしい顔がたくさん並んでいました。
まだ卒業して半年とちょっとしか経っていないのに、相当に懐かしく感じてしまった私。・・・トシかしらね(笑)。
今回送られてきたのは「農学部の」卒業アルバム。私が待ち望んでいたやつです。というのは、うちの大学には卒業アル
バムが2冊あるのよね。一冊は「大学全学の」アルバムで、もう一冊は所属していた「学部の」アルバム。ちなみに2冊とも
購入すると、かーなーりーのお値段になります。(もちろん別売り。)
しかし、全学の方は大学全部というだけあって、医・歯・法・人・経・教・理・農・工全体の膨大な数の卒業生が収録される
わけで、はっきり言って”何がなにやらわからん(笑)”状態。何千枚という写真の中に、自分の写っているものが3枚もあれ
ば良い方でしょうか。まあ大学やサークルの構造が分かって面白いけど、別に買わなくても良かったかも、って感じ。でも
電話帳並の厚みがあるのでお値段は高い(フルカラーだし)。
それに対して学部のアルバムは少人数制なので(うちの学年全部でも約50人×3クラス)、その厚みは少々寂しいものの、
よりディープでリアルで身近な学生生活写真集として仕上がっています。よって、見て楽しいのは断然こっちの方なのだ。
しかし、世の中はうまい事やる人の勝ちなのだ。アルバムの申し込みは、我々が大学に入学したばかりで本当に右も左も
わからない時、そしてケタの大きな入学金を支払って金銭感覚が麻痺している時に、「一生の思い出だからアルバム買って
〜。申し込みは今しか受け付けないよ〜」と言われ、そうなのか、今しか申し込めないのか、じゃあ買っておこうと、つい申し
込んでしまうのね。
もちろんこの時は、卒業アルバムが実は2種類あるなんて事は誰も教えてくれないし、自分が今買ったのが全学のアルバ
ムで、実は自分はあまり写らない可能性大な代物だなんて事もわからないのさ。
そして3年とちょっとの月日が流れた頃、再び「アルバム買ってー」という話が出てきて、「え?アルバムなら入学した時に
申し込んだよ〜、あの時は”今しか買えない”って言ってたのに、また注文とるの〜?」と思っていると、「いいや、今度のは
学部のアルバムで、前のとは別なのさー」ときたもんだ。
そんなこんなで、結局私達は否応なしにアルバムを2冊とも買わされてしまうわけやね。
・・・なんやねん、それ・・・。マルチ商法やらキャッチセールスじゃないんだからさあ(笑)。
(ちなみに、入学時に”今しか買えない”はずだった全学アルバムは、卒業式の日に自由販売してました。
それこそ何やねん!!)
大学で商売をする以上、また大学が商売を認可している以上、学生にはその辺の事情をしっかり事前に説明してほしい
よね。「アルバムには2種類あって、それぞれこういった特色があります」って一言言ってくれるだけで、もしかしたら半月分
の生活費を無駄(?)にしないで済む人が出てくるかもしれないしさ。(いや、お金持ちな人は何冊買ったっていいんだろう
けど:笑)
何かセコイ事言ってるかもしれないけど、何しろその金額が大きいから、文句も言いたくなるのさ(笑)。
という訳で、学生の皆さんは、アルバムの購入時には注意しましょう!っていうお話でした(笑)。
それと、身近に新入学生及び予定者がいる人は、その辺の事を教えてあげると親切かもしれませんってことで。
Winter Snow(99.12.1)
今日から12月。そろそろ本格的に冬支度をしなくちゃだわ。っつー事で、今日は、はるな版の冬支度例を紹介してみま
しょう。
その1:タイヤ交換
これは雪の降る地方に住んでいる人ならば必須というか、当たり前の催しだぁね。
雪が降ってくる前に、ラジアルタイヤをスタッドレスタイヤに履き替え、積雪圧雪に備える、と。
しかし、大学のようにいろんな地域から人が集まってくる所では、時としてその常識が通らない。縦長な日本には、
もちろん雪の降らない(積もらない)地方ってのもあるわけよね。そこからはるばる北の新潟までやってきた人は、
意外と雪の事を知らない。(これは「雪の存在」を知らないという事ではなくて、「雪の怖さ」を知らないってことね。)
おお、カルチャーショック!!
この数年間に、初めて「大雪」を体験した南国育ちの友人達が
「わあ、雪って冷たくて白くて気持ちいいしきれい!もっと降れ、どんどん降れ!」(積雪初日)
「もううんざりだよ。寒いし滑るし転ぶし邪魔だし。なんだってこんなに降るんだ!!」(2・3日後)
と勝手な(笑)セリフを口にするのを何度も聞いてきた。
更に恐ろしい事には、彼等はどうも「タイヤを履き替える」という概念を持っていないらしい(一般論ではなく、はるな
周辺のみの話かもしれない、いや、そう願いたいが)。・・・・・・・ホントか、ええ、おい?それでどうやって新潟の冬を
越そうというんだ!?
いや、笑い事ではなく、本当に雪が積もってもノーマルタイヤのままって人もいるのよ。まあ学生だから冬タイヤを購
入する資金がないという理由もあるんだろうけどさ。だけど、だけどだよ?
ある日、ノーマル履いた車が圧雪道でこっち目がけて突っ込んでくる。そんな場面には絶対出くわしたくない。
あな恐ろしや。
その2:スコップ準備
スコップ、これ一本あるだけでかなりの事が出来ます。
雪に埋もれた車を掘り出す。雪をかいて道を切り開く。つららを叩き折って頭上の安全を確保する。
不審人物をぶっ叩く。ジャンピングホッパーにして遊ぶ。火で熱して鉄板焼きをする。チャンバラ。
正月に羽根をつく。オールにして船を漕ぐ。(・・・もういいって・・・:笑)。
話は変わるけど、以前友人とスコップとシャベルの違いについて議論になるも、結局結論は出ずじまい。
誰か、私にわかりやすく説明してくれる人、いませんか?。
その3:ブーツ購入
今はやりのおしゃれ〜な圧底ブーツでは話になりません。こけて頭打って記憶喪失になるのがオチです。
底は頑丈で滑り止めのギザギザがついたゴム底で、丈は膝あたりまであるとベター。更に雪を漕いだ
時にブーツの中に雪が入ってこないような構造になっていれば、完璧でしょう。
お薦めは、この辺のおっちゃん達愛用の農業用膝丈長靴。ホームセンターで1980円也。
飽きのこないシンプルなデザイン。機能的なフォルム。リーズナブルな価格。おおグレート(笑)。
その4:石油orガスヒーター設置
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ほ、欲しい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
寒さが半端ではないため、残念ながら電気ではまだ力不足のようです。私の家はエアコンしかないのですが、全然
(笑)暖まりません。がんがん回している時は多少は暖かいのですが、停めたとたんにぐっと冷え込む・・・。何でだ
ろ?そのくせ、目を疑うような額の請求書が来るしなあ・・・・・・・。はあ・・・・・・・・・・。
余談ですが、はるなの知り合いはコタツ一つで新潟の冬を何年も乗り切ってきたそうです。・・・ブラボー。でも、真似
しようとは絶対思わないけど。ちなみに、その人の家に遊びに行った時はずっとコートを着っぱなし(家の中なのに)
だったにもかかわらず、日が落ちてからの寒さに耐えきれず、とっとと逃げ帰ってきたものです。・・・・髪の毛凍って
たよ。マジ?・・・・・。
アホの記録(99.12.2)
前回冬支度の話を書いていたら、脳裏に、雪にからんだ様々な過去の出来事が浮かんできました。
ということで、今回は思い出話。題して、「はるなの恥ずかしい事件簿」(笑)。
その1:駐車場ラッセル事件
駐車場とは名ばかりの、だだっ広い草地。そこが当時私の契約する駐車場であった。ある日、車を出そうと駐車場に行く
と、そこは一面の銀世界と化していた。まだ誰も足を踏み入れていない、まっさらな雪原。
ビジュアル的には美しい風景だが、ここから道路まで車を出すのは非常に困難であるように思えた。
何故って、この時雪高は、かるくタイヤの半ほどを超えていたからだ。雪なり水なりの高さがタイヤ高の半ばを越えると
走行に支障をきたすという話をどこかで聞いた事があった私は、悩んだ。
道路までの通り道を、ひたすら除雪してから車を出すか?・・・いや、それでは時間がかかりすぎるし、何よりスコップ
一本でこの面積を除雪するのは骨が折れる。では、他にどうする?・・・・・しばらく考えた後に、はるなが出した結論。
ずばり、「力まかせに突破する」。(今考えるとアホ以外の何者でもないですな・・・)。
方針が決まれば、あとは即実行に移すのみ。おもむろにギアをローに入れ、力まかせに雪原を突っ切るはるな。
気分は完全に雪上ラッセル車である。
私の無茶な要求に文句も言わず(言いたかったろうが)、フルパワーで雪上を押し進む愛車。
すごい、すごいぞ。1500ccとは思えない馬力で雪を漕いでいく愛車。十数分の格闘の後、ついに何とか道路に達
する事に成功。やったね!!
しかし、無謀な行為には代償がつきものであるのがこの世の常。この時無理な負担がかかった車軸が損傷し、後に
修理代をがっぽり持っていかれる事になるのであった・・・・・・・・。
その2:自動車学校で路肩に落ちた事件
自動車学校といっても、別に通っていたわけじゃないよ(免許持ってるもん:笑)。
それは、某大手ショッピングセンターJ○SCOにお買い物に行った時のこと。この店では、休日の混雑時には隣接す
る自動車学校の教習コースを臨時駐車場として開放しているので、私は何も考えずコースの一画に駐車し、店内に
入った。そしてさんざん買い物をし、テナントにバイトで入っていた友人を冷やかし、良い気分で帰途につこうとした時
のこと。
コース内は、特別に駐車場用に整備されているわけでも線がひいてあるわけでもないただのコースなので、客は空
いているスペースに適当に車を突っ込んで停めるのだが、私が帰ろうとした時はちょうどピークだったらしく、コース内
は無秩序に停められた車で混乱状態にあった。更にこの日は前日から降り続いた雪のため、相当量の雪が積もって
いた。
さて、るんるん気分で「じゃあ帰ろうかね」と車を発車させた私だが、間もなく一台の車に行く手をはばまれる事となっ
た。どこのおばさんの仕業か知らないが、見事に道のど真ん中に停めてある車。「ちっ、どこに停めてるのよ。思いっ
きり邪魔よ。」と不快に思いつつも、車を回避すべく軽くハンドルをきった瞬間、事件は起こった。
いきなり車が雪原に沈み、動けなくなったのである。大きく右に傾いた車の中で、「一体何事!?」と、とっさに状況を
掴めず混乱するはるな。とりあえず車外に出て外から状況を検分しよう、と決め、ドアを開けようとするが、これがビク
ともしない。「?????」
先に結論を言えば、先の車を回避した際、右の車輪が路肩に落ちたのであった。しかし、事はそれほど単純でもなか
った。つまり、積雪のために同じ高さに見えた路面が、実は下図のような構造になっており、踏み固められた雪に左
のタイヤが乗り、ふんわり積もった路肩の雪に右のタイヤが埋まり、結果運転席側が窓の下まで雪にめり込むという
事態になってしまったのであった。
なんでやねん。さっきまでの楽しい気分はどこへやら、泣きたくなったね。これも友人を冷やかした罰か?
結局、その後他の買い物客のおじさんや、ガソリンスタンドの兄ちゃんに押してもらったり牽引してもらったりして激しい
格闘の後何とか脱出する事が出来たけど、えらい時間と体力と気力を消耗したよ。何より寒かったしね。
激しく落ち込んだ出来事だったけど、激しく感謝の気持ちを覚えた事件でもあったね。何も言わず、黙々と車を掘り出し
てアスファルト面まで押し上げてくれたおじさん達、今更ですがお礼を言わせてください。
ほんっとーに、心から感謝しています。ほんとにほんとにありがとうございました!!
麒麟山(99.12.3)
研究室のゼミ旅行で、麒麟山温泉に行ってきました。まあ、会社で言うところの慰安旅行みたいなもんね。今回訪れた
麒麟山温泉とは、新潟県と福島県の県境あたりにある小さな温泉町で、阿賀野川流域に面した河の雄大な流れと山の
深淵を一望できる水墨画のような景色に恵まれた所でした。
ちなみに、”きりん”の意味を辞書でひいてみると
@一日に千里走るといわれる名馬
A古代中国で聖人が天子の位にある時に現れると言われた想像上の神獣
Bひじょうにすぐれた人のたとえ
と書いてあったけど・・・何だってそんな神獣や名馬の名前がこの山に付いたんだろう?
かつてこの山に麒麟が住んでいたとか、麒麟に例えられるような立派な人がここで生まれたとか、名馬の産地だったとか
いう話があるのだろうか?。
そのへんの事を旅館の人に聞いてみたかったけれど、どうも我々は「うるさい学生集団客」として敬遠されていたようで
(実際、旅館の一画に隔離されていたような気がする:笑)、そのチャンスには恵まれませんでした。残念。
それはともかく、温泉はとってもいい感じでした。露天風呂に入っていたら、ちらちらと粉雪が降ってきて、まさに「目前には
水墨画の世界、ライトに反射してきらきら光を放つ雪、芯まで暖まるお風呂」と三拍子そろったムード満点のシチュエーショ
ンでした。
旅館そのものも、相当古い建物とみえて木の感触がとっても懐かしかったです。そうね、かつて学んだ小学校の木造校舎
の感じ?しかも、ふすまに回しネジをつけて「これ、カギね」というあたりが、新鮮だった(笑)。
そのかわりと言うか何というか、部屋が妙に寒かったのもまた事実です。隙間があいているのかどうかはわからなかった
けれど、部屋にあるストーブをがんがん焚いても、ストーブの周囲しか暖かくならないんだもん。部屋で布団にくるまって本
を読んでいたら、手が凍りそうだったよ(笑)。
しかも、旅館の人が敷いてくれた布団は、敷き布団一枚に薄い掛け布団一枚こっきり。・・・・・これでストーブ消して寝た
ら、本気で凍死するのでは?と疑ってしまったよ。うーん、津川地方の人は、皆こんな軽装で寝てるのかなあ。そしたら、
かなりの強者だよな、と思いつつ、全然強者ではない私は押入からもう一組の布団をひっぱり出してきて、掛け布団の
枚数を増やして寝ました。
それでも寒かった・・・・・・・。おかげで風邪ひいちゃいました。・・・・・・・っくしゅっ!!
てんぷらまんじゅう(99.12.4)
ゼミ旅行2日目は、隣県福島県会津地方に足をのばしました。国道459号線をひた走り、渓谷の紅葉や(もう12月なのに
なあ)野生のサルを車窓から見物しながらの旅。鄙の情緒たっぷりの旅路になりました。
そしてお昼頃には喜多方市へ入り、お約束の喜多方ラーメンを食べました。それから一路猪苗代湖の志田浜に向かい、
スワン(白鳥の形をした小型ボート。ペダルを足で漕ぐと進む)を囲んで記念撮影。同行した後輩M君はロッコツマニアの
ようにスワンで猪苗代湖横断をしたかったようでしたが、冬の間はスワンの営業はお休みでした(そりゃそうだよな)。営業
再開は来年の4月という事なので、それまで楽しみは持ち越しだね、M君。
その後、一行ははるな推薦の「てんぷらまんじゅう」を食べるために強清水に立ち寄りました。
てんぷらまんじゅう。それは、読んで字のごとし、まんじゅうをてんぷらにしたものです。何だそりゃ、と思う人もいるでしょう
が、意外や意外、うまいんだこれが!!
パリッとした衣とそこにしみ込んだ油が、味わいにコクを出し、中のまんじゅうにはふっくらとしてかつ温もり豊かなこしあん
がたっぷり。油とあんの取り合わせは、一見胃もたれしそうなしつこさに思えますが、何故かここの天ぷら饅頭はあっさり
していてついつい何個も食べてしまいます。
お持ち帰り用にも売ってくれますが、やはり揚げたてのアツアツが最もおいしいので、福島県の猪苗代地方に出かける
機会のある方は、是非強清水(河東インターから車で5〜10分?くらいの所です)に立ち寄って、清水屋のてんぷらまん
じゅうを食べてみてください。これからの寒い季節に、熱ーいお茶と一緒にいただくと、非常にGood!ですよ。
なお、注意事項としては会津地方各所で「あげまんじゅう」という名物を販売していますが、これは私が言う「てんぷらまん
じゅう」とは別物なので、間違わないようにお気をつけください。
雷帝降臨(99.12.21)
太平洋側に住んでいる皆さん、雷といえば、いつの季語だと思いますか?福島県出身の私は、ずっと「夏」だと思っていま
した。ムシムシする梅雨時、遠くから黒い雲とドロドロいう音が近づいてきたかと思うと光の龍が頭上に出現するとか、初夏
の晴天の空にムクムクと立ち上った積乱雲から、突如土砂降りの雨と光矢が降り注ぐとかいうのが、まあ一般的な「雷」の
イメージではないでしょうか?
しかし、そうした概念は、私がここ新潟に住み始めて間もなく、跡形もなく払拭される事となりました。
冬のある寒い夜。外では小雪がどかどか(打ち間違いではないよ)落ちてくる中、コタツでぬくぬくしながらミカンをかじりな
がらビールを流し込みながら、ぼんやりとPCでRPGゲームなぞをやっているとしましょう。こんな寒い日はさすがに皆家に閉
じこもっているようで、ただただ静かで平和な時間が流れています。そして、困難なダンジョンを攻略し、ようやくセーブポイン
トに達したはるながここまでの冒険をセーブしようとマウスに手をかけた瞬間。
目を焼くほどの、強烈な閃光が空間を支配し、同時にアパート全体を揺るがす轟音と振動が耳を痛めつけ、・・・・そして漆黒
に飲みこまれた闇の奥に、真っ白な灰と化し、ぼーぜんとたたずむはるなが一匹。
何の前触れもなくいきなり光っていきなり落っこちてくる雷。稲妻が光るのと轟音が同時に起こるってのが凶悪だ。防御の
しようがないじゃないか(泣)!!しかもその直後には、必ずでっかい氷の塊がゴンガラゲンゴンガンと降ってくるし。
・・・・・・・・・なーんだろなー、なんて迷惑な気候なんだ・・・・・・・・・。
大変なのはそれだけではありません。何故か、ここ大学の周辺は非常に雷が落ちやすい!ようで、一晩で落ちた雷を数え
たら、きっとどえらい数に昇るに違いないでしょう。先日も、大学およびその周辺部にやたらと雷が落ちたのですが、その
都度大学の電源が一瞬飛んで、パソコンが止まったり実験装置が止まったりして、皆手痛い損害を受けていました。更に
夜になって、一層サンダーストームが激しさを増し、「こいつはえらいこっちゃ」と思っていた矢先、目の前の大地にいきなり
白銀の光柱が立ち上り、過去に聞いたこともないような轟音が耳をつんざいたかと思うと、間髪を入れずに学部中の非常
ベルがフル稼働でけたたましく鳴り響いたという・・・・・。
・・・人間生きていると色んな出来事に遭遇するものだね。雷の直撃を至近距離で見る事ができるとは。ああ幸せ。
・・・・・・えらい所に住んでるんだな、私・・・・・・・・・・・(怖っ)。
それにしても感じるのは、夏の雷に較べて冬の雷の方がはるかに激しいのでは?という事です。何というか、放出される
エネルギーの質と量が、圧倒的に違うと思うのですよ。まあ、夏の雷は雨を連れてくるのに対して冬の雷は雹を連れてくる
ので、よけいに破壊力が大きく見えるという事はあるかもしれませんが。何にしても、天空できらめく稲妻を見慣れていた
私にとって、新潟で体験してきた、地表から生える稲妻(笑)、地表を網の目のように走っていく稲妻というのは、全くもって
新鮮かつ不気味な現象であると言わざるをえないですね。